馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ペテルブルクの街中

Привет!

最近は少し暖かい日が続いていたのですが(なんと20度越え!)、来週からは最高気温は16、7度が続くようです。もうここからは気温上がらないだろうなあ…。昨日は帰宅途中に黄色い落ち葉が風に舞っている幻想的なところを見ました。秋が来たようです。

今日はサンクトペテルブルクの街中で見つけたものを紹介しようと思います。

まずは、地下鉄で見つけた表示です。サンクトペテルブルクの地下鉄はモスクワのそれより駅数が少なく、単純なのですが、唯一3線(オレンジ、青、紫)が合流している駅があります。今回はそこで乗り換えることが多く、そこの通路にあったのがこちら。 これはこの街の名前の変遷が書かれています。つまり、1703年にこの街ができた時は「サンクト=ペテルブルク」、そして1914年に第一次世界大戦が勃発した時にはドイツ語読みの「ブルク」をロシア語読みにした「ペトログラード」へ、そのあと1924年には時の指導者レーニンが死去したので、ピョートル(ペテル)大帝の名前をレーニンに変えて「レーニングラード」に、そしてソ連が崩壊した1991年に「サンクト=ペテルブルク」に戻す、という歴史に翻弄され続けたこの美しい街の1つの側面が見えてきます。

そんな歴史的な表示を持つСенная площадь(センナヤ広場)駅ですが、地上にはこんなものがありました。 左にあるのはただのプレハブじゃないかと思った方、よく見てください。プレハブの上に十字架が付いています。そしてその下にはXB(Харистеас воскресенье=キリストの復活)の文字がありますよね。そう、簡易的に教会が作られていたのです。おそらく右奥にある教会の改修工事か何かで一時的なものだとは思うのですが、こんな感じでもいいんだ!と驚きました。キリスト教徒ではないので中には入りませんでしたが、イコン画とお祈りする台、聖書などを売るところもありました。外側にはここがちゃんと祝福されている場面の写真も飾ってあります。お寺や神社が突然プレハブになったらかなり面食らいそうなのですが、この土地の人々はびっくりしなかったのでしょうか。

続いては、街中で見つけた可愛い看板2選です。 バーの看板なんですが、恐竜が豚の散歩をしています。この写真を撮っていたら、なぜか周りの若者も立ち止まって写真撮影を始めました。

次はカニレストラン。 丸だけでカニってわかるもんなんですね。ハサミの部分がかなり頑張ってくれているからかな。

また、今回は時間が足りないように思ったので朝から夜まで歩き回っていたのですが、そのおかげで夜の観光名所も撮ることができました。これはカザン大聖堂です。相変わらず気後れして中には入っていませんが、夜でもその堂々とした佇まいがかっこよかったです。 サンクト=ペテルブルクといえば跳ね橋が有名なのですが、交通の関係上夜しか上がりません。見に行こうかかなり悩んだのですが、ツアーが深夜1:30から始まるので次の日に支障が出ると思い、ついに見ることはかないませんでした。その時間から始まって、ツアー終了後にどうやって帰るんや、という心配があったせいもあります(タクシーを呼ぶという手もあったと今思いつきました)。いつかこのためだけに来たいです。

最後の日の夕方、横断歩道を渡っているとそれはもう綺麗な夕焼けが見えました。 私たちは道を渡ってから撮ったんですが、周りの人々もみんなこの夕焼けに見とれていて、中には横断歩道の真ん中で撮影を始める人もいて、車に轢かれないか少し心配になるくらいでした。

今日はこの辺で。 Пока!

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