馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

コーカサス料理

Привет!

朝起きて雪が積もっていることに喜んでは、昼頃には雪が溶けて濡れた道路だけが残っているのをみてがっかりする毎日です。同じクラスのイタリア人は去年の10月末から雪が降っていたことより今年の微妙に暖かい天気の方が良いのだとか。雪が降らないなら、もう少し気温が上がって欲しいよね、とアイルランド人の女の子と話しています。そんな中でもモスクワの各公園では順次スケートリンクがオープンしているそうで、早く遊びに行かなければ、と気持ちが焦ります。

昨日書いた「マチルダ」を見に行ったのは初めて行くショッピングモールだったので、映画が終わってから晩御飯のレストランを探すのも兼ねてモール内を少し見て回りました。そこで見つけたのは「コーカサス(カフカス)料理屋さん」! Барбари(バルバリ)というお店です。

コーカサス料理ってどんなんだろう…と入ってみることにしました。メニューをめくってみると「ヒンカリ」や「ハチャプリ」などよく見かけるメニューが並んでいます。そう、グルジア(ジョージア)もコーカサス地方であることを知らなかったのです。地理をもうちょっと真剣に勉強すれば良かった。グルジア料理は大好物の私と旦那です。大喜びでメニューをめくりました。もちろんグルジアだけではなく、アゼルバイジャンやアルメニア料理もありました。

店内は自然豊かなコーカサス地方を思わせる緑と茶色を基調とした落ち着いた色遣いです。 入り口に羊の可愛い人形がいました。それを見て、シャシリク(バーベキューです。羊や鳥などがよく焼かれます)を思い出す自分に悲しくなりました。

さて、注文です。前からいろんなグルジア料理レストランで見かけて気になっていた前菜に初挑戦してみることに。プハリという名前です。 左からほうれん草、ナッツ、ビーツ味でした。プハリとはそもそもほうれん草とクルミを和えたサラダらしく、左端のものがスタンダードだといえます。それぞれ素材の味を存分に活かしていたので、全く違う食感と味でした。形が同じだけです。個人的にお気に入りはナッツでした。この三つで290p(580円)…ちょっとお高めかもしれません。

ヒンカリはあまりにも美味しそうで、運ばれてきた瞬間に食べてしまったので写真はありませんが、他のところよりもスパイスが抑えめで、辛いものが苦手な私にとってはとてもありがたかったです。

そしてメイン。 オジャフリは旦那が頼みました。一言でいうと、ジャーマンポテト!お肉は、豚肉、子牛肉、羊肉と選べてそれぞれ値段が違っていました(400p前後)。一口もらいましたが、シンプルな味付けにも関わらず、かなり美味しかったです。

そして私が頼んだのは クチュマチです。なんか知っているなあと思いながら食べていたら、旦那が一口食べて「牛すじ煮込みやん」と言っていました。確かに。牛すじ煮込みのスパイス多めという感じです。これは、確かにグルジア料理は日本人の口に合うと言われるなあと実感しました。

このお店は配達もやっているようなので、また機会があれば利用したいと思います(家からちょっと遠いのです)。

毎度恒例、レシートが入っている箱はこちらでした。 めっちゃ羊を推してきます。

Пока!

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