馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

おうちごはん⑦(パーティー編)

Привет!

友人や家族からの暖かい言葉で携帯電話ショックから早くも立ち直りました!ありがとうございます。でもこれからは気を引き締めて参りたいと思います。

昨日は我が家に9人(私たち含め)が集い、楽しい夜になりました。実は家にお客様が来てくださるのは初めてで、そもそもリビングで9人全員がちゃんと座れるのか…?という致命的な問題が発生したりしつつも、なんとかなって良かったです。窮屈な思いをされた方、ごめんなさい。

お迎えする二人とも浮き足立って、朝から超大型スーパーАшан買い出しに行ったり(かなり買ったと思いましたが安くすみました)、気合いを入れて3時間前から料理を仕込んだり、準備も楽しかったです。

皆さんに飲み物とおつまみ、お菓子は持って来てもらえたので、今日は作ったものを紹介します(みんなで話していたら楽しくていくつか写真を撮り忘れました…)

まずはミニピザ。 おなじみペリメニの皮(餃子の皮の代わり)にケチャップを塗って、水にさらした薄切り玉ねぎを乗せ、ピザ用チーズをまぶし、オーブンで焼くだけ。皮の色が変わったら出来上がりです。

そして、オリヴィエサラダ。 端的に言えばポテトサラダです。 人参とジャガイモをさいの目に切って茹で、玉ねぎ、グリーンピースと茹でた胸肉(ハムでも可)、ゆで卵のみじん切りにしたものと一緒に砂糖、酢、塩、胡椒、マヨネーズで和えたら完成です。 書くと簡単ですが、なかなか時間がかかりました(茹でるので)。昔モンゴルに留学していた方から、あちらでは都会サラダというのだと教えてもらいました。モンゴルとはお隣さんなので、モンゴルから見たロシアは都会だったのでしょうか。

そして、おなじみボルシチとシェファーズパイ。 ボルシチに関してはモスクワに来てから3回作りましたが、今回が一番うまくできました。またレシピは載せますね。 シェファーズパイについては写真等省略します。初めて豚ミンチで作りましたが(確認していなかった)、失敗知らずです。

これも写真がないのですが、困った時にうちでよく出る料理「鶏胸肉のチーズカレー焼き」も出しました。 胸肉を開いて、ピザ用チーズを挟んで閉じ、両面に塩コショウを摺りこんだ上に カレー粉をふりかけ、焼くだけです。最後白ワインで蒸し焼きにするとお肉が柔らかくなって美味しいですよ。

サーモンの炊き込み御飯は旦那の自信作でした。イクラはちょっと高いので今回はなしで。しかもお釜ごと出して各自取ってもらうというズボラさ。

最後にデザートを出そうと思っていたのですが、あまりに会話が楽しく、ついつい目を離してしまっている間にオーブンで充分すぎるほど焼かれていました。 また自分用に作ったらご紹介します。

こちらはキンズマラウリというグルジア(ジョージア)ワインで、チャーチル元首相も絶賛したものだそうです。 他にも皆さんがすごく素敵なお酒をいっぱい持ってきてくれたので(写真に残していないのが悔やまれます)、いい感じにほろ酔いで大人な時間を過ごしました。

本当に楽しかったのでまたこういう会を開きたいなあ(次回はおそらくクオリティが落ちると思われますが)。

Пока!

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トラブル

Привет!

