馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

I love wine, l love pizza

Привет!

来週はずっと20度以上の気温になるそうで、やっと春らしくなってきたモスクワです。去年の暮れにクラスメイトだったイタリア人が久し振りに学校に寄ってくれたので「前回は冬だったけど、モスクワの春はどう?」と聞いてみました。彼は目を丸くして「これが春だって?イタリアの12月と変わらないよ!」と返してきてみんなで笑い合います。イタリアにもし行くなら冬に行こうと心の中で決めました。

先日、旦那がバラライカの最終レッスンを終えました。去年6月に買ってからまさか1年近く続くとは!何度か人前で演奏する機会もあって、本人も楽しそうに弾いていました。バーを開拓しようキャンペーン以外では近頃2人で外食していなかったのもあり、レッスンの後に打ち上げとして彼が希望した中華を食べに行くことに決定。この時のレストラン(1年以上前に友達と行ったところ)が学校の近くだったので、待ち合わせて記憶を頼りにレストランへ向かいますが見つかりません。おかしいな、と思いつつ地図アプリで調べてもここから50mと出てきます。おそらく、前レストランだった場所はダンス教室になっていました。

仕方がないので横にあった「l love wine」というバーへ。結局バーになってしまった…と初めこそ残念でしたが、海鮮が美味しく、雰囲気もいい場所だったのでご紹介します。ちなみにこのバーには「I love pizza 」というバー(?)レストランも併設されていました。 クロークの預かり札が「いいね!」のマークになっていました。これはこのお店のロゴにも使われています。

街中を歩いていると、このお店のように店名が文章になっているところをよく見ます。"Let's Rock bar"のように大抵は英語なのですが、この間見かけたバーの名前はおもわず笑ってしまいました。 その名も「バー・愛しい人、また掛けなおすよ」です。いろんなストーリーが思い浮かびますね。バーで友達と飲んでいるところに彼女から電話がかかってきたのかな。

話を「I like wineバー」に戻します。店名に目もくれずビールを注文した旦那はメニューに挟んであった「牡蠣一つ190p、ムール貝1kg980p」という宣伝にはすぐに気がつきました。どっちか頼んでいい?と聞かれたので、なんとなくお得そうなムール貝を。それがこちらです。 思ったより少ない気がしましたが、食べても食べても減らないので食べている端から湧き上がってきているのかと錯覚するほどでした。それにしても1kgってほとんど貝殻の重さなのではないでしょうか。ただ、そんなことは気にならなくなるほどお皿の底にあったスープが絶品でした(初めは溢れるムール貝でスープに気がつきませんでした)。横のバゲットはスープのために存在しています。

店名にもあるのでピザも注文。出てくるのも速くて、大きくて、大満足で追加でもう一枚注文してしまいました。どれだけ食べるのかと店員さんは訝しんだ事でしょう。 ちなみにこの後、旦那がこの上にビールを大量にこぼしたので、しゅわしゅわするピザを食べました。はじめての食感でした。

ちょっとお値段は張りますが、注文してよかった、こんなメニューを考え出してくれてありがとうとシェフを呼びそうになったのがこのリゾット。 かぼちゃとエビのリゾットです。単体ではどちらも好きだけど、なんで合わせたのか、と疑問に思っていた私は食べた後意見を180度変えました。かぼちゃがステキな甘さでエビを優しく包んでいます。1000p(2000円)ほどしましたが、次行った時も頼んでしまいそうです。

店員さんもみんな笑顔で、料理はすぐ運ばれてくるし、接客面でも好印象でした。モスクワのサービス業は日に日に良くなっている気がします。 オープンキッチンが良かったです。

Пока!

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