モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

受験当日(前半)

Привет!

さっきまで晴れていたと思ったら突然大粒の雨が降ったりやんだり、なかなか読めない天気が続いています。しかも気温はそんなに高くありません。せっかく一日が長いのになあ。

さて、ほとんどの検定試験では申し込みをしなければ、当日に行っても受けることはできません。ТРКИももちろん例に漏れず、自分が行きたい会場のホームページに書かれている申し込み方法に従わなければなりません。私が行ったプーシキン国立ロシア語大学(Государственный Институт русского языка и.м. Пушкина)のホームページによると、試験の前日までに電話して受験したい旨を伝える、とのこと。前日でいいの?ということで、1週間ほど前に電話してみましたがなかなか繋がりません。結局、1時過ぎから4時くらいの間のみ電話に出ると決めているようでした。ようやく繋がったn回目、繋がったことにホッとしながら「何月何日に試験受けたいです」というと「わかりました。10時にパスポートを持って来てください。それでは当日に」と言って切られてしまいました。…名前も聞かないんですか…?これはおそらく当日に突然行っても受けられる類の試験だったのではないかと思います。

メトロからバスに揺られていきます。住宅地の中に埋まるようにひっそりと立っている門を抜けると、キリル文字のモニュメントが無造作に置かれていました。 ちょっとギョッとします。目の前に見えている本館ではなく、その左にそびえる建物が試験会場です。

30分くらい余裕を見ていたはずなのに、モスクワ名物の渋滞に捕まったため最終的にはバスを降りて30分ほど走った私が汗だくで到着した時には、すでに受験生たちが申込書に記入をしているところでした。私も慌てて用紙を受け取り、記入を終えるとみんなで列になってぞろぞろと受験料を払うために会計まで向かいます。ここで注意なのが、支払いは現金のみということ。私の後ろにいた人はカードしか持っていなかったので本館のATMまで走らされていました。

そうこうしているうちに集合時間から1時間が経ち、やっと試験が始まります。この受験会場ではレベル毎に教室が分かれておらず、みんなで一緒に受けるので「じゃあ1の人は〇〇時まで、2は××時、3は△△時までね。あ、もう始めていいですよ」というようにゆるく始まりました。

初めは読解。問題用紙を開けてびっくり。対策の時に長文のテーマの傾向はだいたい掴んでいたのですが、それと全く違うものが出てきました。それでもマークシートなので答えは4択です。とりあえず全部埋めました。

試験終了だな、と思った時間に試験監督が教室に入ってきました。あれ、監督してなかったの?彼女は私たちに尋ねます。「今から少し休憩挟みたいですか?それともすぐ次のパートを受けますか?」全員が周りの出方をうかがって曖昧な答えを返していると「あ、じゃあ次の試験問題を配りますね」と言って手紙(ライティングの試験)が回ってきました。

この試験では2つの私的な手紙と、1つの公的な手紙を50分で書かなければいけません。公的な手紙は「一身上の都合で」などの決まった言い方が多いので、頭に残っているうちにその問題から解くことにしました。さあ、クレームの手紙か、はたまた申請書か、それともお詫びの手紙か?と思って試験問題を読んでみると「あなたはジャーナリズム科の学生です。この度新聞社での半年間に及ぶインターンを終えました。学部長にインターンでしたこと、そして学んだこと、それがどう未来に繋がるかを報告しなさい」という報告書でした。報告書の練習を全くしてこなかった上に、設定まで細かく決められています。私の持っている語彙の中でなんとか書き上げました。ほかの二つは対策通りだったのでひと安心です。

このパートが終わると、もう13時でした。試験監督に「お昼休憩にするか、試験を続けるか」と聞かれた瞬間、今度は何人かの「お昼休憩!」という声が揃ったのでようやく休憩に入ります。いつも教えてもらっている先生に「公的な手紙、報告書だった!」と報告するとすぐに返事が来ました。「何か書いた?」「もちろん」「よくできました!試験を受けるだけで偉いわ。そして合否のどちらでもあなたの人生になんら影響はないんだから」…先生、不合格になると思っていますね?

さて、残すところ3パートです。 Пока!

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