馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

眠れる森の美女

Привет!

空も晴れているし、日光が嬉しいなあと思いながら歩いていて気がつきました。かなり暖かいのではないか。冬物のコートを着ていたら暑いとさえ感じるくらい。習慣になっている気温チェックをすると、なんと9度!春です!春が来ました!!あとは膨らんでいる蕾から新芽が出れば完璧です。

閑話休題。時間が経ち過ぎてしまったのですが、3月18日にバレエへ行って参りました。場所は因縁の「クレムリン大会宮殿」です(詳しくはこちらをどうぞ)。

モスクワに来てからバレエに行ったことがないというお友達と「チャイコフスキーのバレエが見たいね」という話になり、ネットで調べてもよく分からず、街中にある電話ボックスのようなチケットオフィスを訪ねました。チャイコフスキーのバレエならなんでもいいのでチケットありますか、と開口一番言った私に苦笑しつつも、それならこれはどう?と提示してくれたのは「眠れる森の美女」でした。これで「白鳥の湖」「くるみ割り人形」に続いてチャイコフスキー三部作、制覇です。 入り口で買ったパンフレット。この間見た映画「ブラックスワン」かと一瞬思いました。紙一枚が三つ折りにされているだけなのに200p(400円)でしたが、英語であらすじが書いてあったのでそれだけで及第点でしょう。

そう思い、予習を兼ねて読み進めていると、二幕の説明の最後が “Then, suddenly(そして、突然)"で唐突に終わっていました。突然なにがあったの!?こんなに興味をもたせてくれるあらすじは初めてです。次の行には何もなかったかのように三幕のあらすじが載っているし、二幕の最後どうなるの…。半ば身を乗り出して二幕を見守りましたが、休憩なしで三幕に入ったようで二幕の終わりが分かりませんでした。あのパンフレットの続きは「突然、第三幕が始まる」だったのでしょうか。 いつもの休み時間の飲食コーナー。ワインやシャンパンもありました。

バレエ自体は、チャイコフスキーの中で一番好きでした。カラフルで可愛い衣装、女々しくない王子、かっこいい魔女…クレムリン大会宮殿はとても大きい劇場だからか、舞台セットもしっかりしていました。チケットセンターのおばちゃんオススメの二階席の真ん中(そこで800p:1600円でした)でしたが、満足のいく舞台でした。

カーテンコールではみんな立ち上がって写真を撮っていたので、私も挑戦してみます。

次はジゼルが見たいなあ。 Пока!

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