馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

カフェ"I love cake"

Привет!

今日から弟がロシアに来てくれます。さすがに受け入れ3回目ともなれば、来ている間ずっとブログをお休みしなければいけないほど余裕がなくなりはしないと思うので、マイペースに更新したいと思います。なので、更新しているかな?と時々覗きに来ていただけると嬉しいです。新しいスポットに行けたらいいな。

帰省シーズンのお盆も終わりましたね!カムチャッカへ資金も体力もつぎ込んでしまった私たちは日本へ帰りませんでしたが、周りはやはり帰る人が多かったです。そんな友達の一人がモスクワに帰って来たということで、久しぶりに会うことになりました。

おしゃれな彼女がモスクワの素敵なスポットをインスタグラムでいくつか見つけていたので、そのうちの1つへ行くことに。多少迷って途中警備員のおじさんに心配されながらもたどり着きました。 窓が大きいので明るく、可愛い内装です。

二人です、と伝えると、ショーケースの前の席に案内されました。ここはサンドイッチやシリアル、スープからサラダまでご飯ものも多いのですが、ケーキだけメニューが別になっているくらい、デザートに力を入れています。店名も「I love cake」というくらいです。そんなケーキ屋さんでこんなショーケースの前の席に座ってしまったら… 迷わないわけがありません。

来店してから30分近く二人で唸っていたので、店員さんが「お助けしましょうか?」とやって来ました。とりあえず飲み物だけでも、と思いましたがこれも種類が豊富にあります。そもそも「青いラテの上にユニコーン型のクッキーが乗っている」写真をインスタグラムで見て来たので、店員さんに「このメニューの中でユニコーンが乗っているのはどれですか?」と聞いてみました。すると「ああ、実はあれ、メニューに載っていないんです。あれにしましょうか?」「それでお願いします。ところであの色はなんですか?」「〇〇です(肝心なところが聞き取れなかった)。それに木苺のムースが付いて来ます」もう味の想像がつきません。

「ケーキはどうしましょう?」「どれが美味しいですか?」「全部オススメですが…」ここから怒涛の全商品解説が始まりました。「これとこれはチーズケーキで、これはブリヌイを重ねているもので、」全部は覚えていませんが、途中噛んでしまってはにかむお姉さんが可愛かったです。その中で「日本のケーキ」と言う説明があった2つのケーキのうち、ブルーベリーの方(もう1つはイチゴでした)を注文。 全部来るとこんな感じです。ユニコーンのクッキーをカップにくっつけているのが木苺のムースだそうです。クッキー自体の味が美味しく、すぐに食べてしまいそうでした。一方で、青いラテとムースのピンクが混じり、カップの中で宇宙空間が生まれていました。

ケーキは、どこか日本で食べたことのあるお菓子がスポンジ部分の使われています。友達と協議の結果、チーズクリームが中に入っているどら焼きだ、と言うことで一致しました。店員さんにどこが日本のケーキか聞いてみると「柔らかい」からとのこと。…ほ、ほう。よく分かったような分からないような感じです。

友人の頼んだサンドイッチも美味しそうでした。ご飯のメニューは名前が面白く「朝、彼女が作ってくれたパンケーキ」だとか「私のボーイフレンドのお手製サンドイッチ」など、読んでいるだけで楽しかったです。そんなことをしていると本当に注文が決まらなくなります。

お会計の時、チップを置いていこうとしたのですが、持っていたお金では微妙に足りません。そこで、友達がたまたまお財布から抜き忘れていた日本の硬貨を、説明してくれたお姉さんに「これ日本のコインです。よければどうぞ」と渡すと「初めてもらいました!!」と今にも泣き出しそうな顔で喜んでくれました。

観光名所でもある旧アルバート通りから一本入った通りにあり、入り口が少し小さいので分かりにくいのですが、隠れ家的な雰囲気があってとても良かったです。

Пока!

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