馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

Hinode Japan 2018

Привет!

今年もHinode JAPANに行ってきました。 場所は去年と同じВДНХ(ベーデーエヌハー)のパビリオンNo.75です。駅からはコスプレイヤーの後ろをついて行くと迷いません。最近ВДНХではロケットなど宇宙に関するものを展示しているパビリオンが新しく開いたばかりなので、親子連れも多く、賑わっていました。

Hinodeの入場料は900p(1800円)。皆さんチケットはあらかじめネットで買っているのか、ブースにはほとんど誰も並んでいないので少し心配になりながらも入場。

去年とは違って入り口でダイドーのジュースが配られました。ありがとうございます!会場内にはダイドーのブースもあったので、協賛しているからだと思うのですが、何本用意したのか気になりました。

10時過ぎに入り、会場内をぶらぶら見てまわります。 上から見た図。

去年より、店舗数が少し減っていた気がするのですが、フードコーナーは増えていました。やっぱりここにきたら鯛焼きが食べたくなるよね、と言い合いながら列に並ぶと、メニューの中に目を疑うものを発見。
「みたらし団子」
一本170p(340円)、2本で300p(600円)という超高級みたらし団子(モスクワ価格)が売られていたのです。これは食べるしかありません。なぜか日本の友人や実家、みんながみんな花見をしながら美味しそうなみたらし団子を食べている写真を送ってきたので、食べたくて仕方がなくなっていたところでした。夢にまで見たみたらし団子…!支払いを終えて、出来上がるのを待つ間(たい焼きが人気でお店も少し混乱していたのです)、どんな風に団子ができるのかよく観察します。しかし、たい焼きは焼いているところがわかるし、ラテもミキサーで作っているところを確認できるのですが、どうしても団子が出てくるところを目撃できません。たまたま目を離している隙だったのか、気がつくと団子を注文したお客さんが呼ばれていました。団子がどこからか湧いてきたとしか思えませんでしたが、兎にも角にも私たちのみたらし団子が出来上がりました。

一口食べた瞬間、本物のみたらし団子だ!と叫びそうになりました。受け取った瞬間は少しみたらしの色が薄い気がしましたが、約2年ぶりだからか涙が出そうなほど美味しく感じました。値段と待ち時間(20分)も関係がないとは言い切れません。

そのお店のレジでおばさんが「たこ焼きをください」というのに対して店員さんが「これはたこ焼きじゃなくて鯛焼きなんです」と一生懸命説明するのを聴きながら、心の中で感謝と応援を送りました。

他のお店では「何か注文された方にはトトロを一つプレゼント!」と書いてあり、驚いて近づいみるとトトロの人形焼を作っています。耳の部分が型から綺麗に剥がすのに苦労されているようでした。それにしても最近よくトトロを見かけます。空前のトトロブームなのでしょうか。

相変わらずコスプレのクオリティは高くて、たくさんいらっしゃった中で一番面白かった方と強そうだった方を。自宅警備隊(いわゆるニートです)宅外派遣の文字に思わず笑ってしまいました。

相変わらず任天堂のエリアは大人気で、たくさんの人がゲームを体験するために並んでいました。去年は入り口でピカチュウの帽子(というのか分かりませんが、頭に巻くものです)が配られましたが、今年はマリオの帽子です。多くの人がどうつけていいか分からず(その点ピカチュウは分かりやすいですね)、上下逆さまにつけていて微笑ましかったです。

ステージの周りは人が多いし、お店は一通り見てしまったのでそろそろ帰ろうか、と言っていた時に、ロシア人の声優さんで日本でも活躍されているジェーニャさんを見かけました。ステージ裏の控え室に移動されている時だったので声をかけたりはできませんでしたが、なんだか満足してしまって会場を出ることに。外では折り紙や習字などの体験教室、生け花の展示、囲碁などの対戦場が広がっていました。 たまたま人がいないところを狙って撮ったのですが、周りは大盛況でした。 麻雀も人気です。

旦那は将棋が好きで、暇さえあれば携帯の将棋アプリで指しているくらいなので、この流れだったら将棋もあるだろうと探してみると ありましたが、おじいさんが1人座っているだけで将棋盤も置かれていませんでした。少し悲しくなりましたが、それでもこれだけ日本の文化が広がっているのを目の当たりにする度に有難いなあと思います。

「日本におけるロシア年」「ロシアにおける日本年」である2018年。お互いの国がもっと頻繁に交流することを願っています。

Пока!

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