馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

おうちごはん13

Привет!

朝起きたら外真っ白!!大粒の雪が降っているし、裸になった木々の枝にもちゃんと積もっているので、雪国にいるようです。トンネルを抜けた先のような。 iPhoneによると、今は-9度でそこまで寒くないようなのですが…暖かい部屋の中から外を見ている限りは寒そうです。

年末には最高気温で-28度まで下がると聞いて、今から寒いなんて言っていられない!と、昨日-13度(体感気温-19度)の中、雪もそこまで降っていなかったので、帽子をかぶらずに外を歩いていました。私自身はあまり不都合を感じていなかったのですが、前から来たおじさんにすごい剣幕で何か言われました。びっくりして「なんでしょう?」と聞くと「なんで帽子かぶってへんねん!!こんな寒い中、何もかぶらずに歩いていたら危ないで」と怒られてしまいました。謝罪とお礼を言って解放してもらいましたが、どちらかというとおじさんのコーヒーを持っている手の方が寒そう…。そこからすれ違う人を見ては「あの人帽子被ってない!あ、あの人も!」などと思っていた心が狭い人は私です。

そんなこんなで寒くなってくると家に居ることが増え、お家ごはんの記事が充実しそうですが、お店に行くのも億劫なのであまりレパートリーが増えません。この際なのでケーキやパンにも挑戦してみようかしら。とりあえず今日は、ロシアのスープ、ウハーをご紹介します。 何を隠そう、アンチョビを探して三千里旅していた際、あまりにも見つけられなかったので、手近にあったセール品の鮭を買って帰った日に作ったものです。 フィンランドやロシアなどの寒い地方はスープのレパートリーが豊富ですね。このウハーは家庭によって入れるものも味も違うそうですが「魚のスープ」ということだけブレなければ大丈夫なようです。簡単に作ってみました。

①鮭を食べやすい大きさに切って、バター20gで炒める(お鍋を使うとそのままスープが作れますよ)。

②くし形に切った玉ねぎを加え、しんなりしたら、5mm角くらいに細長く切ったジャガイモも入れてさっと炒める。

③水800mlほどを入れ、ローリエと(フランス人にダメ出しされた)ブイヨンを加えたら、煮込む。

④塩胡椒で味を整えたら完成!いただきます!

二人分にしては量が多いので、次の日も飲めます。簡単なのに長持ちする、ありがたい料理です。

それでは、今日の記事は雪国らしさ溢れる写真で締めたいと思います。 モルドバレストランに行く前に、子供の王国ジェツキーミールの外で見かけたトナカイ。 一瞬ヤギかと思いました。というかあんまりトナカイっぽくない気がします。まさか角を貼り付けているわけでは…!?可能性がなきにしもあらずなのがこの国らしいです。

Пока!

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