馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

カチューシャ

Привет!

今日はサンクト=ペテルブルクのレストランを紹介します。話題となる街があっち行ったりこっち行ったりしてすみません。ちなみにモスクワとサンクト=ペテルブルクは新幹線のような列車<サプサン>で4時間近くかかります。広大なロシア全土からすると近くに位置する街ですが、日本人からすると、そんなにご近所という感じはしません。

3回目のサンクト=ペテルブルクとは言えど同行者は毎回違うので、必然的にレストラン選びで失敗しないように毎回同じお店に行ってしまいます。今回も前回行って当たりだった文学カフェに行きました。本当にこのお店は美味しいし、値段も良心的だし、お気に入りです。

そしてこれまで紹介しそびれていた行きつけのレストランがもう一軒あります。 それがこちら「カチューシャ」です。毎回行っているのでもう3回目。場所はネフスキー通りにある「ドーム・クニーギ」からエルミタージュの方へ進んで行った1つ目の角です。写真に写っている車の奥が階段になっており、そこを少し下った半地下に入り口があります。夏の間はお店の目の前の広場(作家のゴーゴリ像があります)にテラス席が作ってあるので見つけやすいかもしれません。 ドアを開けた瞬間から可愛い内装にトキメキます。もともと1回目のサンクト=ペテルブルク訪問時に、いいレストランがないかと地図アプリで「ロシア料理」と検索してヒットしたので訪れたのです。なぜか私が持っているガイドブックのレストランコーナーにはもう無いお店が載っているのにこのお店の紹介はありません。立地としてもすごくいいお店なのに。
ロシア料理を出すお店なのですが、料理の前に特筆すべきはこの内装の可愛さと店員さんの可愛さです。上の写真でも少し写っていますが、店員さんがみんなレトロなワンピースを着ているのです。ワンピースが似合わない人は面接で落としているのかというくらい、それぞれに似合うワンピースを着て、全員愛想がいいのです。このお店で嫌な思いをしたことがありません。 テーブルの小物もセンスが光ります。ちなみに横にあるリング状の乾パンのようなものは1回目だけサービスで出てきました。

メニューも全てに写真が付いていて分かりやすいし、ここで有名なロシア料理はほとんど食べられると思います。 これは牛肉のタルタル。奥のお皿に乗っているのはドラニキ(ジャガイモのおやき)だったと思います。確かこちらは店員さんのオススメ。素敵な笑顔で「こちらオススメです」と言われると頼まざるを得ませんでした。 これはサラダ…名前を忘れたのですが、上にネギとイクラが載っていてめちゃくちゃ美味しかったです。サラダコーナーで一番か二番目に安かったのに。

そして、ここに来たらいつも頼んでしまうビーフストロガノフ(左)とパジャルスキーカツレツ(右)です。 ビーフストロガノフはお店によって水分が多かったり、反対に全然なかったりします。これは多い方ですね。また、ロシアでカツレツといえばパン粉が全くついていないハンバーグのようなものを出されるのですが、日本のものに近いのを注文したいときはキエフ風カツレツと言えば大丈夫です。そしてこのパジャルスキーカツレツは柔らかいクルトンのようなもので覆われています。伝統的なロシア料理の1つだそうで、文豪カフェにもプーシキンカフェにもありました。

紅茶も安く、デザートも美味しそうなので次にサンクト=ペテルブルクを訪れた時も行ってしまいそうです。お値段は文豪カフェと変わらないくらい。観光地の近くにあるので(カザン大聖堂の目の前)、どのレストランに入るか迷った時にはオススメです!

Пока!

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