馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

モスクワの日!(本当)

Привет!

前回記事の最後に書いた「お詫びと訂正」に伴い、先週の記事の題名を変えました。申し訳ありませんでした。 こんな勘違いが起きたのも、学校に置いてあったモスクワ情報フリーペーパーにこうあったのです。"The first Saturday of September (September 3) is when Moscow celeblates its City Day..."(9月の第一土曜日<9/3>はモスクワの日を祝う日です…)。それを受けて先生に聞いたら、「そうよ、いろんな公園でコンサートやってるよ」と言われました。実は先週の記事には書きませんでしたが、幾つかの公園では工事までしていて、どこがやねん!と突っ込みながらお散歩をしていました。

そして今週の金曜日、別のフリーペーパーが学校に置いてあったので読んでいたら"Roadwork winds down, a railway opens, and all in time for Moscow's 869th birthday celebration."(道路工事は終わりに近づき、鉄道ができて、すべてがモスクワの869回目の誕生日に間に合いました)という見出しを見つけました。いや、先週やろ?間に合ってへんやん!(そもそも、そんな大事な日に間に合わないという可能性が高かったことに驚きです)と思いながら読み進めると、September 10thの文字。もう騙されへんぞ、と思いつつ、ここにはイベント情報が載っていたので行ってみることに。

土曜日の朝、お隣さんにたまたま一人でいる時に「今日は素晴らしい日ね!天気もいいし!」みたいなことを話しかけられたので「あの、今日ってモスクワの…?」と尋ねると「今日がモスクワの日よ!!」と言われました。 やっぱり今日か。

先週まで新学期特集をやっていた、トベルスカヤ通りから赤の広場にかけての出店は「モスクワの映画」特集に変わっていました。またトベルスカヤ通り全体が歩行者天国になり、様々な出し物、イベント、カフェ、ジオラマ、展示などが所狭しと連なり、集まった人々でごった返していました。

セキュリティチェックを受け(劇場やお店など色んなところでやっています)、通りに入ると地図とメガネを渡されます! 紙でできたメガネをかけるともうお祭り気分です。みんな浮かれます。

すべて何かのロシア映画にちなんだものなのですが、知っている映画がほとんどなくても楽しめました。カフェでは映画に出てくる料理を出していたようで、粋なことしますね! モスクワの建設者とも言われるユーリー・ドルゴルキー(http://mickymm.hatenablog.com/entry/2016/09/03/222505 の記事参照)の像がある公園では映画「戦争と平和」を元にしたジオラマがありました。 一緒に写真撮影なども快く引き受けてくれます。みんな優しい…!

時代を感じます。これは皆さんモデルですが、衣装を貸してくれるところやメイクをしてくれるところもあって、モデルさんだと思って撮影をお願いすると一般人だったということが結構あります。ロシア人綺麗だしかっこいいな!!

(この間イタリア人に間違えられましたが)どこからどう見ても純アジア系の私は着てみようとも思いませんでした。 異世界から来たのかな…?SFの映画がテーマのところにいました。

なんだか人だかりがあるところに近づいてみます。 横にいたお姉さんに聞くと「彼らはシークレットエージェンシーを探しているのよ!!」とのこと。お!!ロシアっぽい!と、ロシア語もわからないのに突撃してみます。名前を聞かれて、 こんなのをくれました。(名前のところは隠してありますが、キリル文字です) 青いインクが落ちましたが、雰囲気が出たので気に入ってます。 МУРが何かわからなかったので調べてみたら、テレビ映画で「革命後のロシア犯罪捜査組織МУР」というのがあるようです。

そんなことをしているうちにはぐれてしまった旦那を探すために、小走りで先へ急いでいると、後ろからさっきのМУРの人に呼び止められました。何かしたっけ!?と大混乱になりながらもその人についていくしかありません。

連れてこられた先には、ナイフ(偽物ですが)を持った男の人。 じゃあ今戦っている男の子の次にリングに上がってね!と言われ、気がついたら戦って倒していました(優しいお兄さんが上手くやられたふりをしてくれました。本当にありがとうございました。) 幸運にも、その観客の中に携帯を構えてビデオを撮っている旦那を見つけたので合流でき、いろいろと一件落着。

こんな感じでとっても楽しかったです!来年は何かなあ(気が早い) 他の場所でも「本の虫」というロシア作家とモスクワに関するクイズや、サーカスに参加できるイベント、子供用の巨大な公園などもしていて体が1つでは足りません。そしてロシア人ってこんなにいたの!?というくらいの人出でした。

毎週何かイベントをやっているモスクワ、楽しいですよー! Пока!

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