昨日新しい電車の線に乗ってウキウキでブログを更新した直後、携帯電話をなくしました。

たまたま着いたガガーリン広場駅の目の前に大型ショッピングモールがありました。冬支度のお買い物もでき、大満足でショッピングモールを出たところでいつものように次の目的地をアプリで確認します。カバンの外についているポシェットに携帯電話をしまいました。駅まで300メートルほど歩いたところでポシェットを確認すると…携帯電話が入っていません。 上着のポケットからカバンの中までもう一度確認し、また元来た道を何回か往復しながら探しましたが影も形も無くなってしまいました。その間にも旦那が私の携帯電話に電話をかけてくれていますが、一回目は繋がったものの誰も出ず、二回目からは全く繋がりもしません。

駅の前に立っている警備のお兄さんに聞くと、「見ていない。駅の中の警官に言ってみて。今タダで入れるから」と言ってくれました。モスクワのすべての駅で警察が2、3人常にホームにいます。時々外国人は止められてパスポートの提示を求められるそうなので避けていましたが、今回は自分から話しかけに行く羽目になりました。いつもはすみません。

「携帯をなくした」と伝えると、「iPhoneを探す」というアプリが入っていなかった旦那の代わりに、女性の警官が彼女のiPhoneで探してくれました。その間に「中国人?働いてるの?ケータイ高かった?」と話しかけてくる男性警官。事情聴取とかではなく興味本位な感じがしました(メモも取ってなかったし)。結局オフラインだったために見つからず、「何か連絡があったらご主人に連絡するね!」とだけ言われて分かれました。あ、紛失届とかないんですね。

次に向かうのは携帯電話会社です。私の場合はMTC。さっきのショッピングモールに入っているのを見ていたので、迷うことなく直行しました。警官に伝えたように言うと、無言で頷き、パソコンに向かいました。 前の記事で書いたように、携帯電話会社ではSimカードだけを買う形式なのですが、帰りに自分のSIMカードの台紙をもらいます。 ここには電話番号やSIMカードの情報がたくさん載っているのでなんとなくカバンに入れて持ち歩いていたのですが、それが功を奏しました。 この台紙を店員さんに渡すとかなりスムーズに行った気がします。 その場で新しいiPhoneを買い、番号も引き継いでもらえ、その他のアプリももう一度ログインできたので今の所不自由はしていません。また、携帯電話料金も前払い形式なので高額請求もこないと思います。

なんだかどっと疲れました。旦那がいてくれてよかったです(思ったよりロシア人の言っていることが理解できて少し嬉しかったです)。 持ったことのないiPhone5sになり、この二ヶ月の写真とLINEの会話が消えたのがかなりショックですが、これから沢山思い出を作っていこうと思います。

新しくなってから最初に撮った綺麗なモスクワの空です。 これからどこにいても、気を抜かずに楽しみます!皆さんも気をつけてくださいね!!

Пока!

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地上を走る地下鉄

Привет!

今日帰ったら暖房がついているか旦那と賭けをしています(ついていたら10pもらえる予定です)。いつも気温の話から入ってすみません。実はそろそろ慣れてきました。

毎日同じ線に持っているのに、メトロにはいろんな車両があるようです。ラッピング車両も多めです。 映画がモスクワで公開されてから(?)100周年のラッピング車両。こういうのは外側も派手でびっくりしますが、外側は前2車両くらいで、あとは普通だったりします。 モスクワの日の前は、モスクワに対する市民の思いのようなものが沢山書いてありました。 一生懸命読むのもいい勉強になります。

普段は日本の電車より少しレトロかなーという程度なのですが、 なんかランプといい、シートといい、すごくレトロな車両に乗り込んでしまいました。タイムスリップした気分で嬉しくなってシートに腰掛けると、バネの上に皮を貼っただけの感触でした。正直痛かったです。

ところで今年はモスクワのメトロ85周年だそうで、9/10にできたばかりの一番大きい環状線に乗ってきました! これの薄い赤の丸です(写真はメトロに貼ってある地図)。 Московское Центральное Кольцо、略してMЦКと呼ばれる線で、現存のメトロとの接続もよく、接続している駅では「МЦКこっち!!!!!!」と言わんばかりに案内が多かったような印象でした。

できた日から1ヶ月間は無料なので、行くあてもないのに駅まで来てしまいました。 ぼーっと駅に貼ってある行き先を眺めていると、「ガガーリン広場」という駅を発見したのでそこまで行くことに(本当に行き当たりばったり)。 ホームは地上です!メトロなのに!電光掲示板まであるし、日本を思い出しました。日本のようにホームは向かいに位置しておらず、かなりずれています。 電車が来ました。 かっこいい! 一番初めに自転車を持った人がどんどん降りてきたので面食らいました。いよいよ乗り込みます。

