馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

おうちごはん14-ブリヌィ

Привет!

今週はマスレーニッツァ週間(この記事を参照)ということで、昨日Jさんがブリヌィを焼いて持って来てくれました。 フランス生まれでカナダで仕事をしていたからか「ブリヌィというよりカナダ風パンケーキかな」と言いながら。違うクラスの先生までやって来て「中に巻くイクラやサーモンは?」などと厚かましいことを注文していました。渋々Jさんは自分用のチョコレートを横に並べていました。ありがとう。めちゃくちゃ美味しかったです。

前々から自分でも作って食べたかったので、レシピを調べつつ、細かいところを昨日先生に聞いてきました。先生は「一昨日初めて作ったんだけど、形作るのがめっちゃ難しかった!普段から料理しないからかもしれないけど」と言っていたので、せっかくならとブリヌィ用のフライパンとフライ返しも購入。 このフライパン、大型スーパーАшан(アシャン)で150pでした。約300円。縁がほぼなく、ひっくり返しやすくなっています。別の料理でも使えそう。フライ返しは100pするかしないかくらいでした。ちなみに普通のフライパンとフライ返しでももちろん作れます。私が不器用なだけです。

用意するのは、小麦粉250g、卵1個、牛乳500cc、砂糖5g、塩小さじ1/2(適当)、サラダ油少々。そして中に巻く用の具です。我が家ではハチミツやサーモン、スメタナ(サワークリーム)、バレニエと呼ばれる水分が少なめのジャムを用意しました(サーモン以外は常備していたもの)。これで手のひらくらいの大きさのものが13枚ほどできました。

①ボールに卵をとき、砂糖、卵、牛乳の半分を加えて混ぜます。

②小麦粉を入れて粉っぽさが消えるまで混ぜます。

③残りの牛乳を投入し、ダマにならないようによく混ぜます。最後にサラダ油も垂らして、分離しないように混ぜ込んでしまいます。

④フライパンにサラダ油を熱し、さっき作った生地を薄くのばします。丸くなればいいです。

⑤端の方まで焼けてきたらひっくり返します。

⑥1分くらい裏面も焼いたらお皿に出して、どんどん焼いていきます。

ちなみに1回目はフライパンがまだ温まっていなかったからか失敗します(私だけかもしれませんが)。写真の手前が1枚目、奥が2枚目です。1枚目は旦那が起きてくる前に味見という名の証拠隠滅をしました。

先生によると、牛乳の代わりのヨーグルトやケフィール(ロシアのどこでも手に入る、ヨーグルトをもっと酸っぱくしたような乳製品)を使ってもいいし、イースト菌を入れて発酵させてふわふわにしてもいいし、各自したいようにすればいいそうです。自由。また、ブリヌイの形は前回書いたように「太陽」と「季節がぐるっと巡ること」の二つを象徴しているのだとか。

そして全部焼き終えて、綺麗に並べたものがこちら! おしゃれな食卓が出来上がります。手軽に作れるので、よければ是非!私も朝ごはんにたくさん作ろう。そして13枚も2人で食べきれるわけがなかったので、お弁当になりました。3人くらいで食べるのがちょうど良さそうです。

Пока!

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