ラーメン・クラブ
Привет!
朝家から出るときに道路脇の花壇から湯気が立ちのぼり、地面がボコボコと動いていました。ついに温泉が湧き出てきた…のなら万々歳なのですが、おそらくお湯管の故障のようです。でも家のお湯は止まっていませんでした。不思議。
今回の話は少し前に戻って、カムチャッカへ行く前の話。まだ弟も来ていません。サーカスを観に行った帰りに、旦那と二人でラーメンを食べに行きました。メトロのルビャンカ(Лубянка)駅にあるラーメン・クラブというお店です。
このお店はモスクワに来たばかりの頃、同じ時期に来た方達の間で「ラーメンが食べられるお店がある!」と少し話題になっていたところです。私と旦那はモスクワでは別のところでラーメンを出している日本人の経営するレストランを発見してしまったので行きそびれていました。美味しくはないけれど、背に腹は変えられない、そんな評判です。
お店は少し奥まったところにあり、私たちが入ろうとすると外で休憩していた店員さんが一緒に店内に入って来て、そのままレジに立ちました。自由やな。 店内はあまり広くない印象でした。奥では映画「ナウシカ」が流れています(音声はありませんでした多分)。レジでひとまず注文とお会計を済ませてしまおうとメニューを見て、味噌ラーメンと担々麺、そして餃子を頼みました。この3つで800pくらい。そして飲み物としてジュースを頼もうとすると、そっちで買ってください、とレジ脇の自動販売機(ダイドー)を指さされました。そうくるか。
カウンター席に座って待っていると、ラーメンだけやって来ました。見ただけで麺の太さが分かります。ラーメンというには太すぎませんか。スープは美味しかったのですが、麺も合わせると長崎ちゃんぽんを思い出しました。確かに不味くはないのですが、もっと美味しいラーメンをロシアで食べられることを知ってしまった私たちにとっては、少し物足りませんでした。
ラーメンを食べ終わってから気がつきました、あれ、餃子は?一瞬店員さんが忘れているのかと思って声をかけようとしたところで、餃子が出て来ました。ちゃんと同じお皿にしょうゆさしが付いていて食べやすかったです。味も大丈夫でした。
帰る頃にはロシア人で混み合っており、人気はあるのだと少し驚きました。私はもういいかな。学校の近くに「トウキョウ ラーメン」と書かれた怪しげなお店ができたので今度行ってみようと思います。カムチャッカラーメンのようなお店がモスクワにも来ないかなあと日々願っています。
Пока!