馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

学校でのパーティー

Привет!

今日はロシアも祝日(おそらく1月7日のクリスマスが日曜日だったので振り替え)ですが、曰く「ロシアではない」語学学校は今日から始まりました。学校でいろんな人に会えるのが楽しみだった私は寝坊しながらも、もう朝からウキウキで家を出ます。5日に降った雪ももう溶け、それが夜に冷えて路面が凍結しており、駅に行くまでの曲がり角で綺麗に転んで腰をしたたか打ちました。本当に路面凍結には注意してくださいね。

昨年末の、もう学校が終わろうかという時期に先生から「最終日、毎年学校で大きなパーティーをするの(去年は改装中だったため特例で中止)。旦那さんも一緒に是非参加して!私の主人も来るから」と言われました。何時から何時まで?と聞くと「個人授業も終わる16:00から深夜までかな」とのこと。めっちゃ長いやん。この時間帯なら旦那も参加できそうです。旦那は夜にバラライカのレッスンがあったので、遅れてくることになりました。

パーティーが始まるまで暇だったので日本の友達と電話していたのですが、その間にも教室の一部にどんどん料理が運ばれてきます。受付のカウンターではシャンパンやワインが注がれ、窓際にはなぜか大量にみかんがばら撒かれています。ロシアではみかんは年末年始の象徴で、スーパーでもワゴンで安売りされています。去年はアメリカなどでよく見る「オレンジ」なのかと思っていたので買っていませんでしたが、日本でよく食べていた「みかん」そのものでした。今年は毎日食べています。

1月にクリスマスがあるロシアでは12月25日周辺のパーティーも全て忘年会になります。学校のロビーに置かれているパソコン近くに座っていた私は「適当にBGMを流しておいて!」と仲のいい事務員さんにお願いされて英語のクリスマスソングばかり流していたら、他の生徒に「ロシア語の年末年始ソングを流せ」と怒られました。

お料理も出揃って、結局パーティーが始まったのは16:30過ぎ。初めて会う人も多く、そして最近ロシア語を始めたという生徒さんも多く、初めはみんな様子見でしたがいろんな人とお話しできました。ここで発覚したのは私がかなり英語をわすれていること。仲のいいフランス人Jさん(この学校で英語の先生として活躍しています)に何度も「これ英語でなんて言うんだっけ!?」と聞き、あとはボディランゲージでなんとか会話を成立させました。今年は英語を頑張りたいです。

途中から先生たちに「旦那さんはいつくるの?今彼は何しているの?」という質問を受けるようになってきました。それに逐一「バラライカのレッスン中で…」と答えていたおかげで最後の方は「バラライカはいつ来るの?」という質問に。パーティーがあるからと飲まず食わずの旦那が学校のドアをくぐった瞬間「バラライカ弾いて!」と言われていました。ごめん。

この頃にはほとんどロシア人の先生とスタッフ、そして私のクラスメイトくらいしかいなかったので、こんなこともあろうかとロシアの国民的な歌「カチューシャ」を二人で練習していたのが功を奏し、無事大受けしました。そしてすぐさま「アンコール!」の大合唱。持ち歌がカチューシャしかない私たちは苦肉の策でもう一度演奏しました。それでもみんなで歌ってくれる学校の人たちは優しかったです。

そのあとは雑談タイム。みんなでYoutubeのカラオケで歌っては飲めや踊れやの大騒ぎでした。映画とかでみたことがあるパーティーそのもので面白かったです。なぜかJさんの生徒(英語を学ぶロシア人)にバラライカを英語で教えることになった旦那も英語の出て来なさにびっくりしていました。

この頃にようやく私の先生が登場し、旦那のバラライカを見ると「何か弾いて!」とお願い。まさかのカチューシャ3回目を演奏する羽目になりました。持ち歌は多いに越したことはありませんね。

1年半も通っている学校なので仲のいい人も多く、大好きな人たちと楽しい夜を過ごせました。去年の収穫はこういう場で色々な話をロシア語でできるようになったことです。帰りに旦那が「どうして学校に通い続けているか分かった。いい人たちだね」と言ってくれたのが嬉しかったです。もっとロシア語と英語を頑張ります!

Пока!

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