馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

健康について

Привет!

−2、3度という温度なのに雪が少しでも降らないと、道に積もっている雪が溶けてしまいます。溶けると道が泥だらけになって歩きにくい上に、あまり美しくないので、降り続けてくれないかなあ…。雪が降っているときは、好きな音楽を脳内で流しながら歩き、一人PVごっこをするのがマイブームです。back number の「ヒロイン」などはぴったり!日本語だと周りにバレないだろうと私が歌っていると「でも寒いねって嬉しそうなのも」という歌詞のところで旦那に「嬉しくはないやろ」とつっこまれてしまいましたが。日本も寒くなって来たそうですが、みなさま体調は大丈夫でしょうか?

今日は語学学校で、病気になった時の表現や身体の部位の名称を習いました。いつも学校があるベラルースカヤの駅の前に こんな救急車が止まって、そこから長い列が伸びています。献血かな?と気になっていたのですが、その正体が今日わかりました。なんと無料のインフルエンザの予防接種をしているそうです。私のような外国人や、ホームレスの人も並べば受けられるそうです。ただ先生は「メトロの駅前で予防接種するなんて、衛生上いいのかわからないから私は受けない」と言っていました。個人的には、モスクワのインフルエンザは強いそうなので病院で受けた方がいいのかな、と思います。かく言う私も人生で初めてインフルエンザの予防接種をしました(メトロの前ではありませんが)。

余談ですが、モスクワにはホームレスの人がメトロの前や道でお金を恵んでもらえるよう膝をついて手を差し出しているところをよくみます(年配の方や、身体が不自由な人も多いです)。先生に「あの人たちは寒くないの?」ときいたら「冬は悪夢のようだと思う。だからマンホールを開けて地下に住んでいるのよ。モスクワでホームレスをするより、もっと南の国でした方がいいと思うわ。」と言われました。それから「モスクワ郊外の街で、ある人がインターネットで流している番組のために、ある実験をしたの。ホームレスの人に『家を用意するから、そこにすみませんか。ただし条件が二つあります。一つ目は働くこと。二つ目は、アルコールを断つこと』と声をかけたら、ほとんどの人が断る。受け入れた人も1週間後には逃げ出すのよ。アルコールが飲めない生活に耐えきれずに」という話を聞きました。生活保護のためにお金を渡してもパンを買わずにアルコールを買ってしまうのだそうです。

閑話休題。 モスクワでは、日本のコンビニと同じくらい花屋さんとаптекаと呼ばれる薬局を見かけます。駅から学校に行く7分ほどの間で4軒あるくらいです。個人でやっているところも多いのですが、 36.6というチェーンの薬局があります。なぜ36.6なのか、ずっと疑問だったのですが、平熱の時の体温を表しているのだそうです。ちなみにロシアでは37度を超えると「熱があるから」と言って家から出ないそうです。お仕事も休むのだとか。これを聞いてフランス人Jさんが「ありえない!フランスでは38度ないと休まないよ!」と言っていました。日本もそうですよね。

語学学校に通い始めた時、"кто это?" "это я"(「これは誰ですか?」「これは私です」)というよくわからない会話をした話をご紹介しましたが、久しぶりに聞かれました!この絵を見ながら。 全然知らない人なので「これは誰ですか?」と聞かれても「…人間です」としか答えられませんでした。先生としてもそれで良かったようです。満足げに頷かれました。 覚える単語が増えましたが、頑張ります!

Пока!

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