初めの印象は「静か!穏やか!会話ができる!」でした。 座席はいつものメトロのようではなく、新幹線に近いタイプです。不思議なのは、車両の真ん中を軸にして、向かい合う形になっています。 真ん中から撮った車両の中。 私の後ろの座席は、全部こちらを向いている形です。 初めの写真と比べてもらうと分かりますが、車両の雰囲気が全く違います。ロシアっぽさが少し薄れた気がして寂しい気分にも一瞬なりましたが、すぐに快適さが上回りました。

ちなみに着いたガガーリン広場にはガガーリンぽさがあまりなかったのですが、 左手に見えるどこかの戦隊ロボットのような像が彼でしょうか。右手にある科学アカデミーに今度行ってみたいと思っているので、その時に確かめたいです。

Пока!

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劇場チケットの買い方

Привет!

周りでちらほらとセントラルヒーティング(暖房)が動き始めたという情報が聞かれるようになり、心ばかり焦るみっきーです。こんにちは。 昨日の晩は我が家のセントラルヒーティングの配管から、お湯が流れるコポコポと音が聞こえたので寝てる間に動き始めるだろうという甘い期待と共に眠りについたのですが、今朝寒さで目覚めました。こんな気持ちになったのは、クリスマスイブの朝ににクリスマス当日だと勘違いして起きたら、プレゼントが枕元になかった時以来です。 こうなると昨日の音は何かの不具合だったのではないかという不安まで出てきます。ブログの更新が一週間以上止まったら、手が凍傷にかかっている可能性がありますので、誰か様子を見に来てください。

モスクワに来て早2ヶ月、通算6回もショーを観に行っていることに気がつきました。毎回様々な方法でチケットを手に入れているので、今回はモスクワに来る(あるいは来たばかり)の方向けに少し紹介しようと思います。簡単でリスクが少ない順です。

①語学学校の先生にお願いする

正直一番簡単でした(人頼みなので当たり前ですが)。家にプリンターがなくても学校でチケットを印刷してもらえますし、先生の気が向けばいっしょに行ってもらえるので安心です。バレエ「白鳥の湖」と、伝統ダンスのコストロマ1回目はこの方法でチケットを手に入れました。ただ、先生に頼みにくいとか、そもそも語学学校に通っていないという場合もあると思います。そこで次の方法。

②チケットオフィスに行く こんな電話ボックスのようなチケット売り場が街中のいたるところにあります。ロシア語ができなくても、外に貼ってあるポスターから行きたいショーのものを選んで、指差しや写真を見せるなどして中にいる売り場の人に伝えると手配してくれます。行きたい日にちを伝えるとパソコンの画面を見せてくれるので席を選ぶことができます。席によって値段が違うので注意です(おそらく説明してくれます)。お金を払ってチケットをもらう時に劇場の最寄駅も教えてくれるので行きやすいように感じました。また、赤の広場横のГУМ(グム)百貨店の中にもチケット売り場が2つあります。1つはボリショイ劇場専用。もう1つは他の劇場を手広く取り扱っています。 ボリショイ劇場専用の方はこんな感じです。

また、スパスカヤタワーの音楽祭のような期間限定のイベントであれば、開催場所の近くに臨時の売り場ができることもあります。

③ネットで買う

いやそれでもロシア語全くわからないし不安…!という場合はネットがオススメです。先生もここで買っていました。 http://www.ticketland.ru

この青い丸で囲ったカレンダーから行きたい日付を選ぶと、その日にやっているショーの一覧が出てくるのでオススメです(もちろん公演名から探すこともできます)。

ただ、私は日本のクレジットカードが使えませんでした。先生もロシアのクレジットカードで2、3回トライしてやっと使えていたので、見えないところでお金が動くのが怖い私にとってはあまり使いたくない方法です。

