馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

雑誌を買う場所

Привет!

確かに寒いのに雪が降るほどではないのがもどかしいモスクワ2年目です。今日は東京でも雪が降ったとか。モスクワどうなっているんだ!でも、昨日屋外市場に3時間ほどいただけで足の指の感覚がなくなってきたので、市場の店番をしている人たちは大丈夫なのか心配になりました。訪ねてみると「もう慣れたよ」と笑っていたのですが、私とは体の構造が違うのではないでしょうか。もし長時間モスクワの街中を歩く予定がある方は、ところどころカフェに寄って暖をとることをお勧めします。凍傷になるかと思いました。

さて、レーニン図書館の番外編です。前回書きそびれましたが、館内のいたるところに企画にあった本の展示がしてあり、私が見かけたのは「革命100周年」 や、各国の皇帝や王様についての本などでした。読みたいときは司書さんに言えば出してもらえそうです。また、読書室は8:00から20:00までだと書いてありました。集中して勉強するのにぴったりです。

ところで、入り口の階段を上ったところにある雑誌コーナーで、見知った顔を見かけました。テイラー・スウィフトが表紙のファッション雑誌があったのです。少しパラパラめくって見ましたが、頑張ったら読めそうかな?という感じだったので、帰りに近くにある大きな本屋さん「ドーム・クニーギ」へ行って買うことにしました。

歩いて5分ほどで着きます。まずは入ってすぐのところにあったCD、DVDコーナーでいまだ探し続けているテイラーのCDがあるかみてみることに。たまたま商品出しをしている店員さんがいたので聞いてみましたが、まだ出ていないし、いつ出るのかも不明とのこと。どこにあるのかなあ。そして、店内マップで雑誌を探してみます。

ここでロシア語豆知識!英語で「雑誌」といえば「マガジン」ですが、同じ発音をする単語はロシア語にもあります。しかし意味は「店」…雑誌という意味のロシア語は「ジュルナール(журнал)」です。ただ、この本屋さんには店内マップに英語訳も付いているので安心です。ところが、雑誌のコーナーが見当たりません。え、なんで…?そういえば二駅先にあるこれまた大きな本屋さんの「ビブリオ・グローブス」でも雑誌を見かけたことがない気がします。

トベルスカヤ通りにある、私のお気に入りの本屋さん「モスクワ」には小さく雑誌が置いてありますが、他の本屋さんでも雑誌コーナーはあまりないことに思い当たりました。「在るもの」はすぐに気がついても「無いもの」ってなかなか気がつかないんですね。個人的に1年以上住んでいたのに気が付きもしなかったことにショックを受けました。

それでも欲しかったので、これまで雑誌を見かけたところを必死で思い返します。スーパーにも種類は少ないけれど置いてあったはず、と思い、行ってみましたがお目当てのものは見つけられず。学校の行き帰りにあるキオスクのうちの一つが雑誌や新聞を扱っていたはず!と帰りに寄ってみるとビンゴでした。

しかし、私が見たのは11月号だったのですが、もう12月号が店頭に並んでいます。店員さんに「これの11月号ってありますか?」と聞いてみると、すぐに出してくれました。20種類以上雑誌があったのに、さすがです。 @Тейлор Свифт と書いてありますが、これでテイラー・スウィフトと読みます。なんとこれ一冊で72p(140円)。思っていたよりも安くてびっくりしました。雑誌自体はElle girlというティーンエイジャー向けのアメリカの雑誌ですが、中身はただロシア語訳しただけではなく、モスクワでのファッション最前線!などの記事もあり、面白かったです。

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