馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

音楽祭「スパスカヤ塔2017」

Привет!

寒いです。現在11度。雨が降っているので余計に寒いです。さて、昨日スパスカヤ塔の音楽祭に行って来ました!去年に引き続き、です(去年の記事はこちら)。去年一人で観に行った私はいたく感動し気に入ったのに誰とも共有できなかったので、旦那と、ちょうど日本から来ている弟だけでは飽き足らず友人夫婦まで誘って大所帯で行ってきました。

はじめにベストショットを。 1枚目にクライマックスの写真を載せてしまってごめんなさい。でもこんなに綺麗な花火とモスクワの象徴とも言えるワシリー寺院が見れます。

去年はチケットが安いもので800pくらいだった気がするのですが、今回は一番端の席で1700pから!ほとんど倍です。期待に胸を膨らませて、20:00からのショーに間に合うよう、そして去年の経験を活かして前座となる馬のショーを見るべく、19:00ごろに赤の広場入りしました。この期間、15:00ごろから18:00まで赤の広場は封鎖され、それ以降はこのショーのチケットを持っている人しか入れなくなります。

人で溢れていたので、横から馬のショーを見ることにしました。…明らかに去年よりクオリティーが上がっています! 明らかに裏側から撮った写真ですね。真ん中のお兄さんに注目です。なんと、馬の上に立って操っています。その後も馬の上で逆立ちしたり、回転したり、アクロバティックを披露してくれました。テンションは上がる一方です。 最後には 馬の上で組体操!一番上のお兄さんがしんどそうでしたが、それでもかなりのスピードで場内を一周していました。

寒くなることを見越して(10度前後でした)コーヒーを片手に、音楽祭のステージへ移動します。去年と反対側の席だったのでスパスカヤ塔とワシリー聖堂が見えるいい席でした!今から行くという方には、セクター7、8、9をお勧めします。

今回の出場国は、ロシア→EU→ベラルーシ→インド→アルメニア→オーストリア→エジプト→スイス→トルコ→ウズベキスタン→イタリア→謎の歌手→カザフスタン→中国→ロシア(大学生)という流れでした。つらつらと全てを書いても仕方がないので、勝手に各部門で賞を作りたいと思います。

☆パフォーマンス賞
スイス
ダントツでした。他の国と違い、ダンサーや歌手、銃剣隊などを入れずにドラムとバンドだけなのに観客を沸かしていました。それもそのはず、登場してすぐに大太鼓から花火が出るわ、途中で旗持ちと小太鼓が旗とばちで戦い始めるわ、何をすれば観客が喜ぶかをわかっていたように思います。 戦い始めた人たち。

☆衣装賞
エジプト。前回来ていなかったので楽しみにしていたのですが、出てきた瞬間目を疑いました。 見えるでしょうか。なんとファラオの仮装をしていたのです。他の国は軍服なのですが、エジプトはまさかファラオで戦いに赴くのでしょうか。衣装以外にも民族楽器を取り入れた演奏で、観客から大声援を浴びていました。

☆大人気で賞
カチューシャ
びっくりするくらいどの国もこの曲を演奏します。ロシアでやっているのだから当たり前なのですが、皆が皆判で押したようにメドレーの中にカチューシャを入れてくるので笑ってしまいました。観客の方も初めこそ「おおー!」となっていましたが、途中から「あ、来た」くらいのテンションになっていたような気がします。反対にロシア以外の曲で盛り上がったのはオーストリアのラデツキー行進曲でした。

相変わらずワシリー寺院は素敵にライトアップされ、スパスカヤ塔とのコラボで楽しませてくれます。 壮大な音楽と世界各国の軍隊や文化を見られて、3時間近くという長丁場でも全く飽きることがありませんでした。

今年は8/26から9/3までやっているそうなので、機会があれば是非!!

Пока!

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