馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

おうちごはん17-ビーフストロガノフ

Привет!

20度前半ですっかり暑く感じてしまい、夏服で外を歩き回っているのですが、これから夏本番が来ると思うと憂鬱です。何を着ろというのでしょうか。

さて、久しぶりのおうちごはんです。10月を最後にずっと書いていなかったのは何もずっと外食だったからではありません。あまり目新しいものを作っていなかったからです。先日、旦那とビーフストロガノフ対決をしました。先行は旦那。 通販で手に入れたデミグラスソースを使って茶色いビーフストロガノフを作ってくれました。

私は対抗して白いビーフストロガノフを。ちなみにロシアではビーフストロガノフというと白でも茶色でも良い様です。レストランで注文するたびにどちらが出て来るか楽しみにしています。

ビーフストロガノフの起源はいろいろありますが、ストロガノフさんという貴族が老いて大好きだったステーキが食べられなくなったので、シェフが牛肉を柔らかく煮込んで食べられるように、でも牛肉の風味をなくさないように、と考案されたという説が有力です。なのでストロガノフさん家の「ビーフ」という名前が付いているのですが、このビーフはロシア語ではありません。ロシア語では牛肉はговядина(ガビャージナ)と言います。この「ビーフ」…ロシア語表記はбефはフランス語から来ているそうです。

スーパーでは最近いろんな肉の種類が出てきました。全在モスクワ日本人待望の薄切り肉もよく見かけるように。 これは豚なので、生姜焼きにぴったりでした。有難い。以前牛肉の薄切りも見かけたので、それをビーフストロガノフに使おうと思っていたのですが、商品が安定しないモスクワのスーパーではその日は手に入りませんでした。

そこで ビーフストロガノフ用牛肉を発見。チンジャオロースに使えそうなお肉でした。これを使うことに決定します。

レシピです。
☆用意するもの(4皿分)
・牛肉 400g
・玉ねぎ 大1個
・マッシュルーム5個
・牛乳 4カップ
・生クリーム 1カップ(あれば)
・サワークリーム(スメタナ) 大さじ三杯
・バター 20g
・小麦粉 大さじ3
・白ワイン 少々
・固形ブイヨン 1個
・塩胡椒

☆作り方
①鍋にバターを溶かし、牛肉を炒めます。色が変わってきたら白ワインを入れて、アルコール分飛ばしてください。
②そこに櫛形にきった玉ねぎをイン。透明になってきたら、小麦粉を入れて全体に絡めます。
③牛乳を少しずつ流し入れて、小麦粉を溶かすイメージで混ぜます。生クリームがあればここで入れるとまろやかになります。
④スメタナとマッシュルームを入れ、煮込みます。沸騰したらブイヨンを入れてください。
⑤塩胡椒で味を整えて、召し上がれ。

私は付け合わせにマッシュポテトを作りましたが、トーストでも、お米でもいいと思います。 完成!

茶色と白のビーフストロガノフはそれぞれ味が違うので、今回は引き分けです。ロシアの定番料理なので、作って見てくださいね。

Пока!

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