④劇場のホームページから予約する。

行きたいものがはっきり決まっている場合はこの方法だと確実です。チャイコフスキー楽団の映画音楽コンサートとサーカスはこれを使いました。映画音楽に関しては、予約すると電話がかかってくる→チケットを持ってきてほしいところを伝える→持ってきた人にお金を払う、という流れでした。サーカスは予約すると確認メールが来る→サーカスのチケット売り場でお支払い、という流れなのですが、確認メールに書いてあった支払期限を見逃していた私たちは予約が取り消されていて、当日券を買うはめになったので要注意です。

比較的安くいろいろなチケットが手に入るので、機会があればいろいろ試してくださいね!(ボリショイ劇場は高いです…!)

Пока!

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携帯事情

Привет!

突然ですが、ロシア語の動詞には同じ意味でも「完了体」「不完了体」の2つの形があります。例えば「読む」という動詞は不完了体がчитать、完了体はпрочитатьです。проをつけたらどんな動詞でも完了体になる、のようなルールはなく、それぞれの動詞で対応する形を覚えなければならないことが今日の授業で発覚しました。イタリア人のGちゃんが「どうやって覚えればいいの…」と絶望しているとJさんが「ANKIというアプリ知ってる?自分で暗記カードをスマホで作れて、メトロでもどこでも覚えているかチェックできる素晴らしいアプリ!」と勧めています。私は聴くともなしに聞いていたのですが、思わず反応してしまいました。「なんていうアプリって?」「アンキだよ、みっきーも使ってる?」「いや初めて聞いたけど、それ日本語の単語やで」と教えると「え、どういう意味?さすが日本!」となぜか感動されました。 自分のスマホでも調べたのですが、日本語のアプリがたくさん出てきますね。使ってみようかな。

こちらではやはりみんなスマホを持っています。私も日本でiPhoneを使っていて、やめられずにこちらでもiPhone6を買いました(先生は6sだそうで、自慢してきます)。周りを見ていると、SAMSUNGも多めです。 日本を出るときに期間が合わず、SIMロックを解除できなかったので新しいものをこちらで買いましたが、SIMフリーのスマホがあれば容易にこちらでSIMカードだけを買って使うことができます。 主な携帯電話会社は日本と同じで、3つあります。 左はMTC(えむてーえす)、右はメガフォン、 そしてビーライン(bee=ハチですね) ここはたまたま真横に3つ並んでいたのですが、他の場所でもどれかのショップを見つけると大抵近くにあと2つのショップもあります。 私はMTCを使っていますが、電話を買う時に手伝ってくれた先輩が使っていたからという理由なだけで、どこが一番いいとか悪いとかもない気がします。

特筆すべきは、使用料金の安さです。 200p(350円ほど)で二週間保ちました。使用料として入れている分がなくなってきたらメールが来るので、最寄りのショップや街中に立っている機械ですぐ入れることができます。その機械では家のWi-Fi料金も支払えます。 契約によっては月々いくら、と決められるのかもしれませんが、今の所困ってはいません。 公共Wi-Fiも充実していますよ(繋がらない時も多々ありますが)。契約の時にもパスポートが必要なだけで、あまりややこしいことはしませんでした。スマホを持っていくとSIMカードも入れてくれます。SIMカードで決められているのは電話番号だけで、番号のメッセージを使ってメールの代わりにやりとりします。最近電話かLINEしかしていなかったので、日本の携帯キャリアごとに決められているメールアドレスをほとんど使っていなかったためか、あまり不自由ではありません。

また、こちらで買ったiPhoneですが、 パスコードが6桁になった以外は変わりありません。面倒臭いだけです。 日本で使っていたiPhoneのバックアップをパソコンにとっておけば、LINEのログも消えませんし、他のアプリも同じように使えます(来る前にそれが少し心配だったのです)。 お値段はレートによりますが、6で45000p (72000円ほど)でした。あまり日本と変わらない気がします。ただ、買う前に箱が開けられていないか、希望している色かどうかを開けてもらって確かめた方がいいそうです(私は色にこだわりがなかったので箱が新品かどうかだけ確かめました)。本体に関しては携帯キャリアショップで買うより家電量販店の方が良さそうです。たくさん並べてあります。時々キオスクでも売っていますよ(勇気があれば)。

Пока!

