モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

ロシア語検定(ТРКИ)

Привет!

もう6月ですね!モスクワは日の出が3時50分、日の入りが21時過ぎなので一日が長く感じます。気がつけばこの日の長さを堪能するのも今回で3回目。2年前、モスクワに着いたばっかりの時にあまりに日が沈まないので驚いたのがついこの間のことのように感じますが、確実にこの街に慣れてきたことも実感します。

そんなこの2年間、ほとんどずっと週5日のペースで学校に通っていました。クラスが上がる時に簡単なテストはあるものの、 滅多なことがなければ不合格にはならないので気がつけば1番の古株で、一番上のクラスにいます。ただ、語学の常でいくら勉強しても知らない単語はあるし、聞き取れない時も多々あるし、何より話す時に流暢とは程遠いので中途半端にしかロシア語を習得できていないように常々感じていました。

そこで、だらだら続けるのではなく一つ目標を決めるのはどうかと思ったのです。そんな時一番分かりやすい目安となるのはやはり語学試験です。ロシア語の試験はいくつかありますが、私が選んだのはТРКИ(テルーカイー)というもの。単純に旦那が受けたことがあり、家に参考書があったからです。

ТРКИ とはТест по Русскому языку Как Иностранномуの頭文字をとったもので、直訳すると「外国語としてのロシア語の試験」です。Test Of English as a Foreign Languageの頭文字をとったTOEFLのロシア語版だと思っています(実際英語圏ではTORFLと略されるそうです)。TOEFLと同じで、ロシアの大学の試験を受ける上での基準になりますが、点数が出るTOEFLとは違って英検のように受けたレベルの合否がでます。

レベルは6つ。低い方から並べると ・基礎レベル(элементарный уровень)
・標準レベル(базовый уровень)
・1級(ТРКИ-1)
ロシアの大学を受験することができます
・2級(ТРКИ-2)
学士の資格を取ることができるレベル
・3級(ТРКИ-3)
プロの通訳レベル
・4級(ТРКИ-4)
ネイティブレベル

テストはどのレベルでも5つのパートから成り立っています。「会話(говорение)」「聴解(аудирование)」「語彙と文法(лексика, грамматика)」「読解(читение)」「手紙(письмо)」で、手紙は作文能力を見られるものです。

先生と相談して今回私が受けることにしたのは2級でした。私のレベルが1級と2級の間くらいだったので、せっかく準備するなら確実に合格するものではなく、挑戦しようということになったのです。その時が3月でした。友達が来たり親戚が来たり、バタバタしていたのが終わって本腰を入れて試験対策を始めたのが4月。実際の過去問を開いてみて驚きました。全然わからない。

この参考書に2回分のテストが丸ごと入っています。

まず、学校でよく長文は読んでいたので力試しと思って解いてみたのですが、語彙が足りずテーマしか分かりませんでした。文法は150問を90分で解かなければいけませんが、これも語彙が足りず、マークシートはペンを転がして埋めていく始末。ということでこの二つは語彙を増やさなければ話にならないということが分かりました。

手紙は3パートあります。試験用紙にいくつか載っている広告の中から一つ選んで友達に勧めるもの、学校や会社に出す公的な手紙(クレームやら申告書など)、そして新しく人を探しているという知り合いへ向けて、彼が出す条件に合った人を紹介するという手紙。これがなかなか大変でした。手紙の形式を覚えるのはもちろんのこと、言葉を尽くして何かを紹介することの難しさを思い知ります。

そして会話。誰かが話すことに驚いたり共感したりしながら一言返す(どの感情で答えるかは指示されます)もの、求人広告をみて電話をかけるロールプレイ、映画の1シーンを見て何が起こっていたか、どうしてそうなったと考えるかを5分ほど話すもの、あるテーマについて試験官との議論、など普段あまり使っていない語彙が求められるものが多く、先生と話せば話すほど自信を失います。即興で話すといつも以上に文法の間違いも犯します。ただ、2年間ロシア語圏から出ていないので、聴解があまり問題にならなかったのが唯一の救いでした。

試験が近づくにつれて憂鬱になっていき、2年間何をしてたのだ、と自問する日々を送りました。それでも、勉強は努力が確実に現れるというところが素晴らしいところですね。試験1週間前には文法問題の正解が増えてきました。手紙もケアレスミスはまだまだ多いものの、何を書けばいいかがパッと思い浮かぶようになりました。会話もちゃんと文章が口から出てくるようになりました。読解は一番はじめに解いた後、他のことに時間を取られて手をつけていませんでしたが、試験二日前にやってみると何が書いてあるのか理解ができるようになっていました。

先生も「すごい進歩ね!試験が二ヶ月後だったら確実に合格だわ!」と言ってくれました。試験は明後日だけど。

さあ、いよいよ試験当日です。続く。

Пока!

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