馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

おうちごはん16-サリャンカ

Привет!

秋も深まって来て、寒くなったので家にいる時間が…増えてはいないのですが(出歩くのが趣味なので)、少し生活が落ち着いたので、新しい料理に挑戦してみました。サリャンカです。 誕生日にお友達からいただいた「最近のロシア料理」という親切な本に載っていました。今回はこれを少しアレンジして、日本でもロシアでも作りやすいように紹介したいと思います。

そもそもこのサリャンカというスープは、ウクライナ料理なのですが、ボルシチと同じくロシアで広く飲まれています。それというのも、スープに使う野菜の酢漬けが二日酔いに効くから。なんともこの土地らしい理由です。ちなみに旦那曰く、お肉をたくさん取り入れることで、油によって胃の粘膜を保護する目的があるらしいです。本当かな。それにしてもどこまでも飲むために作られたようなスープですね。

今回これを作るために初めて買ったものがこちら。 オリーブ種無し(без косточки)と酢漬けのピクルス、そしてトマトペーストです。本にはкаперсы、日本語で言うとケッパー(あるいはケーパー)と呼ばれるフウチョウソウボクの花の蕾の酢漬けを用意しろと書いてあるのですが、スーパーで聞いてみると「前はあったんだけどねー今はないの、ごめんね」と言われたので大人しくピクルスを買いました。

★用意するもの
水 1.5ℓ
ベーコン(厚切りがあればGood)150g
ハムまたはソーセージ (あるいは両方)150g
ピクルスの酢漬け8本くらい
玉ねぎ 1つ
トマトペースト 大さじ二杯
万能ネギ
オリーブ 8つくらい
サラダ油
塩胡椒
ローリエ
レモン汁
スメタナ(サワークリーム)

★作り方 ①耐熱皿に輪切りにしたソーセージと角切りにしたハムやベーコンを乗せ、200度のオーブンで十五分ほど焼く

②その間にキューブ状にみじん切りにした玉ねぎを鍋で炒める(塩胡椒を忘れずに)。いい色になったら、トマトペーストをいれて混ぜる

③鍋に水とローリエを入れ、沸騰するまで煮る

④沸騰したら、お肉類をオーブンから出して鍋にIN!

⑤また煮立って来たらピクルスとオリーブを食べやすい大きさに切ったものを鍋に投入。ついでにお好みで漬け汁もスプーン2、3杯入れる

⑥五分ほど煮たら、火を止めて万能ネギを入れる

⑦お皿に盛って、お好みでレモン汁とスメタナを入れて、

⑧いただきます!

出来上がりはこんな感じでした。これまでお店で食べたことはありましたが、自分で作ってみると案外楽で驚きました。ボルシチよりは断然作りやすいです。また漬け汁を調整できるので酸っぱさも自分好みにできます。

これからこの本を参考に、少しずつレパートリーを増やしていければ、と思っています。次回のレポートをお楽しみに!

Пока!

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