馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

イスタンブールへ

Привет!

今日はカザフスタンの憲法の日で祝日です。というわけでみんなお休みなのですが、携帯電話に注意のメッセージが届くくらい風が強いのであまり外にひとけがありません。

さて、いよいよトルコの旅は後半戦、イスタンブールに入ります。アンカラの空港で友達と別れたのでここからは旦那と2人です。でもトルコはほとんど英語が通じるので、なんとかなりました。いつもその土地の簡単な挨拶は覚えるようにしていますが、トルコ語は「ありがとう」がとても苦労して印象に残っています。「こんにちは」は「メラバー」で、発音が可愛くてずっと言っていました。「さようなら」は「ギュレ(ギュレ)」です。これもすぐ覚えられますね。そして一番使う「ありがとう」は「テセキュール・エデリム」…なんでこんなに長いんだ。カッパドキアのホテルにあったスパのお姉さんに聞いたときは覚えられる気がしなかったので、書いてもらったものを写真に撮り、それから使いそうな時にその写真を呼び出してカンニングしていました。結局何も見ずに言えるようになったのは最終日。

閑話休題。イスタンブール国際空港は去年の10月に開港し、今年(2019年)の4月に以前使われていたアタテュルク空港から全ての旅客便を引き継いだばかりの新しい空港です。2030年には全施設が完成する予定で、そうなると世界最大の国際空港になるとか。その大きさは飛行機を降りた瞬間に感じました。歩いても歩いてもバゲージ・クレームに辿り着かない…。こんなことなら何分かかるか測っておけば良かったと後悔します。 あまり当てにならない私の体感では20分ほど歩いた頃、やっと荷物が出てくるベルトコンベアが見えてきました。なんかベルトコンベアが一つ一つ大きい気がします。

まだ空港と市内を結ぶ地下鉄や鉄道は完成していないため、ここからはバスかタクシーで向かいます。バスと書いてある標識に従って進むと、10台以上バスが並んでいる停留所に出ました。カザフスタンの空港があまり大きくないせいか、全てのスケールが大きく見えます。 空港の壁沿いにチケットを売っているらしきキオスクがいくつか立っていたので、そこでホテルの地図を見せながら「ここに行きたいんですが」と言ってみます。「ああ、このホテルならスルタンアフメットモスクのそばですね!モスクまで行くバスがあるので、それに乗ってください。17番に停まっていますよ。イスタンブールカードにお金をチャージすれば、市内のトランバイにも乗れます」と言ってカードにお金をチャージした状態で渡してくれました(2人でカード代も合わせて45リラ≒900円でした)。

キオスクが6番のところにあったので、17番のバスと聞いて少し足が重くなりましたが、前に進まないと市内へ行けません。バス自体は人が集まったら出る、バスが出たらすぐに次のバスが来る、というシステムのようで、待ち時間はそんなにありませんでした。バス自体もとても綺麗で、全座席に液晶が付いていたので、運が良ければ何か見られるかもしれません(この時はどのボタンを押してもうんともすんとも言いませんでしたが)。

空港からは渋滞状況にもよりますが、1時間から1時間半ほどかかります。夜のイスタンブールはライトアップが綺麗なので、窓の外を眺めているだけで楽しかったです。

イスタンブールでの私たちの宿は「Kybele hotel」というところでした。アヤソフィアからは歩いて5分という立地の良さ。 外観も青くて素敵でしたが、特筆すべきはホテル内のトルコランプの多さ!入ってすぐのレセプションから、部屋に入るまであまりのトルコランプの数に圧倒されて上ばかり見ていました。 これはレセプションですが、部屋の天井は面積があったので写真に収まりきりませんでした。友達の助言もあり、最上階に部屋をお願いしたのですが、広いバルコニーがあってイスタンブールの楽しい夜を上から眺めるのにぴったりです。4階まで階段で登るのは少し大変でしたが、いい運動になりました。

次の日、迷いながら朝ごはん会場(半地下にあります)へ足を踏み入れると、あまりに多いランプにおののいてしまいました。 バイキング形式だったのですが、ランプに驚いてバイキングの写真を撮り忘れています。このホテルはどこを切り取っても雰囲気がよく、ホテルの前の道に椅子と机を並べたレストランもあるので、夜に着いても晩御飯を食べられました。おススメです。

いよいよ明日から街に繰り出すぞー!

Пока!