モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

ナリカラ要塞とクルーズ

Привет!

最近学校で小説を読むのですが、毎回切なかったり悲しいので「ここから先どうなると思う?」と先生に聞かれたときに思いっきりハッピーエンドを答えてしまいます。その度に先生に「あのね、ロシア文学にはそんな結末は用意されていないわ」と諭されます(そして大抵中途半端なところで終わるオープンエンド)。そんなところもロシアの不思議な魅力の一つだと思うようになってきました。

さて、太陽輝くジョージアの話の続きです。ケーブルカーで上がると、目の前に三つの道が提示されます。右に行くと「ジョージアの母の像」の足元まで行くことができ、まっすぐ進むと植物園…というか森へ降りることに。そして左の道を選ぶとナリカラ要塞へいけます。とりあえず左の道を選んでみました。そこから見えた景色がこちら。 まるで天空の城にいるみたいです。テンションが上がったのでみんなで「君を乗せて」を歌いながらナリカラ要塞へと続く細い階段や道を進んでいきました。道はアップダウンが激しく、結構体力を持って行かれます。しかし街を一望する素晴らしい景色を見たり、時々現れるジョージア文字の看板に「読める!読めるぞ!」と言ってみたり(主に旦那)、森へ迷い込んでしまって路上でフレッシュジュースを売っているおじさんに救出してもらったりしているとあっという間でした。 こんな道が続きます。まあまあ人も多いし一本道なのにどうして迷ってしまったのか。

着きました!城壁の向こうには小さな教会と、崩れた城壁が残っていてロマンを感じました。この協会は聖ニコラス教会。 ここはもともと4、5世紀に建てられたと言われています。要塞なので、戦が起こるたびに修復されたり改築されたりしましたが、19世紀に要塞内にあった火薬庫が爆発して建物の大部分が失われたそうです(教会は新しく建てられました)。ということはここは200年ほどこの状態なのか。

めちゃくちゃ綺麗な街も一望できます。

ついでに、かなり崩れかけた城壁ですが、細い階段が壁に沿って付いており、登ることもできます。一人ずつしか登れない上に一段一段がとても高いので、慎重に両手両足で登っていきました。上から見たほうがわかりやすいのでこの写真を。さっきまでいたところが遙か遠くに見えます。右端にいるのが友達です。さっきまで一緒にいたのに!

登ったはいいものの、降りるのが怖くなって来ました。この写真を撮った場所が城壁の終わりでしたが、ここから降りることもさらに丘を登ることもできます。私は降りましたが、旦那はさらに登って行きました。彼曰く、丘の上には何もなかったそうです。降りてくるときに撮れたシルエット。

かなり満喫したのでロープウェイのところまで戻って、帰ることにしました。ちなみに旧市街方面へは歩いて降りることもできます(ロープウェイに乗るときに片道か往復か聞かれました)。

ロープウェイからの風景です。本当にいい天気で気持ちが良かったです。写真下に見えているのはクラ川。トビリシという街は、このクラ川の両岸に広がっている形になります。

最終日、時間があったのでこの川のクルーズに参加することにしました。上の写真でも、いくつか船着場が見えます。この中でも一番左側にある船着場へ行ってみました。

おじさんが二人、ボードゲームをしているところに「船に乗りたいんですが…」と声をかけると「どうぞどうぞ!一人で25p(1000円)で、30分ほどですよ」と教えてくれました。小さいモーターボードでしたが、とても楽しかったです。彼が操縦士さん。 カメラを向けるとキメ顔をしてくれました。彼は昔モスクワで兵役を経験したそうで、モスクワは今どんな感じかなど色んなことを話せたので嬉しかったです。一度は私たち全員に「ちょっと操縦してみる?」とハンドルを握らせてくれました。もちろん彼はハンドルから手を離さず、微妙に軌道修正をしてくれます。

川からだと、この街の面白さがより見えてきました。 岸ギリギリまで家が建っています。

中には滝までありました。 わざわざこの前でボートを止めてくれる操縦士さん。説明を待っていると「滝だよ!」とだけ言われました。うん、せやな。

ここからUターンして、船着場を通り過ぎ、平和橋をくぐると川の高さと岸の高さが同じになってきました。 この街の魅力は旧市街とこのような近代的な建物が本当に近くに立っていることだと思います。ちなみにこの建物はパスポートを発行したりする公的な機関だそう。

船着場に激突する形でボートは元の場所に帰ってきました。「小さな交通事故だね」と操縦士さんが笑うので、こちらも笑ってしまいました。こういうところも含めて、お茶目な操縦士さんとステキな時間が過ごせました。もし時間があればおススメです。

Пока!

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