モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

二クーリンサーカス

Привет!

暑いですね。この間大家さんが家賃を取りにきてくれた時に「この部屋クーラーないのね!つけてあげられるかもう一人の大家と相談してみるわ!」と言ってくれたのですが、もう遅いです。今年はもう夏が終わるし、来年の夏には引っ越しているかもしれないので、クーラーをつけるために部屋に業者さんが何日も来るかと思うと、少々我慢できます。

語学学校の私のクラスに先週までチェコ人の女の子が来ていました(かなりできる子だったので今週は上のクラスへ上がっていました)。一緒に勉強を始めた1日目、彼女は「2週間しかないモスクワ滞在で行きたいところリスト」を私に見せてくれたのですが、あまりにも多くて一緒にルートを考えたりしました。その中で「サーカスへ行かない?もしかしたらもう行っているかもしれないけれど、二クーリンサーカスの方へ。ボリショイサーカスより面白いって聞いたの」と誘ってくれたのです。私自身去年9月にボリショイサーカスへ行ってから、あまりにも周りに「なんであえてそっちへ行ったの!」と言われ続けていたのでもう1つの二クーリンサーカスへ行ってみたかったので、快く承諾。旦那も誘って3人で行ってきました。

メトロのЦветной бульвар (ツヴェットノイ・ブリバル)駅から歩いて2分ほどというアクセスの良さも嬉しいこの二クーリンサーカスは1880年に創立したロシアでも最も古いサーカスの1つです。だからサーカスと言うと「古い方?大きい方?(ボリショイは大きいという意味)」と聞かれることがあります。 外見はこんな感じ。土曜日の昼公演ということもあり、子供達で溢れかえっています。あ、もう夏休みだから毎日こんな感じかもしれません。

このドアの前には、創立者であるユーリ・二クーリンの銅像が立っており、記念撮影をする人の列ができています。銅像といっても下の写真のような感じで、親しみやすさが溢れていました。さすがサーカスの設立者です。

友人とは座席で待ち合わせだったので、チケット確認を済ませると開演前で賑やかなロビーを旦那と二人で見て回りました。入ってすぐにワラビーと猿が写真撮影のブースで子供達とポーズをとっていて面食らいました。初めは機械仕掛けの人形かと思いましたが、本物です。その後も犬や、白い部分が多いパンダ、馬など様々な動物が子供達と記念撮影をしていました。 トラまでいるやん。

なんとか席を見つけ、友達とも合流し、ショーが始まるのを今か今かと待ちました。1週間前に買いに行ったのですが、一番安いチケットは全部もう売り切れてしまっていて、1000p(2000円)のお席に。こういうのは上を見るとキリがありませんが、1000pでもちゃんと見えて良かったです。 休憩時間にわざわざ正面に行って撮った写真。サーカスでも生バンド演奏で、ピエロがこのバンドとコントをするシーンなどもあり音楽も楽しめます。

さあ、会場が暗くなって、いよいよショーの始まりです。上演中は撮影禁止でした(撮っている人は怒られていました)。初めは空中ブランコ、それからは猿の可愛い芸、巨大なエッフェル塔の上で人間の身体能力の限界に挑戦するショー、板のような細いトランポリンを使ったパフォーマンス、そしてアシカのショーと続きました。舞台上にシートが引かれて、アシカが登場した時には「ここは水族館か」と突っ込みましたが、魚というご褒美をあげながらお兄さんもアシカも頑張っていたので見ていてほっこりしました。 これはパンフレットです。ここに全部のパフォーマンスが載っていました。右下にいる黄色い服のおじさんが、それぞれのパフォーマンスの間、場面転換の際にピエロとしてコントを披露してくれます。一度などはコントの相手が熊で、ヒヤヒヤしました。

そして20分の休憩時間。 ロビーには二クーリンさんとこのサーカスの歴史を紹介するパネルもありました。20分ではとても読み切れる量ではなかったので諦めましたが このように小物や衣装なども展示されていて、見ていて楽しかったです。昔パフォーマンスに使ったピロシキなどもありました(さすがに作り物でした)。

席からロビーに出ようとした瞬間に、旦那に突然「日本語が書いてある!」と言われました。いやいや、そんなまさか…とそちらをいてみると ほんまや!

私たちが騒いでいるのでこのドアの前で警備をしていたおじさんはかなり訝しそうな顔をしていました。休憩時間も終わる頃、やはり我慢できなくなって「写真を撮ってもいいですか?」とお願いしてみます。まだ訝しそうなおじさんに許可をもらって撮影し終わると(先ほどの写真)、急に彼に「これ何なん?」と聞かれました。「いや、これ日本語で…私たち日本人なのでびっくりして」というと「これ日本語なん!みんな中国語やと思ってた!おい、これ中国語じゃなくて日本語らしいで!」と最後には近くで働いていた別の従業員に話しかけていました。突然話しかけられたその女性は「え、日本語!?あなたたちは…ああ、日本から来たの!それなら本当ね。ここの人全員、これを中国語だと思ってたわ。これどういう意味??ああ、意味はそんなに変わらないわね」…なんだか大ごとになって来ました。「それにしてもなぜ日本語?ここに来るアジア人は99パーセント中国人なのに。誰も分からないじゃない、ね?」一緒にいた友達も「もうここまで来たらチェコ語でも書いておいてくださいよ」と乗ってきました。思わぬところで日露交流(?)を感じることができて嬉しかったです。

休憩の後は30分ほどのマジックショー。よくテレビで見るようなベタなものばかりでしたが、アシスタントの女性が美女でセクシーな衣装だったので、それだけで見ていて幸せでした。そして脱出ショー(鎖で板に括りつけられた男性を、水槽の中に入れてしまうもの)では私の両脇に座っていた旦那と友達が「もう見てられない…息ができない」と同じ反応をしていたのが面白かったです。そんなこんなで幕を閉じた三時間のショー。年齢制限もないし、家族みんなで楽しめる良質なサーカスでした。

さて、(日本に比べればなんてことない)モスクワの暑さに耐えきれず、今から北のほうへ避暑へ行ってまいります。5日ほどブログをお休みする予定です。みなさまいい夏を!

Пока!

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