モスクワ奮闘記-イギリス出張中

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

シャシリク日和

Привет!

もうすっかり春の陽気を通り越して夏かと思うくらい暑いです。でも家を出るときは勇気が出ず半袖を着られません。昨日やっと上着を羽織るのをやめてみました。もう27度なのに、長い冬の間についた習慣というものはなかなか抜けませんね。

日本は絶賛ゴールデンウィークの真っ只中だと思いますが、ロシアでも5月1日と9日に祝日があるので振替休日などをこの間に入れて大型連休になっています。交通量は少ないし、メトロにも人が少なく、どこかしら街中は浮き足立った雰囲気です。日本で酷く花粉症に悩まされていた友人がロシアに来た時には「呼吸が楽!」と感動していましたが、ロシアにはロシアの花粉が飛んでいます。白樺です。2年目にして旦那がこの白樺の花粉症を発症し、毎日辛そうなのを見ていました。薬局で手に入れた薬を使って少し症状はましになったものの、改めてモスクワの街に白樺が多いことを思い知らされます。

そんな中、友達カップルがシャシリクをしようと誘ってくれました。シャシリクとは一言でいうとお肉や野菜を串に刺して焼いたバーベキューです。先生にこの話をすると「シャシリクを食べたことはあるの?」と聞かれました。レストランでなら、と答えると「それは本物のシャシリクとは言えないわ」と言い捨てられたので、ロシア人にとって重要な料理なのでしょう。

男性陣が先に買い出しに行ってくれ、女性陣が追いついたところでシャシリクができるという噂の公園へ出発です。歩いてもいけますが、荷物があったのでメトロに乗りました。
駅から歩くこと10分、到着した公園の入り口には「火気厳禁」という表示が。嫌な予感がします。近くにいた警備員に「ホームページにはここでシャシリクができるって聞いたんだけど」というと「その情報多分古いよ。ここは火は禁止だ」と言われてしまいました。予感的中。

ここは諦めて、散歩中にシャシリクをしているのを目撃した、と証言した森へ行ってみることに。その人たちが違法に火を起こしていないことを祈りながら、その場所へ向かいました。 ここ、ロシアの首都ですよ。シャシリクができるところまではこんな景色でしたが、旦那のくしゃみが増えてきました。どうやら白樺も一定数あるようです。

歩いているといい匂いがしてきました。これは!おそらく誰かがシャシリクをしています。テーブルとベンチがセットで三つほど置かれている広場があり、そのうちの二つが既に埋まっていました。一つは幼い男の子を連れた家族が、もう一つは中央アジアから来たと思われる3家族がそれぞれ火を起こしていました。

私たちも彼らに倣い、荷物を広げます。中に木炭が入っていて、その上に網が置かれているアルミホイルでできた箱を買って来ていたので、それを地面に置きました。火をつけている間に、持ってきたシャシリク用の豚肉2kgを串に刺しました。 少し大きめの肉を、縦に串に刺すと火が通りやすいです。パックに肉と一緒に入っていた玉ねぎはくし形に切られていたので串には刺せませんでしたが、上に乗せて焼きます。

焼いているところ。玉ねぎは全て灰になりました。肉が生焼けなのは怖かったのでしっかり焼きます。串も高温になるので、軍手を持って行くことをお勧めします(私たちは持っていませんでした)。私たちが焼いていると周りの子供達が寄ってきて「シャシリク!シャシリク!」と言い始めました。

焼き上がり! シャシリク用のケチャップもスーパーには売っているのですが、既に味が付いているお肉だったからか、特別なソースが無くても十分美味しかったです。

途中で警官も近くを散歩していましたが、何も言われなかったのでここでは禁止されていないようです。まさかモスクワ市内でこんなアクティビティができるとは思いませんでした。久しぶりに青空のもとでバーベキューのようなシャシリクができて、楽しかったです。

Пока!

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