モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

ロシア語勉強中

Привет!

ロシア語の語学学校に通い始めて六週間目に突入しました。先週から先生も変わり、説明も全部ロシア語です。クラスメイトは今週から日本人二人、コロンビア人、フランス人、パキスタン人、イタリア人になりました。国際色豊か! そして先生が日本語もフランス語もスペイン語もイタリア語も少しずつ話せることに驚きを隠せません(さすがにウルドゥー語は知らないようでしたが、クラスメイトに単語を聞いて覚えているようです)。普段からこんなに難しい言語を話していたら言語野が発達するのでしょうか。

ロシア語を使える方々には鼻で笑われそうですが、全くロシア語を知らない人向けに、今私が難しいと思うところを紹介します。

教室に貼ってある目で見て分かる「行く」の使い方の表。こういうポスターがあと4枚ほど壁にかけてあります。

①発音

巻き舌ができないのでРとЛが使い分けられません(どちらもラ行で、前者が巻き舌で発音します)。また、アクセントのないОはАと発音しますが、普通はアクセント記号がついていないので、正しい発音が一瞬わかりません。例えばхорошоと書くのにハラショーと読みます。

②格変化

まず、名詞などは1単語につき6つ活用します。日本語は名詞に「が」「を」「は」などをつけますが、それが全部単語の中に入ってしまうイメージです。覚えればいいのですが、いつどこでどの格を使うんだっけ、と考えているうちに時間が経ってしまいます。そしてこの格さえちゃんとしていればどこに主語が来ていてもいいので、語順だけで判断した意味と実際が正反対だったりします。

固有名詞もこのルールに沿って変化します。ロシア人の名前だけでなく、日本人の名前でも変わってしまう人もいて驚きました。 例えば「ゆか」という名前の女性がいるとします。主語ならば「ゆか」ですが、「ゆかの車」になると「マシーナ(車) ユキ」になります。もはや違う人です。ロシア人のアイデンティティはどうなっているのでしょうか。「マックスの車」は「マシーナ マックサ」ですよ。この調子で6段階に変化するので、大混乱です。

形容詞はもっと大変です。同じ意味の形容詞でも、後ろに男性名詞、女性名詞、中性名詞のどれが来るかによって、それぞれに合わせて変化します。また、前述の通り、その後ろの名詞が6つに変化するので、もれなく前についている形容詞も6つの変化形を持っています。つまり、同じ意味の形容詞なのに3×6=18の形があるのです。(実際には時々同じ形をもつものがあるのでもう少し種類は少ないのですが、それでも厄介です)。

今ちょうどこの形容詞の変化を授業でやっていて、頭がパンクしそうな時にフランス人のJさんが便利そうな表を持っていました。 このような変化の一覧表を集めた本だったのですが(発音についてもページが割かれています)、全部で172ページ。

どこで買ったの?と他のクラスメイトみんなで問いただして、教えてもらったので私も買いに行ってきました。 出しているのはRЯ(Russkii Язык「ロシア語」という意味)という出版社。英語で「ロシア」、ロシア語で「語」とかいたらちょうど逆さまの文字になっていいデザインになるのですね。 奥が今回買った表が沢山のっている本、手前は様々なロシア語教育現場で使われている教科書です。ちょうど学校があるベラルースカヤの駅に出版社があり、そこだと本屋さんで買うより50パーセント近く安く買えます。

トベルスカヤ通りの18番地にあります。 表札がないので、勇気を出してドアについているチャイムを押します。 何か聞かれたら「本を買いたいです」といえば開けてもらえます。(私の時は聞かれませんでした。)

私たちのような学習者が多く訪れるのか、入り口近くに座っているおばさんは何も聞かずともにこやかに奥を指差してくれました。 本当にここであっているのか、と不安になるような階段を降りると こういう表示があるので指示に従って進み、ドアを開けると小さい部屋にたくさん教科書が置いてありました。そこになくても中の人に写真を見せるなり、ほしい教科書を伝えると出してきてくれます。プーシキンの詩集や絵本、練習問題集などもあったのでまた買いに行きたいなあ。今回の本は310p(500円ほど)でした。

この本を使って明日からも頑張ります!! Пока!(ぱかー、と発音します)

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