モスクワに来る予定がない人には退屈なお話ですみません。 読んでくださってありがとうございます!

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健康診断

Привет!

この間健康診断に行ってきました。朝からなにも食べずに授業に出たせいで最後の方は「糖分」の二文字しか頭に浮かばなくなりました。授業中に盛大にお腹が鳴り、休み時間に優しいクラスメイトたちがお供えのように私の前に食べ物を置いてくれましたが「食べられへんねん」と伝えると早々に回収され、目の前で美味しそうに食べられました。しばらく根に持ちそうです。

なんとか病院に着きました。EMC(ヨーロッパ・メディカル・センター)というところであれば英語が通じるし日本人のお医者さんもおられるので安心です。医学の知識に加えてロシア語も習得しているなんて…どれだけ勉強されたか聞きたくなりました。日本語がペラペラなロシア人の看護士さんもいます。尊敬の眼差しで見てしまいました。

ほとんどの人は英語が通じると思って行ったら、実際に検査をしてくれる人はほとんどロシア語だけで話しかけてきます。ジェスチャーなどで必死に理解して、なんとか指示をこなしました。胸部のレントゲンを撮ったのですが、広い部屋に黒い壁のような大きな機械があり、その前で上半身の服を全て脱ぐよう言われました。下着からです。別にいいんですが、こんなものでしたっけ??大学の定期検診ではそこまでTシャツ一枚になった覚えがあるのですが…広い部屋だったのもありすごく心細くなりました。

問題は血液検査です。先に旦那が血を抜いてもらい、腕をぐるぐる巻きにされていました。 目を離したうちに大怪我をしたのかと思いました。次は私の番です。同じように左腕に針をさしてもらい…血が出てきません。病院にいて、分からない言葉でいろいろと話しかけられることほど混乱することはないですね。痛い?痛いよね?みたいなことを言われているようです。右腕に変更したら、左腕の針を抜いたところから血が出てきました。遅いよ!とてもかわいい絆創膏(多分子供用)を貼ってもらいました。 右腕からは無事に血が取れたので結果オーライ。昔日本の病院では4回ほど刺されたこともあるのでまだマシな方です。

いろいろな疲れと空腹が入り混じり、昔記事に書いたスタローバヤに駆け込みました。目に入るものを指差して頼んだ結果、二人で850p(1400円ほど)もしてしまいました。 一品ずつ重さを測って値段が付くせいで、トレーに乗り切っていません。 表示を読まなかったせいで私の方はあまり好きでないものが多かったです。旦那は全部おいしいおいしいと食べていました。 一番左奥は肉団子、その横はシャシリク、奥のトレーの真ん中と左手前はソバの実の炒飯のようなもの、赤いのはロシア料理の「毛皮のコートを着たニシン」というサラダで、一番手前はラザニア、その奥にあるのはハンバーグだと思ったらレバーに小麦粉を混ぜて固めて焼いたものだそうです。 読めなかったので筆記体で書いてある料理名を撮っておき、先生にどんなものか教えてもらいました。多分もう食べないと思います。不味くはないんですが、お昼を抜いてまで楽しみにしてたのはこれじゃない…と思ってしまいました。

「毛皮のコートを着たニシン」とは、塩漬けのニシンの上にゆで卵とマッシュドポテト、その上にビーツを重ねたサラダです。初めて食べたのですが、ちょっと味が濃すぎたのか途中で飽きてしまったので、今度自分好みに作ってみようと思います。 …いろいろ書いていますが、明らかに敗因は「お腹が空いたのに任せて自分のキャパシティも考えずにたくさん頼んでしまったから」です。このままではお料理に失礼なので、次の機会に一品ずつ味わいます。(レバーはもういいや)

