馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

スキー2日目

Привет!

朝起きたら快晴だったので、嬉しいのだけど寒いんだろうなと覚悟して気温を見ると-12度。やっぱりなあ。

今日でモスクワまで帰って来るのを目標にスキー旅行記を書こうと思います。

2日目なので余裕です。旦那もスキーに変えてから余裕で、T字リフトに乗りながら こんな写真を撮ってしまうくらいです。次は私もスノボーに挑戦してもいいかなあ、なんて考えてしまいます。こちらの人たちは結構リフトの上でも自由で、一度など目の前のリフトではカップルが抱き合ってキスをしていました。落ちないように気をつけてね。

前日は閉まっていたコースも今日は開いています。メインのコースやレストランなどが入ったロッジがある山とは別に、リフトに乗ってもう一つの山(と言うよりは丘)に行くこともできます。そこで待っているのは 奥に立体駐車場みたいなものが見えるでしょうか。あれ専用のコースになっています。リフトで近づくにつれて魔王の城に戦いを挑みに行く勇者の気持ちになってきました。それにしてもそこに丘があるのになぜわざわざ人工のコースを作るのでしょうか…。かなり高いのでリフトに乗っている時は高所恐怖症の人でなくても恐ろしくなると思いますが、実際に滑ってみるとそこまで急ではありませんでした。メインコースの上級者向けの方がスリルがあったかな。雪質について書くのを忘れていました。と言うのも、普段からモスクワ市内でも雪を踏んでいるので、あまり特別な気持ちにならなかったのです。でもベタついてはおらず、サラサラで、時々氷の塊があるくらいでした。日本のように凸凹(コブ)があるコースはありませんでしたが、ジャンプができるように少し雪を盛って小さい山が作られているコースはありました。ジャンプはもう少し練習が必要そうです。

滑っていると、時々声をかけられて一眼レフで連写されます。2日目で余裕の私たちはピースしたりポーズをとったりしました。バランスを崩しかけもしましたが。 その写真は、ロッジ内のこのコーナーで印刷できますが、探すのに一苦労です。おそらくカメラマンがスキー場内に4、5人おり、写真のデータがこのパソコンに送られてくるようなのですが、どこで誰にとられているかも分からないので適当に見てみました。旦那が「これ多分俺や」と言った写真を拡大すると全く知らないロシア人だったので探すのは諦めました。A5サイズに400p(800円で)印刷してくれるそうです。

スキーを返す時の係りのお兄さんは、借りる時に英語で話しかけてきた人でした。「君たち日本人?」と急に聞かれます。いつも大抵中国人かと聞かれるので、嬉しくなって「なんでわかったんですか?」と言うと「なんでかわかんないけどそんな気がして…アニメとか日本の文化が好きだからかな。桜は綺麗な花だよね」と言われました。いい人。 山頂から見た景色。

帰りはバスと近郊列車を乗り継いで帰ることにしました。モスクワからこちらに向かうバスは1日に2本の42番バスですが、スキー場からは近郊列車の駅までは1時間に一本あります。15:29発のバスに間に合うように5分前を目指してバス停に向かっていると、私たちの横をバスが通り抜けました。え。走ってバスを追いかけ、なんとか追いつきました。ドラマの1シーンに使えそうです。 Яхрома(ヤフロマ)駅に着きました。ここからモスクワまで1時間ちょっと、列車に揺られます。この記事で書いたのと同じ近郊列車なので、やっぱり靴下が売られていました。アコーディオンで演奏が始まったかと思うと、小鳥のさえずり(が鳴らせる笛の販売)が聞こえてきたり、やはりカオスでした。

モスクワに着くと本当に安心します。 半年も住んでいると「帰ってきた」と思えるのが良いですね。

Пока!

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