馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

MAKS2017③

Привет!

暑いです…いや、25度くらいで暑いなんて言ってられないのですが、この一年でめっきり暑さに弱くなってしまった気がします。だからと言って冬の屋内は日本より暖かいので、寒さにも強くなっていません。ヒトとして進化していないことに少し焦ります。

まだまだMAKSについて書きますよ!今回個人的にメインは航空ショーだったので「12:00から始まる」と聞いてワクワクしていました。前日に行かれた方が綺麗な写真や動画を撮られていたこともあって自分でも頑張ろうとしたのですが、これが一番の出来でした。 写真って難しいですね…。

12:00から始まったショーは、それ以降ずっと続きました。地上展示を説明してくれている間も戦闘機の大きな音が常に聞こえている状態で、初めの方こそ地上を見ればいいのか空を見ればいいのかわからずに「目が足りない!!」と思っていましたが、途中から空の方を諦めてしまいました。戦闘機の音を聞いただけで種類がわかる人に憧れます。 もう一枚、色が薄いのですが、ロシアの国旗の色(赤、青、白)の煙を出しながらのアクロバティック飛行も見えました。旦那とこれがMかハートかで少し論争したのですが、下の部分がくっついたのでハートだと思います。

今回、飛行機やヘリコプターも面白かったのですが、もう1つ人混みの中に突如現れるお土産や飲食物のスタンドも興味深かったです。この日は直射日光が強く、どのスタンドで聞いてもアイスクリームは売り切れでした。そしてお土産物屋さんで買ったと思われる帽子をかぶっている人の多いこと!私も欲しくなったので覗いてみたのですが、MAKSと書いてあるだけのものか「海軍」と書かれたものしかなく、デザイン性に乏しかったので諦めました。もちろんTシャツもたくさん販売されています。軍用機の写真の横に「できるだけ高く」と書かれたものは買おうか本気で悩みました(男性用しかなかったのと、旦那は着ないと言い切ったので見送りました)。その中で思わず笑ってしまったのはこれ。 「わたしを信じて。パイロットですから」と英語で書かれたものです。この世で信じてはいけない単語3位ですよね。他にもマグネットやら戦車と戦闘機のおもちゃや、グジェリ焼きで出来た飛行機まであり、なかなか面白かったです。

また、平日には盛り上がる屋内展示も充実しています。 主にエンジンやタイヤなど、部品のメーカーが自社製品を展示しており、横には商談ブースまで作られています。一般のお客さんには人気がないからか、最終日だからか、ほとんどの会社が撤収しそうな雰囲気でしたが、大きなエンジンを目の前で見ることができ、興味深かったです。もちろんロケットの部品も。「下町ロケットというドラマでみた世界だ」と思いながら歩いていました。

珍しいのはイランの企業が来ていたこと。 軍事的な秘密が多いイランの企業がこういう場に参加するのは珍しいのだそうです。

いろんな意味でロシアの広さ、強さを知ることができた、貴重な1日でした。2年に一度なので次の開催は2019年!モスクワ市内からのアクセスは少し悪いですが、行ってみる価値はあると思います。

Пока!

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