馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

お誕生日ケーキ

Привет!

なんとか週末まで来ました。この1週間は学校が始まったこともあり、日々しなければならないことをこなしていると気がつけばあっという間に平日が過ぎてしまいました。でも1週間前のことを思い出すと「あれからまだ1週間!?」と思うので、時間の感覚がおかしくなりそうです。

ロシア語の学校が始まると、家で簡単なロシア語(何してるの?とか)を旦那に向かって使ってしまうのですが、私の発音が悪いのか全然理解してもらえない上にそろそろ鬱陶しがられてきました。めげません。

実は、昨日書いたレストランに行ったメンバーの中に2人も1週間前後に誕生日の方がおられたので、何かお祝いをしたいと計画を立てていました。昨日のレストラン「China Club」のHPに予約フォームがあったので、送ってみます。自分でやってみたかったので、ロシア語の先生に「誕生日のお祝いをしたいんやけど、なんて書いたらいい?」と聞いて教えてもらいます。 この時点で自分で出来ていないことは置いておいて、英語でもロシア語でも丁寧にいう時は過去形にするんだなあと新しい発見をしました。

予約フォームに全部入力して、いざ送信!…エラー。入力した電話番号が違います、などと言われるのですが、私の電話番号なんで知ってんねん。何度確認しても合ってるし。諦めて、最終兵器の旦那に相談しました。すると彼は「電話したろか?」と余裕の表情。お願いすることにしました(結局何も出来ていない)。横で電話を聞いていると「予約者の電話番号は、090…」などと言い始めました。半年前に解約した日本の番号やんそれ。案の定「おそらくロシアの番号ではないと思います」と言われています(モスクワの番号は大抵+7か8から始まります)。私の要望が多かったので、全部伝えようと結構緊張していたようです。ごめんなさい。相手も日本語を少し知っている人だったようで、私の下の名前(日本ではよくある名前)を伝えると「◯◯san」で予約してくれました。それレストランで自分で伝えるの恥ずかしい…。

誕生日ではないお友達にもたくさん協力していただき、当日。お手洗いに行くついでにケーキを出してもらうよう店員さんにお願いしました。テーブルに戻っていると「ケーキはあと1分待ってください」と結構大きめの声で伝えに来る店員さん。慌てて「秘密」のジェスチャーをすると、それまでにこやかだった表情が一瞬「あ」という顔になり、すぐに真顔になって戻って行きました。別に真顔にならなくても。あまり表情が変わらないロシア人の意外な一面が見えて面白かったです。

そして来たケーキはかなり大きく、ちゃんとろうそくとプレートも付いていました。テーブルに到着すると真ん中に刺さっている筒に火をつけ…すごい勢いで花火が吹き上がりました。あっけにとられる私たち。キッチンの方からも拍手が聞こえて、いいレストランだなあと感じました。記念写真を撮って、火を消してもらうとすぐにケーキを下げてきちんと切り分けて出してくれます。5等分して、少し食べましたが全然減りません。 お持ち帰りにしてもこの量(奥にあるのはちょっと大きめのスプーンです)。 このケーキは、ナポレオンケーキというロシアの伝統的なケーキで、ミルフィーユのようにパイ生地が何層にもなっており、間にカスタードが入っています。どんなお店でも食べられますが、結構甘くて重いのです。ところがここのケーキはこれまで食べた中で一番美味しいナポレオンケーキでした。

とりあえず、サプライズが成功してよかったです!楽しかった!

Пока!

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