馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ジョージア土産

Привет!

少し時間が空いてしまいましたが、ジョージア旅行記最後の記事です!

ジョージアといえば料理も有名ですが、ワインもとても有名です。是非ともお土産に買って帰らなければ、と思いながら街を歩いていると至る所にワインがありました。 それもこんな風に路上に(右手前)。

街の小さな商店でもものすごい数のワインの品揃えだったり、ちょっとレストランに入ったら破格の値段でワインを扱っていたり、この国では水と同じ扱いなのではないかと思ってしまいました。ジョージア伝統ダンスのステージがあるレストランでも1ℓの自家製ワインが200円から置いてあったので、びっくりします。

スーパーや商店のワインをお土産にしても良かったのですが、ホテル近くにいい感じの看板を見つけたので入ってみることに。温泉街から少し坂を登ったところです。 めっちゃ英語やし、半地下に入口があるし、その入口へ続く階段の前には若者がたむろしていたので怖かったのですが、勇気を出して入ってみました。

ドアを開けた瞬間に目に入ったのは、壁一面のワインラックに並ぶワイン。半地下なので明かり取り窓が上の方にあるのですが、そこからの光に照らされて光る埃。老舗のワインセラーに来てしまったような(行ったことはありませんが)、そんな雰囲気でした。 若いお兄さんが「どんなワインをお探しですか」と近づいてきました。とりあえず有名な赤ワインをいくつか教えてもらいます。ここでちょっとしたロシア語講座!ワインの辛口は「сухое(スホエ)」と言います。直訳すると「乾燥した」という意味です。甘口は「сладкое(スラーットカエ)」です。その中間は「пересладкое(ペレスラートカエ)」。この辺りの単語を使いながら希望をいうと、いくつか試飲させてくれました。値段もピンキリで、全体的に辛口でも甘めだった印象です。甘いのでジュースのように飲めてしまいそう。

実はジョージアの白ワインも美味しく、このワインショップではかなり手頃な自家製ワインを置いていました。お兄さん曰く「このワインが一番自信を持ってオススメできます」とのこと。味はもちろん美味しかったのですが、何よりラベルが全て手書きで味がありました。赤白一本ずつお買い上げ。

まだまだお土産を探す旅は続きます。可愛い街並みを見ていると、あるお土産物屋さんの窓に可愛いものが見えました。 ハチャプリとヒンカリの靴下!!カラフルです。思わず友達とテンションが上がって、店の中に入りました。いい広告です。結局色違いのものを3人お揃いで買いました。いつ履こうかな。ヒンカリの方は若干肉まんに見えないこともありませんが、ハチャプリの方はジョージアっぽくて気に入っています。

ちなみにこの町ではお土産もの屋さんの前に可愛いポストが置いてあり、お店で切手を買ってその場でポストカードを出すことができます。 モスクワもこうなれば便利なのになあ。

街並みが本当に可愛いので歩いているだけで楽しいですが、お店を覗きながら散歩すると余計に楽しかったです。ジョージア名物もたくさんあるので是非。ちなみに一度お店でロシア語で話すと「カザフスタン人?」と聞かれました。アジア系でロシア語を喋ったからだそうです。初めて言われた。

また、街中にはよくこんなものがぶら下がっています。 これは(基本的には)ブドウジュースを小麦粉で固めたものでくるみを包んで干している家庭的なお菓子だそうです。最終日まで勇気が出なかったのですが、食べなかったら後悔すると思ってみんなで一本買ってみました。

…いや、不味くはないんです。なんだろう、思っていた食感と違ってびっくりしたのだと思うのですが、初めて食べる感じでした。周りはグミに近い気がします。売っていたおばちゃんに「色の違いは?」と聞くと「混ぜているものの違い。例えばこの黄色いのは蜂蜜です」と言われてそれにしたのですが、あまり蜂蜜分は感じなかったです。ブドウジュースの味も。打ち消しあったのでしょうか。ジョージアにきたら、一度挑戦してみてください。

今回泊まったホテルは温泉街から坂を登って徒歩10分未満のここ。受付のお兄さんがめちゃくちゃカッコいい上に親切で、非の打ち所がなかったです。お部屋も清潔で、前に書いたように屋上にテラスはあるし、朝ごはんは食堂の横で作ってくれるのが見えるし、本当に快適なホテルでした。

ジョージア編は以上です!何度行っても楽しそうな、すごくいい国でした。今度は夏にも、他の町にも行ってみたいです。ジョージア文字を習得したい。

Пока!

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