馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

グルジア料理レストラン

Привет!

今年もあと100日だそうです。これまでの265日中150日くらい記憶がありません。時間が経つのは早いなあ…このまま気がついたらセントラルヒーティング始まってないかなあ…(部屋が寒い)。

さて、モスクワには各国のレストランがあります。日本食はもちろんのこと(クオリティは置いておいて)、日本でもよく見かけるイタリア料理やアメリカのステーキハウスなどは本当によく見かけます。この間イタリア人のクラスメイトに「日本人やのに日本食レストランあんまり知らんの!?」と驚かれたので「そういうあなたはモスクワでイタリアンに行くのか」と聞くと「この街にイタリアンなんかない」と言われました。そういうことや。ただ、日本人にとってはここのイタリアンも美味しいです。

そして日本では見かけない、でもモスクワには溢れていると言えばグルジア料理です。正式名称はジョージアなのですが(グルジアというのはロシア語読みのため)、私が義務教育を受けた時はまだグルジアだったため、言い慣れません。ご了承ください。

街中でよく見かけるХинкалиная(ヒンカリナヤ)というチェーン店は間違いなく美味しく、メニューに写真も載っているので入りやすいですが、ここ以外にもモスクワ中心部で食べられる美味しいグルジア料理のレストランがあります。

まずはЭZO。 旧アルバート通りとボリショイ劇場に近いカメルゲルスキー横丁にあります。写真はカメルゲルスキーの方。他にももっとあるかもしれません。

席に着くと、綺麗なメニューが出てきます。写真も多く、聞き慣れない名前の多いグルジア料理を頼むときも安心です。 まずはハチャプリ。これを一口食べたとき、弟が感動していました。これはアジャリア風というもので、周りのパンをちぎって中のチーズと卵につけて食べます。他にもチーズハチャプリ(見た目はピザのようにまん丸で中にチーズが入っているもの)など色々な種類がありますが、このアジャリア風が最も「ハチャプリっぽく」て人気です。

もちろんこのお店にはヒンカリもあります。 画質が悪い上に小さく見えますが、思っていたよりも大きいものがきました。ここは一つから注文可能。餃子より少しぶ厚めの皮で包まれた中には豚・牛・羊(選べます)肉の肉汁をたっぷり吸った種が入っています。上が持ち手になっているので、そこを持って本体にかぶりつき、肉汁を先に吸ってから、皮と種を食べます。少し香辛料が効いていますが、一度食べると病みつきになる味です。

ここは観劇前の早い時間に行ったのでこれだけしか食べませんでしたが、大満足でした。

そしてお次は新アルバート通りにあるНе горюй!というお店。 暗い写真ですみません。新アルバート通りに「オクチャーブリ(10月)」という名前の映画館があるのですが、そのすぐ横にあります。写真に写っているのはテラス席ですが、お店自体は半地下です。

店名のНе горюй(ニェ・ゴリューイ)というのは「悲しみに暮れないで」という意味で、 店内もおしゃれです。真横にチェーン店のヒンカリナヤがあるので、グルジア料理を食べ比べるのもいいかもしれません。横にヒンカリナヤがあるせいか、いつも店内にお客さんが少なく、落ち着いて食事ができます。サービスも他のロシアのレストランに比べてかなりよく、料理も美味しいので大満足です。 めっちゃ美味しかったほうれん草入りミルクスープ。横にあるポン酢のようなものを入れていただきました。

このお店ももちろんヒンカリが置いてあり、三つから注文できます。私はこちらの方が少しピリ辛に感じました。

旦那の家庭教師の先生も「日本人ってグルジア料理好きよね」と言うくらい、日本人の舌に合うようです。ロシアに来たら是非!そしてне горюйの方はいいお店なのにお客さんがあまり入っておらず、いつも心配なので、モスクワ在住の方は是非足を運んでみてください!

Пока!

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