馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

アジアスーパー

Привет!

最近30度近くまで気温が上がる日々が続いています。暑くて扇風機かクーラーの導入を悩みますが、窓を開けておけば涼しいし(網戸をつけて虫の侵入を防ぐことができれば完璧)、木曜日から雨で最高気温18度の日々に戻るそうです。風邪引くわ。

かなり前の話になりますが、インドフェスに行った時、会場のFLACONへ行く途中にこんなお店を発見しました。 おお、「スーパーマーケット アジア」と書いてあります。日本食材を含め、色々売っているかもしれない…と、帰りに寄ってみることにしました。

入り口にフォーのお店があるおかげで入った瞬間はベトナムに来たような感覚です。お店自体は大きくはありませんでしたが、日本食材だけではなく中華料理も韓国料理もなんでも作れそうでした。 豆腐などは少し高めかな…? でもほら、ここだけ見ると日本みたいですよね。

ちょうど日本から持って来てもらったトンカツソースを切らしていたので、探してみたのですが…まあまあ高い上になんかとろみが足りません。旦那も私も関西出身だからか、お好み焼きソースとトンカツソース、ウスターソースなどを無意識に区別しており、なんか違う…となって買えませんでした。そこで、なかなか手に入れられない味醂を!と思って見てみると ちょっとこの容器を見て健康診断を思い出したので、手が出ませんでした。お値段は1リットルで600円ほどなので、そんなものでしょう。それにしても使いにくそうな容器です。

ところが!使いやすそうな容器に入った味醂を発見したのです。カムチャッカで(まだカムチャッカの話するんかい、というのは自分でも思っています)。かの地のスーパーには日本語が本当に溢れているのです。洗剤やオムツなどはモスクワでも日本から輸入したまま売っているのを見かけますが、まさかスーパーの棚に普通に「減塩醤油」が売られているとは思いもしませんでした。 これが「和食コーナー」のように特別感を出してあるわけではなく、普通の調味料のコーナーにしれっと並んでいるのです。どうなっているんだこの街は。お値段も少し高いくらいです。

そんな中、夫婦で狂喜乱舞したのはこちら。 味醂ととろみのあるトンカツソース!容器もすごく使いやすそうです。最終日、欲張らずに一本ずつ買い、リュックに入れて空港へ行きました。

察しのいい方々ならもうわかったかと思いますが、まあ保安検査場で止められますよね。怖い顔をしたお姉さんに「そのカバンに入っているボトルを出して」と言われました。一応英語でも。なんと説明しようか迷っているうちに、お兄さんまでやって来て、出してください、ほら、とまた言われました。意を決して「あの、これさっき買ったもので…ほら開いていないでしょう?これ日本食に使うもので、モスクワではなかなか売ってなくて、つまり、その、私たちに必要なんです…!」 必死です。

お兄さんも苦笑いして「今回だけはもういいよ。次はないで」と見逃してくれました。次からは機内持ち込みにはしません。この時旦那は人生初賄賂を要求されることになるのかとヒヤヒヤしていたそうです。

モスクワのスーパーでも味醂と料理酒を売り始めないかなあ。

Пока!

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