馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

「美女と野獣」

Привет!

今日は最高気温1度、最低気温-8度の予報ですが、日曜日はうって変わって最高気温11度らしいです。冗談じゃなく気温差で風邪をひきそう…。街中や駅でウロウロしている警官たちも、ブーツにもこもこ帽子(ロシアっぽいあれです)だったり、キャップ帽に変えている人がいたり、少し薄着になっている人がいたり、混乱が見られます。この時期一番迷うよね。

誕生日の次の日、映画「美女と野獣」を見て来ました。 Twitterで映画関係のニュースを流すアカウントをフォローしているのですが、そこで突然「ロシア」という字を見たときは驚きました。なんとロシアでは「美女と野獣」がPG-16認定されたというニュースです。なんでも同性愛のシーンが含まれるため、ということでした。マレーシアでは一時期公開中止かとも言われましたが、結局PG-13で公開するようです。ロシアより年齢設定低いやん。

そんな物議を醸した映画ですが、こちらではかなり人気です。初週は1位だったと風の噂で聞きました。私たちも時間はネットで調べておいて、20分ほど前に劇場に着くと、もう一列目しか空いていませんでした(全部で8列しかないのですが)。スクリーンからはまあまあ離れていたので、そんなに辛くありません。チケットを購入した時には一列目は私たちのみでしたが、劇場が暗くなってから横に座ったのは、明らかに10歳未満の子。…いいのか。いいのか?

映画自体は、とてもディズニーらしかったです。もともとガストン(敵役)はあまり好きではなかったのですが、今回演じた役者さんが好きな人だったので目が幸せした。舞台美術も美しく、2時間少しありますが退屈せず楽しめます。

歌も含めてロシア語吹き替えでしたが、ようやく慣れてきてわかる単語が増えて来ました。"Be our guest"や"Beauty and the beast"などの有名な歌はロシア語でどうなるのかとドキドキしていましたが、全く違和感はありませんでした。英語であればサビが♪beauty and the beast〜♪となるところは「^#%{‘*< ベルー♪」と歌っていました。

物語の世界に入りこんで見ていた時です。そろそろ幕引きかな、というところで舞踏会のシーンがありました。その途端、横にいた小さい女の子たちがスクリーンの前で踊り始めました。 ちょうど一列目だったので、スクリーンまでの場所がステージのようになっていたのです。あまりにも可愛らしかったので、かなり気が散りつつ、鑑賞を終えました。

相変わらずエンドロールが始まった瞬間に明るくなる劇場内。キャスト紹介がおしゃれだったので、今にも消えそうなスクリーンを必死で見つめていましたが、2分もしないうちに私たち以外全員帰ってしまいました。諦めて私たちも帰ります。

外にはこんな看板がありました。 昔見ていた戦隊モノにそっくりです。題名は「パワーレンジャーズ」。

次は何を見に行こうかなあ。 Пока!

にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
にほんブログ村