モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

「お湯が出ません」

Привет!

一昨日「ロシアは良い所ですよ」という記事を書いたばかりですが、そんなに上手く人生は進みません。一昨日の夜、サッカーに出かける旦那を送り出して、さあお風呂に入ってゆっくりしよう!と意気込んでいました。バスルームで服を脱ぎ捨て、熱いシャワーを求めて蛇口をひねりました…が、何も出て来ません。水の蛇口からはちゃんと水が出て来ます。旦那はいないし、そもそも一糸纏わぬ姿だし、大混乱です。その時は諦めて水風呂になりました。思い描いていた一人の優雅な夜の予定は音を立てて崩れました。

前に大騒ぎしていたように、モスクワでは全家庭にセントラルヒーティングと呼ばれる暖房システムが付いています。 町の外れで熱湯を沸かして、各家庭のセントラルヒーティングに通すことで、お湯の暖かさで部屋を暖めようという画期的なシステムです。人々が通常使うお湯も各家庭で沸かすのではなく、同じように配給されます。セントラルヒーティングが始まる前の5、6月には、その市内に張り巡らされているお湯管のメンテナンスのために、お湯の配給を止めるそうです。その期間にもお風呂に入れるように、うちのバスルームにはボイラーが付いている事を思い出しました。

コンセントをさし、お湯の蛇口をひねります。出て来ました!!水が。来年の初夏はどうするねん、という不安要素が増えつつ、旦那の帰りを待つことにしました。

3時間後、旦那が帰って来ました。その頃にはボイラーが仕事をしてくれていたので来年の心配はなくなりましたが、当面の問題はまだ残っています。とりあえず大家さんにメールをすると、夜の11時頃だったのにすぐに返信が来ました!「いつから出ないの?」「朝は出てたと思う」「そうだね、明日には直ってるかもしれないから、明日また出なかったら電話して」…希望的観測…。まあ夜遅いし、今から来てもらうわけにもいかないので仕方ありません。

もしこれからモスクワで部屋を選ぶという場合、大家さんとの相性は本当に大切です。困った時にすぐ連絡が付くかどうか、どんな人柄か、しっかり見極めることをお勧めします。私たちの場合は先輩から引き継いだこともあり、とても良い人で助かっています。

次の日、ドキドキしながら家中のお湯を順に出してみましたが、どこも水しか出て来ません。マンションの一階には管理人さんが8時から20時まで常駐してくれているので、8時を過ぎた瞬間に助けを求めにいきました。すると、「あー」みたいな顔をして、地下を指差しながらめっちゃ説明してくれているのですが、早口すぎて全くわかりません。こちらが理解していないことが伝わったのか、旦那にどこかへ電話をかけろ、と電話番号を教えてくれました。その場で電話をかけて用件を伝えたと思ったら、「…電話切られた

管理人さんの言うことをもう一度よく聞くと何やら「彼らは分かってるから」みたいなことを言っているようです。誰だ、彼らって!?とりあえず管理人さんに別れを告げ、旦那と「おそらく地下で工事中で、工事現場の人がいつお湯が復活するかを知っているので、その人たちに電話をかけさせたのだろう」という結論に達しました。

待っていても埒があかないので、日常生活を送ることにしました。その日学校で先生に言うと「モスクワではよくあることよ」で片付けられました。

帰って来て、7時ぐらいに恐る恐る蛇口をひねってみると…お湯が出ました!! 安心しきって、旦那と晩御飯の買い出しに行こうと管理人さんの部屋の前を通ると「ほら、すべて上手く行っただろ?」と言われました。そうだね!

なんで他の人が騒いでいないのか不思議で仕方がなかったのですが、とりあえず一件落着です。 設定温度が10度くらい下がった気がしますが、すぐ慣れるでしょう。水ではないので大丈夫です。こちらに来て「慣れ」の早さに驚いています。人間の適応力ってすごいですね。

Пока!

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