馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

カルチャーショック

Привет!

今日の最高気温は19度で、道行く人がダウンジャケットを着始めました。まだ8月やで!

そんなこんなで語学学校二日目にして、私のリスニング力が格段に飛躍しました!!…英語の。 もともと英語はまあまあできるのですが、最近使っていなかったので昨日は半分くらいしか聞き取れていなかったのです。でも昨日で英語のスイッチが入ったのか、今日はかなり休み時間にクラスメイトのスウェーデン人といろいろ話しました。 そしてわかったこと。彼、スイス人でした!

今日は国名と、言語の名前を勉強しました。 こんな絵を使って。 左に書いてある国名が右の絵の中で何番かというウォーミングアップのクイズをしたのですが、フランスとドイツの位置を間違えて失笑を買いました。休み時間にそのスイス人N君に「広島はどこかわかるかい?」って聞かれたのが悔しかったです。それは正解しました(国じゃないし)。

そのあと「私は日本から来ました。日本語を話します。」Я из Японии. Я говорю по-японски. という文の「日本」をいろんな国名に置き換えて練習したのですが、N君は「私はスイスから来ました。フランス語と、ドイツ語とイタリア語を話します。」という文を作ったあと先生に「ロマンシュ語はロシア語でなんて言うの?」と聞いていました。先生は答えてから、私の驚いた表情をみて「みっきーには難しい話だね」と一言。

スイスには公用語が3つあることを知識として知ってはいましたが、今日初めて理解したのです。すっかりN君が一番得意と言っていたドイツ語だけで例文を作ると思っていたので、公用語とはそういうものなのか、と私は驚いたのでした。あとロマンシュ語を知りませんでした。

日本は島国で、この子の母国はヨーロッパという大陸にあるのか、とちゃんと理解した瞬間だったと思います。

「北海道に先住民いたよね?」 「アイヌの人のこと?」
「そうそう、彼らには独自の言語はある?」 「アイヌ語があるよ、今はほとんど使われていないらしいけど」 「ロマンシュ語はそれと一緒なんだよ、テレビでもドイツ語がほとんどだからね」 と、休み時間にちゃんと解説してくれたN君を少し尊敬しました。

海外で、他の国の人と、その地の言語を学ぶことの面白さを今日見つけられたと思います。

ただ、先生は謎の例文を出してきますが。 昨日のことです。 「この人は誰?」と先生に突然聞かれました。 「(どの人だ!?!?)この人は…この人は…」と答えに詰まっていたら「Я(私)でしょ?」 いやいや、どんな状況で「この人は誰?」「この人は私です」っていう会話が成り立つねん!哲学的か!と突っ込みながらちゃんと言いました。

ところで、うちの家はポストを開けるためには管理人さんに自分の部屋番号を言って、開けてもらえるよう頼まなければなりません。 前は旦那にお願いしたのですが、昨日せっかく数字を必死で覚えたので一回やってみようと思い、言ってみると…通じました!! しかも開けてもらったら こんな素敵な絵葉書が母から届いていました。 全てがすごく嬉しいです。

これからも頑張りますね!

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