満足が行く結果ではなかったので帰り道にキオスクでアイスクリームを買いました。 こんな寒いのに誰が屋外でアイスクリーム買うねん、と馬鹿にしていましたが、こういう時にふらっと立ち寄れるキオスクはありがたいです。右はバナナと青りんご味、もう1つはブルーベリーのシャーベットです。美味しかったです。終わりよければ全てよし。

ロシア語を完璧に使えるようになるか、次の健康診断が来るか、どちらが早いかわかりませんが、それまでまた病院に行かなくて済むように健康には気をつけようと思います。

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人種のるつぼ

Привет!

この前の日曜日はロシアの下院選挙だったので、月曜日の朝ニュースをつけるとこんな画面がずっと続いていました。 どこの国でも選挙速報って同じですね。 (画面が暗いですが、朝の7時過ぎです) ただロシアはモスクワとウラジオストックでも7時間ほどの時差があるので、順次締め切られていくそうです。ウラジボストックの人投票してから長い時間待たなきゃいけないんですね。あとこちらでも出口調査があるとか。プーチンさんが投票している様子もニュースで流れました。

新しいクラスになってからほとんど書いてきませんでしたが、クラスメイトが違うとこんなに様々なものの見方が変わるのか!と毎日新鮮です。N君は学生だったので、周りにロシア人の友達グループがあって、「どんな話をしているのか気になるから」という理由で学びに来ていたのですが(それでモスクワまで来るのも驚きですが)、今回はほとんど社会人でこちらで仕事をしている人が多いのです。みんなでロシア語を勉強している理由を話していると、コロンビア人とフランス人が口を揃えて「ロシアはこれから世界で一番力を持つ国だろうから」と言います。二人ともオンラインショップを経営していたり、リスクマネジメントの専門家だったりするらしいので、あながち的外れなことではないのかなあ…と思って聞いています。

また、みんな最低3言語は使えます。ロシア語は4言語目だったり5言語目だったり。そういう意味では言語を学ぶことに慣れているのが羨ましくも感じます。「この単語はフランス語で(あるいはスペイン語、イタリア語)でなんて言う?」と先生からよく聞かれるのですが、みんな答えていました。時々、ロシアで英語も教えているというフランス人のJさんは、そう聞かれると「英語でしか分からない」などというので「本当にフランス人?」とみんなでからかっていますが。(ロシアに来る前はカナダでリスクマネジメントと英語を教えていたとか。)

そんな教室に、今日アメリカ人がやってきました。芸術家だという彼は独学でロシア語をやっていたそうです。というのも、街にロシア人が多く住んでいるので、話したい(自分の絵を買って欲しい)からだとか。それでモスクワまで来ちゃうものなんですね!そして「英語しか喋れないのが悔しい」という理由もあるのだそう。「ここでは、誰も英語が話せてかっこいいね!なんて言われないし、アメリカで内緒の話ができる、秘密の言語が欲しいんだ」とのこと。やっぱりそう思うよね!とちょっとアメリカ人と通じ合えた瞬間でした。

最後に先生から聞いた話を少し。 私の先生だけに限らず、ロシア人はジョークが好きなようです。

ロシア人の元にフランス人から届いたメール「ロシアではカーシャ(ソバの実のお粥)を食べるんだって?フランスではそんなの豚しか食べないよ!」ロシア人の返信「フランスではカエルを食べるんだって?ロシアではそんなの豚も食べないよ!」 真ん中にいるのが豚、右下にいるのがカエルだそうです。私の先生はロシア語しか使わない代わりにかわいい絵で意味を教えてくれるので癒されています。

かなり際どいロシアジョークも2つほど聞きましたが、警察に怯えたくないのでまた機会があれば書こうと思います。

Пока!

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