馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

Булка

Привет!

この間、あるシチュエーションを与えられて、ペアで会話をするという課題が出たときに、イタリア人のRさんがパトカーの音を「ニー(⤴︎)ノー(⤵︎)ニーノー」と表しました(パトカーが出て来るシチュエーションもすごいですが)。そう言うんや、と新しい発見に私が身を乗り出すと、先生も同じように思ったようで「ロシアでは『イー(⤴︎)オー(⤵︎)イーオー』っていうよ。フランスは?」と話を広げます。フランス人のFさんが「パー(⤴︎)ポー(⤵︎)パーポー」と答えると、当然のように「日本は?」と聞かれました。私は「ピー(⤴︎)ポー(⤴︎)ピーポー」と答えます。その途端教室に笑い声が響きました。え、イントネーションがおかしかった?みんな「日本語ってほんまに可愛いね」と笑いすぎて涙を流しながら言うのですが、どこかバカにされている気がして私は素直に受け取れません。いや、音でいうとフランスもそんな変わらへんやん。なんでFさんそんなに笑ってるん。そして今から思うとこれ救急車の音ですね。このネタは3日くらい引っ張られたので訂正するタイミングを失いました。国によって違うのは面白いなあと思います。

今日はそんな学校から近い、ベラルースカヤ駅から徒歩5分ほどのところにあるカフェの紹介です。 美味しいパンやお菓子も売っているので、駐在員家族には有名なお店です。この間、ここのカフェコーナーで友達とお昼を食べました。

席に着くと、英語メニューかロシア語メニューか聞かれます。どちらも持ってきてもらったのですが、一見同じデザインに見えて料理が書いてある順番が違ってびっくりしました。なんでこんなことが起こるんだ。サラダ、スープ、ブリヌイ、暖かいお料理の4つにカテゴライズされていて、ビジネスランチはその中なら2つ選べます。2皿のうち、高い方の値段だけを支払えばいい、というシステム。例えば今回頼んだのは430pのスープと400pのブリヌイだったのですが、レシートには430pしか書かれていませんでした。なんてお得!ほとんど半額です。ドリンクだけは別なので、豊富なメニューの中から好きなものを選べます。

まずブリヌイはこんな感じ。 テーブルに直接置かれているわけではありませんよ。お皿がおしゃれなのです。サーモンを贅沢に乗せてあるブリヌイは、他のお店より卵感が強かったです。これだけでも結構量がありました。

そしてスープ。メニューには「きのこのピュレスープ」としか書かれていませんが、友達曰く「パンが器になっているんだよ」とのこと。 ほんまやー!!ここはベーカリーなので、このパンがそもそも美味しいのですが、中のスープも濃厚で食べ応えがありました。このパンの蓋を横についてきたバジルソースにつけて食べてもよし、スープに浸してもよし、幸せな時間でした。

中のスープを食べきって、さあただのパンと化した器部分に取り掛かろうとした時です。店員さんが「お下げしてもいいですか?」とやってきました。これは食べないものなのか!と思ったのですが、勿体無いので一生懸命ナイフで切りながら食べました。アイスクリームやシャーベットも50p(100円)でつけることができるようです。でも2品で十分満足ができる内容になっています。

その日家にやってきた家庭教師の先生にこのスープの話をすると「ああ、あれは食べなきゃダメよね!」と言われました。ロシア人女性にも人気のようです。

Пока!

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