馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

クラスメイト

天気予報を見ていると、これから20度以上の日がないようなので今日衣替えをすることに決定しました。 もうこうなると「涼しい」ではなく「寒い」です。モスクワではセントラルヒーティングシステムを使っているので、寒い日が何日か続いてやっと市が「そろそろ暖房つけるか」となるそうです。暖房がつくまでの数日で凍え死なないか不安な今日この頃。 そんなところにいてなぜか私は「寒い」という形容詞より「暑い」というロシア語を覚えてしまいました。これで冬が越せるのでしょうか。

寒そうな皆さん。

さて、この間の金曜日で大学生のN君が帰ってしまいました。彼に関しては時々書いていましたし、「カルチャーショック」の記事ではちょっと尊敬などもしていますが、三週間一緒に勉強していると色々見えてきました。 今回はそんな彼の迷言を少しご紹介しようと思います。

①単語の暗記が苦手だそうで、「五分前に確認したじゃない!」と先生に言われても「20秒より前でしょ」と即答。頭のキレはいいのになあ。

②「アジア人好きなんだよ!特に日本人。君たちには恥の文化があるでしょ?僕にもその考えが理解できるから。ヨーロッパの人たちはそういうのがないからちょっと苦手」とヨーロッパ人の彼が言った10分後、先生に「結婚してるの?」と触れてはいけない空気だった話題を聞いていました。授業を中断して彼の「恥の文化」について問いただしたくなりましたが、ロシア語の授業なのでやめました。

③ロシアでの成績のつけ方の話題の途中、5段階評価で評価1のことを"кол"(杭)とも言うよ、と聞くと「ロシア人の親は成績が悪い子供を杭で刺すから?」とN君。(本当は1という数字と杭の形が同じだからです。)スイス人はみんなこういう考え方をしているのか気になったので将来スイスに行きたいです。

他にもあげるとキリがないので記憶に残っているベスト3をあげましたが、彼のおかげで毎日笑いながら授業を受けていました。 身長差40cm弱ある私たちは最後に写真を撮るときに少し苦労したりも。

また、先生に戦争以後のドイツとロシアの関係や、クリミアについてどう思うかなど、私からすると聞いていいかわからないようなことも先生に尋ねて議論してくれたおかげで、私も他人事じゃないのだと思えました。 ロシアでロシア語を学ぶときに、スイス人の彼がいたことによって得られたものは少なくありません。目から鱗が落ちた瞬間が何度もありました。 N君ありがとう!

学校の近くで撮れた外国っぽいイメージ写真です。

そして先週から念願の日本人の方が同じクラスに!!今週からは、彼と入れ替わるようにドイツ人の女の子も来たので、これからはこの3人でどんな授業になるか楽しみです。みんな女の子なのも嬉しい!

肝心の授業は英語だと"go"なのにロシア語だと4単語になる動詞などを習って頭の中がぐちゃぐちゃです。ただ、授業のおかげでテレビのロシア語が少しわかるようになってきました!モチベーションは保っています。

Пока!

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