馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ジョージア料理@サンクトペテルブルク

Привет!

雨が降ってきました。雪ではありません、雨です。春だ!
昨日はエイプリルフールだったので小さな嘘をついてみたら意外に信じてくれる人が多かったです。お騒がせしてすみませんでした。ロシアでもエイプリルフールの文化はあり、いろいろな企業も日本と同じように参加したそうです。中でも私が好きだったのは「マラソンスクール(そんなものがあることに驚きました)が今度ウサイン・ボルトを招いて無料の特別授業をやる」という話と「国営放送で毎晩真面目な番組をしていた司会者がTHT(バラエティを主に放送する放送局)で朝5時から18歳以下は視聴してはいけない帯番組をする」という二つです。どの国でも似たようなことをするんですね。

この間、旦那の妹さんがモスクワに遊びにきてくれました。せっかくなので、ということでついでにサンクトペテルブルクにも遊びに行くことに。私は通算4回目ですが、行くたびに新しい発見があって好きな街です。しかも今は旦那の友人が暮らしていることもあって、ローカルで素敵なお店をたくさん紹介してもらえました。例えば、ペテルブルクに着いた日の夜にその友達とご飯を食べたジョージア料理レストラン。 Sulikoというこのレストランはカザン大聖堂の真裏にあります。個人的な偏見なのですが(半)地下にあるレストランは大抵雰囲気が良くて美味しいです。

スリコ、というのはジョージアの民謡らしいです。伝わるか少し不安ですが、店内はレンガが天井や壁を覆っており、かなり良い雰囲気でした。 なんとなくトビリシで行った温泉を思い出します。あちらはタイルだったけど。

ジョージア料理が美味しいことは嫌という程お伝えしたと思うので、今回は少し省きます。ワインはキンズマラウリを(人生初)ボトルで注文しました。1600p(3200円)でしたが、なんとラベルにはお店と同じSulikoの文字が。「自家製ですか?」と尋ねると「いえいえ、そういう名前のワイナリーです」と言われました。ところで、いつもジョージアワインといえばキンズマラウリを頼んでしまうのですが(飲みやすくて)ほかにお勧めのものがあればコメントで教えてください。

ここのお店が面白かったのは、ランチョンマットがわりに置いてあるペーパーにヒンカリとハチャプリの食べ方が図解されていたこと。 めっちゃ分かりやすい。旦那の妹さんにもスムーズに説明できました。食べ慣れているから、とお手本を見せようとしたところ私も旦那も汁を結構こぼしてしまって面目が潰れました。でも大きくて美味しかったです。

スープは可愛い容器に入ってきます。 あまりよく中が見えませんが、オーストルイ、というジョージアのスープです。オーストルイを直訳すると「辛い」なので、かなり身構えていましたが私でも食べられるくらいの辛さでした(カレーは甘口派です)。

ハチャプリは大きいし、かといって大きすぎず、色々頼んでもお腹がいっぱいになり過ぎないのでちょうど良かったです。ネフスキー大通りからも歩けるけど観光地ではないので隠れ家のようでとても気に入りました。 ジョージア料理の食べ方以外にもこんなペーパーも。ジョージアの地理と料理がよくまとまっていて、また行きたくなりました。

これからしばらく話題がモスクワだったりサンクトペテルブルクだったりすると思いますが、読んでいただけると嬉しいです。

Пока!

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