馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ホテルとレンタル

Привет!

結局昨日は近年稀に見る大雪で、ニュースでも「雪すごい」という話が多く報道されていました。パウダースノーなので雪があまり固まらず、歩いていると地面が横滑りする感覚になってかなり歩き辛かったです。スキーで登校したい。

さて、ジョージアでのスキーを支えてくれたホテルとレンタルショップをご紹介します。とりあえずスキーに集中したかったので、ホテルはベースのリフト乗り場に一番近いところにしました。周りにも近くにもかなりたくさんホテルがあったのですが、このホテルは裏にリフト乗り場があるという近さだったのです。スキー場で誰かに「どこに泊まっているの?」と聞かれ、答えると知らない人はいなかったほど有名なホテルでした。「マルコ・ポーロ」という名前です。なんでここにきてマルコ・ポーロやねんと思わないでもありませんでしたが、トビリシ市内でも同名のレストランを見かけたのでジョージア人には馴染み深い名前なのかもしれません。 ホテル自体も大きいし、お値段も安くはありませんでしたが、文句なしのいいホテルでした。いわゆるリゾートホテルです。プールやサウナも無料で使うことができ、追加料金を払えばマッサージもしてもらえます。お部屋も清潔で、前日の家族経営のホテルとは180度違って面白かったです。 部屋に入るとジョージアワインが2本置いてありました。さすが。いくら取られるのか分からず手が出せませんでしたが、もしかしたらサービスだったのかもしれません。

朝ごはん会場も大きく、バイキングでした。入った瞬間からピザやハチャプリなどが目に入り「朝ごはんのボリュームじゃない…」と絶句してしまいました。ハムやソーセージ、生魚に野菜、乳製品、ジョージア風に味付けされたサラダまで本当にありとあらゆるお料理が並んでいます。美味しい食事を愛する旦那は狂喜乱舞で何度も取りに行っていました。曰く「こんな新鮮で美味しいものを毎日食べられるジョージアの人たちは幸せに違いない」とのことです。冬で野菜の質が落ちるモスクワから来たので、余計にそう感じるのかもしれません。太陽万歳。 蜂の巣までありました。勇気ある友達が挑戦して、おいしいと言っていました。蜂の巣の左にあるツボは甘めのヨーグルトです。これも甘すぎず酸っぱすぎず、ヨーグルトは苦手なはずの旦那がパクパク食べていました。

スキー板のレンタルもこの近くで、と探してみると一件良さそうなところがヒットしました。Mogzauriというところです。このサイト上で借りたいものを予約して、お支払いまで済ませることが出来ました。支払い確認のメールがジョージア語で来て驚いたのはまた別の話(ちゃんと下に英語とロシア語でも書いてありました)。

ただ、グダウリの店舗の場所がわかりづらく、かなり迷いました。実際にはベースに3、4店ほどレンタルできる場所があったので、予約はしていかなくてもいいかもしれません。実際Migzauriの場所を人に尋ねると、近くにある店舗で借りればいいやん、と言われました。もう支払っていたので意地でも探しましたが。 ベースのリフト乗り場から見上げた景色です。左にある赤い丸のあたりに、小さなカフェ兼ソリのレンタルをしている小屋があり、そこを左に曲がるとこんな風景になります。 この赤い丸が店舗です。

店舗自体は小さいのですが、働いているお兄さんとお姉さんは気さくないい人たちでした。休憩時間にはスキーをしているようで、山の中腹で旦那があったそうです。特にお兄さんは気さくすぎるくらいでした。一緒に行った友達が少し疲れてしまったので、2日目のレンタルをキャンセルすることにしました。彼女は現金で払っていたので、返金してもらうよう頼むと「別にいいけど、僕が作ったコニャックを飲んだらね」と言いながらカウンターの下からコニャックを出してきたのです。おそらく冗談だったのですが、一日中スキーをして疲れて判断力が鈍っていた私たちは、面白そうな提案だとショットグラスで貰いました。

ガンっと衝撃に襲われました。一口含んだだけで足元がおぼつかなくなります。思わず「これ何度!?」と聞くと「秘密だけど多分40度くらいかな」…絶対もっと高い度数だと思います。スキー場自体は17:30ごろに閉まるので、この時そんなに夜遅くなかったことと、ホテルがすぐだったことが幸いして大事には至りませんでしたが、ちょっと危なかったです。次の日旦那と二人でまたレンタルをしに行くと、昨日のお兄さんが今度は「これ食べる?」とチョコレートをくれました。ちなみにコニャックは昨日で飲みつくしてしまったそうです。

ほとんどのレンタル屋さんにインストラクターが待機しているので、初心者でも安心してスキーができそうでした。理想的なスキー場で、また行きたいと思います!

Пока!

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