馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

кафе насущный

Привет!

今日は太陽が顔を出していました!それだけで嬉しくなるので、幸せだと感じるボーダーが日に日に下がっている気がします。今週の授業のテーマは「宗教」なのですが、クラスメイトが少しずつ信じているものが違い、今にも小さな宗教戦争が起きるのではないかと毎日ドキドキしながら授業を受けていました。日本にいるとあまり宗教の話にならないというか、初対面の人に「どの宗教を信じていますか」などと聞こうとも思わなかったので、カトリックの教会で言っていることが正しいかどうかで熱く議論しているクラスメイトを見ていると、一歩間違えると争いに発展するのも不思議ではないと思えます。ところで、ローマをロシア語では「Рима(リマ)」というのがまだ慣れません。

ロシアにはいくつかカフェがありますが、その中でも街中でよく見かけるカフェがこちら。 これは赤の広場横、1812年祖国戦争博物館の奥の小道にある店舗です。前を通る度にこじんまりとした可愛さが気になっていたのですが、ある時2時間ほど時間を潰さなければいけなくなったので入ってみました。

Кафе насущный(カフェ・ナスーシュヌイ)とは「日々のカフェ」という意味。「毎日になくてはならない」を意味するнасущныйという単語が店名になっているのはなんだか素敵です。あまりにもこじんまりとしていたので個人経営の店かと思っていましたが、一度他のところでこのロゴを見かけたと思ったら、いろんな駅前で見るようになりました。チェーン店だったようです。 中に入ると、映画のワンシーンにでもなってそうなくらいおしゃれでした。パンやお菓子、ケーキなどがたくさんショーウィンドウに並んでいます。

赤の広場脇のこのお店では、コーヒーと特定のパンのセットなどが用意されていました。時間つぶしが目的だったので、本を読みながらコーヒーとドーナッツ(ロシア語ではпончики:ポンチキ)で110pのセットを頼みます。 この店舗に限らず、どこでも机や内装が可愛いのです。黒板に手書きの文字っていいですよね。

この前行った時には秋のメニューが出ていました。そこに大好物のかぼちゃラテを発見して注文!一緒に行った友人は抹茶ラテを頼んでいました。どちらも270pほど。 かぼちゃラテには一瞬見えませんが、明らかに抹茶ラテではない方です。お味は…あまり甘くなくて、ちょっと思っていたのと違いましたが美味しかったです。そういえば、ロシアのかぼちゃってあんまり甘くないということを昨秋学んだのに忘れていました。抹茶ラテの方は、ロシア特有の甘すぎる抹茶ではなく、日本の抹茶に近かったです。…もしかしてこのお店全体的に甘さ控えめなんだろうか。

そしてお会計をお願いすると、まさかのキッズメニューに挟まれてレシートが運ばれてきました。 たまたまレシート入れを切らしていたのか、この店舗の方針なのかは分かりませんが、少し面白かったです。最近の趣味はレストランによって違うレシート入れの写真を集めることです。

おしゃれで手軽に入れるカフェ、おススメです。

Пока!

にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
にほんブログ村