馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

モスクワの日2017

Привет!

今日は旅行記をお休みして、昨日行って来たモスクワの日のお祭りについて書こうと思います!去年のものはこちらからどうぞ。

今年は記念すべき、870年目です!去年はロシア映画がテーマでしたが、今年は「歴史が作られた街、モスクワ」がテーマ。 今年の地図です。表紙にあるのはВДНХにある「労働者とコルホーズの女性」像と戦勝広場にある凱旋門ですね。ソ連と、革命前のモスクワを象徴する2つの建築物を見ると、モスクワの人たちにとってこの町の象徴はこれらなのか、とハッとしました。ロマノフ王朝はほとんどサンクトペテルブルクが首都だったからか。ちなみに、この「モスクワの日」のお祝いが始まったのは1847年、700年祭の時だったそうです。そんな前からだったとは。

街中では40もの広場で催し物があったそうですが、私たちはお友達と一緒に、去年に引き続きトベルスカヤ通りへ繰り出しました。イベント自体は10:00からだと聞いていたので、朝一番に身体検査を受けて、通りへ入ります。 人がびっくりするくらいいません。赤の広場側からトベルスカヤ通りに入ると、初めはスポーツのコーナーでした。写真はボクシングのリングの近くにいた女性がウォーミングアップをしているところです。これぞロシア美女!というような金髪や黒髪の、顔もスタイルも良くて腹筋が割れている女性ばかりで見惚れてしまったのですが、いや、準備運動はイベント開始前にやっておこうよ。でもその後も展示物を作っている途中だったり、何かものを運んでいたり、まだイベント開始前かな?という光景にかなり出くわしました。すごく「モスクワらしい」イベントです。

相変わらず規模は大きくて、 家から戦車が出てきていたり、実際のモスクワの街並みと同じ位置でスターリン建築のミニチュア(というには大きいのでギガチュア)が置かれていたり、その間を実際と同じように道路と川が通っていたり、 車がやけにリアルでした。他にもバスやトランバイ(路面電車)などもありましたよ!一年住んだから分かる地名なども多く、テンションが上がりました。

こちらはスターリン建築の1つを建てたお兄さん。 手にコンパスを持っています。

子供用に大きなブロックを動かしてみようのコーナーや、クレーン車を扱ってみようのコーナーもありました。そしてもう1つ面白かったのは、大学のような部屋が作ってあり、そこで科学などの実験をしていたこと。 こんな感じのものが通りに5、6個ありました。この街は本当に子供に優しく、こういうイベントでも子供向けのものがたくさんあるのです。生物のコーナーでは体の仕組みや野菜を人工的に育てる仕組みの展示などの横にこんなものが。 亀。ここに子供が入るのかと見ていると、短めの丈のワンピースを来たお母さんが、息子と旦那に荷物やカメラをもたせて入っていました。案の定出るのに大変苦労し、旦那とスタッフの手を借りてなんとか脱出していました。

また、こういうイベントでの楽しみは、配られているグッズをもらうこと!去年はメガネでしたが、今年は頭につけるものでした。 上からスターリン建築のセブンシスターズ、ソ連時代っぽい車の正面、先述した「労働者とコルホーズの女性」像です。いくつか種類があると気づくと、コンプリートしたくなってしまい、配っているものをたくさんもらってしまいました。結果、私もスタッフに間違えられ、普通のお客さん何人かに声をかけられる羽目に。紛らわしくてごめんなさい。またイベントに参加した子供達にマグネットも配っていました。

こんな大きなイベントなので、途中でお腹が空いても大丈夫です。たくさんレストランが出ており、私たちがたまたま立ち寄ったところが「カフェ・プーシキン」の出店でした。 制服でハッとしました。最近ビジネスランチの内容が変わり、ビーフストロガノフが姿を消しましたが(通常メニューではあります)、ここでは350p(700円)で食べることができます。

プーシキン広場に着く頃には周りのテーマは宇宙になっており、太陽系の大きな模型からロケット、星の探査機まで置いてありました。お昼過ぎになっていたからか、お客さんの数も増え、朝からは考えられないくらいの混雑具合に。

少し人酔いはしましたが、モスクワの魅力が詰まっており、この街に来てよかった、と実感する一日になりました。

Пока!

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