モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

ロシアへ帰国

Привет!

見事にホワイトクリスマスだった24、25日でしたが、今朝起きるともうすでに雪が溶けてしまっていました。気温は2度。暑い。

さて、ブハラからモスクワへ帰る飛行機は昼の11:30でした。ホテルの人に伝えると「9時過ぎにはついておいたほうがいいですね。ここからは10分ほどなので9時にタクシーを呼んでおきますね」とのこと。そして朝ごはんは8:30から。…微妙に時間が足りなさそうですが、準備を万端にして朝食会場へ行けばいいか。

朝ごはんはバイキングではありませんでした。サムサとナン、それにチーズ3種類。個人経営のホテルだし、朝食が出て来るだけ有難い。しかもかわいいチャイハナの綿花柄の食器です。

…と思っていると、2、3分に一回スタッフの大学生のお兄さんが運んで来てくれて みるみるうちに増えていき、 かなり豪華な朝食になりました。えっと、これ30分で食べるのかなり難しそう…。おそらくシーズンオフのこのホテル、私たちしか宿泊客がいなさそうです。私たちのため(だけじゃないだろうけど)にこれだけ用意してくれてありがとうございます。8:50くらいになると、朝食を頬張っている私たちのところにお兄さんが来て「もうタクシーが待機しているので、いつでも空港へ行けますよ」と言ってくれました。なんでこういう時だけ10分前行動なんだ…。ありがとう…!

タイムリミットが来たので、ニギナさんの「全部食べなくていいですよ」という言葉を思い出し、食べきれず朝食会場を出ました。受付でお兄さんにホテル代金の支払いをし(4000円程でした)、送り出してもらいます。

ブハラ空港。ブハラでは珍しく鉄道駅より空港の方が市街地に近いので、タクシーの運転手さんとも短い時間になってしまいましたが、少し話すことができました。「今からサマルカンドとかタシケントへ行くのかい?」と第一声で聞かれたので、本当にこの国はブハラから回るのが正解なのだと実感し、タシケントの運転手さんを思い出します。

ここから先は車が入れないんだ、と上の写真の場所(少し空港の建物から離れているところ)で降ろされました。ここから建物まで小さめのスーツケースを転がしながら歩いていると、お手洗いへの案内の看板があります。 上からウズベク語、ロシア語、英語です。サマルカンドでこのような看板を多く目にし、ニギナさんに聞いてみたことを思い出しました。どの言語でも「トイレ」に近い発音の単語が多いと思っていたのですがウズベク語は全然違うんですね、と。するとニギナさんは「あれは直訳すると『ホッとする場所』という意味なんですよ」と教えてくれました。これからお手洗いに行く場所にちょっと楽しい気分になれそうです。

小さなブハラ空港は、この日は一便しかないのかモスクワ行きの飛行機のチェックインカウンターだけでした。チェックイン自体はすぐ済んだものの、そこからが荷物検査と身体検査の嵐。何度金属探知機を通って、荷物をX線の機械に通したかわかりません。途中パスポートを見せたり、各地で集めた滞在登録のカードを披露したり(この時にかなり念入りに見られたので、タシケントで不法滞在になる前に気づいてくれた先輩に改めて感謝しました)、予備で持っていた乾電池を取りあげられたりしているうちに何とか出発ロビーまでやってきました。

なんとか帰れそうだとホッとして座っている私たちの前に、警察っぽい服を着た人がやってきました。何か不備があった…?帰れない…?不安でいっぱいの私たちに彼が一言「スーツケースが」と言いました。ふっと手元を見るとスーツケースがありません。旦那が慌ててその人の後について行くと、荷物検査のところにポツンと置かれているスーツケースを受け取るよう言われたそうです。二人で機内持ち込みのスーツケース一つをもっていつも旅をしているのですが、度重なる荷物検査で受け取るのを忘れてしまっていたようです。私たちのものだと気付いて呼びにきてくれた人、本当にありがとうごさいました。

ロビーでずっと待っていてもいっこうに搭乗案内が始まりません。ふと時計を見ると11:20です。出発予定時刻まで後10分。一瞬私たちが搭乗口を間違えているのかと思いましたが、ほかに搭乗口がありません。やっと11:50になって搭乗案内が始まりました。

機内ではよほどアジア人が珍しかったのか、酔っ払いのロシア人に絡まれたりして周りのウズベク人から哀れな目で見られつつも、なんとかモスクワに帰ってきました。

ネットを繋いだ瞬間、サマルカンドのSさんから「ブハラでおそらくみっきーさんたちを乗せたタクシーに乗りましたよ」というメールが来ており、その瞬間にこの6日間の思い出が蘇ってきて泣きそうになります。

本当にたくさんの人にお世話になりました。短時間で深く関わった人から、名前も知らないような街の人まで、みなさんがいなかったら成し遂げられなかった旅行です。素晴らしい景色と、素敵な人たちがたくさんのウズベキスタンが今は本当に身近な国になりました。

長い旅行記になりましたが、読んでくださった方々へありがとうございます。少しでもウズベキスタンに興味を持ってもらえれば嬉しいです。

Пока!

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