馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

赤の広場でスケート

Привет!

雪がほとんどないモスクワのお正月はなんだか変な感じです。去年の今頃はカザンで-18度を経験して泣きそうになっていたのが遠い昔に感じられます。

25日は人が多すぎてできなかったスケートですが、プルシェンコのアイスショー前に再挑戦することにしました。自分たちでやってみてからプロの滑りを見たほうが感動できる気がしたのです。

まずはモスクワで一番広いゴーリキー公園へ。スケートリンクがあると聞いていたので、15時くらいに行って1時間くらい滑るくらいの計画で行ってみると「15:00-17:00まで閉めます」と書いてあるではありませんか。なんで2時間も!待っているとショーに遅れそうだったので、ここでスケートをすることは諦めました。ちなみに私たちのように前もって調べない人のためにもう一つ情報を書いておきます。月曜日が定休日です。 2018年の目標は事前準備をしっかり、にしようと思いました。

でももうスケートをする気満々で手袋と帽子をつけ、ズボンの下にヒートテックも履いてきたのです。このままおめおめとスケートをせずにスケートを見に行くわけには行きません。ということで、赤の広場へリベンジしに行きました。 後ろに光っているのがグム百貨店。この赤の広場のスケート場は「グムのスケートリンク」という名前です。

平日の16:00まではリンク代が無料とは知りつつ、着いたらもう15:20だったので16:00からの回のチケットを買います。他の場所は「午前中」「午後」のようにざっくり時間帯が決められていますが(ゴーリキー公園は15:00前と17:00以降)、ここ赤の広場では1時間ずつ区切られているのです。そしてその後30分は休憩時間。つまり14:30-15:30の回が終わった後、30分の休憩を挟んで16:00-17:00の回が始まるのです。チケット売り場にはかなり長い列ができていました。次が私たちの番、という時になって横からおばあさんが割り込んできます。彼女は「16:00までの無料チケットを手に入れなきゃ行けないから、先行かせて!」と私たちが了承する暇もなくチケット売り場のお姉さんに話しかけていました。しかし時は15:35。お姉さんに「今休憩時間だからもう無理ですよ」と冷たくあしらわれていました。「明日は?明日もやってる?」と食い下がるおばあさん。そんなに無料がいいか…。

リンク代は1時間400p(800円)、スケート靴のレンタルは300p(600円)でした。 チケットを手に入れ、今度は入場口に並びます。

16:00の10分前にゲートが開きました。スケート靴を持っている人も多いので、できるだけ早くレンタルの小屋にある荷物や靴を預けられる無料ロッカーを押さえておいた方がいいと思います。またレンタルする時は補償金として一人2000pを一時的に払わなければなりません(返す時にお金は帰ってきます)。パスポートは不可とのことだったので、お金の用意を忘れずに。

他のスケートリンクと比べると小さめでしたが、今シーズン初スケートにはちょうどいいサイズ感でした。何しろロケーションが良いのです。 歴史博物館やクレムリン、ワシリー寺院を見ながら滑ることができるのはロシアでもここだけ!ついでに観光客にめっちゃみられます。スターになった気分です。

スケートなのに社交ダンスをしているカップルや、真ん中でスピンを決める小さな女の子、スピードスケートでもしているのかというようなスリルを求める若者など色々な人がいますが、とても楽しかったです。ずっとクリスマスソングが流れているのもロマンチックでした。

場内には子供用のサポートがたくさん用意されており これに掴まって滑る子供達が本当に可愛いく、私もこれを使いたくなりました(身長的に不格好になること請け合い)。

1時間経つ前に体力の限界が来てギブアップ。混み合う前にスケート靴を返し、会場を出ようとすると、入る時に使ったチケットをゲートにかざさないと出られない仕様になっていました。出るときはいいやん!と思いましたが、とりあえずチケットをなくしていなくてよかったです。

少し高いですがいい思い出になりました。次はゴーリキー公園でリベンジしたいです。

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