モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

国際花火大会

Привет!

やっとモスクワでも夏らしいことをしました!そう、花火大会へ行ったのです。 しばらく前からやたらとインターネットで こんな広告を見かけるので気になっていました。これ絶対花火やるやん。日本では花火といえば夏ですが、こちらでは年がら年中打ち上がります。しかも個人で打ち上げ花火をしてもいいので、不意打ちで家から見られることもあります。そんな国で「花火大会」が開催されるとなると、普段個人では手に入れられない花火、すなわち他国の花火を披露してくれるのです。

今年はロシアと日本の経済協力が盛んになって来たこともあり、初めて日本の北九州の花火師が呼ばれました。これは行くしかありません。友人カップルを誘って旦那と4人で行って来ました。

場所はメトロБорисово(ボリソボ)駅から歩いて10分ほどのБратеевский каскадный паркという公園です。ほとんどモスクワから出るんじゃないかというくらい郊外にありましたが、モスクワ川が横に流れる巨大な公園でした。 こんな素敵なところです。 暑くて花火大会日和だったので、駅でペットボトルを買ったのに入場直前で飲み物と食べ物の持ち込み禁止ということが判明し、急いで飲み干しました。ちゃんと注意事項読むんだった。

夏至から比べるとまだ短くなったとはいえ、日の入りが8時のモスクワです。空が真っ暗になるのは9時前なので、花火自体は9時から始まると聞いていました。それまでは広い会場内のいろんなイベントを回ることに。あ、ちなみに入場料は前売りが400p(800円)、現地購入では500p(1000円)でした。花火をいい席で見たいならもう少しチケット代が上がります(最大2200p)。

あちこちでコンサートが開かれており、良質のジャズを聴きながら川辺を散歩する、という贅沢な時間が過ごせます。 このРостех(ロステフ)というのが今回の大会を主催している会社です。

いろんなお店が屋台を出していて、シャシリク(カフカス料理のバーベキューのようなもの)や人気のハンバーガー、アイスクリームなど、お腹が空けばいくらでも食べることができます。

もう少し歩くと、野外フェスのような大型ステージを発見しました。 凄い数の人が踊っていたり、立っていたり、座っていたり、芝生に寝転んでいたり、思い思いの体勢でステージを見ていました。ちょうどパフォーマンスしていたのはUma2rmanというバンドでした。すごく好みの曲だったので、今必死でユーチューブで探しています。その後も男性アカペラグループがパフォーマンスしていました。強面のロシア人男性がハイソプラノで歌っているとびっくりしますね。

さて、いよいよ花火の為に有料エリアの後ろへ移動します。 いつの間にこんなに人が…!

背の高いロシア人に負けないように必死で立つ場所を確保しました。前口上は何を言っているか全く聞こえませんでしたが「Ура!(うらー!)今から始めます!」というのは聞こえました。 上から白、青、赤…。あ、ロシアの国旗になっています。これ日本の国旗でもしやすいのではないでしょうか。

そしてついに「日本です!」とアナウンスが。その後の説明からはまた聞こえなくなったのですが、これが長い。8分ほどまだかまだかと空を見上げていると、やっと打ち上がり始めました。

なんか懐かしい感じがします。途中から、日本語の歌詞が聞こえて来ました。「花が咲く」です。今日のNHKニュースによると、東日本大震災の時にロシアからたくさん援助を受けたことへの感謝を込めたそうです。なるほど。歌詞がわかる私たちとしては歌詞に合わせて空にも大きな花が咲いており、粋な演出だろと思いました。そして続いて流れて来たのは「ウォーターボーイズ」のテーマ曲。 かつてこの曲に合わせて組体操をした私にとっては思い出がたくさん詰まった曲で、この曲にピッタリ合わせて綺麗な花火が打ち上がるので思わず涙してしまいました。周りのロシア人にびっくりした顔で見られた気がします。曲に合わせてゆっくり花火が散っていくようにも見える時もあり、改めて技術力の高さに驚きました。

大歓声のうちに日本の花火は幕を閉じました。見に来て本当に良かったです。

お次はアルメニア。まあ花火なので基本的には同じなのですが、日本よりも大きさと量で勝負!という感じで、迫力がありました。そう思うと日本の花火はおしとやかだったかもしれません。

そしてまた長い長い(そしてよく聞こえない説明の後、オーストリアが始まりました。オーストリアは前2つの国より打ち上げる幅が広かったです。携帯のカメラでは全部映りませんでした。そしてやはり音楽の都、ウィーンを首都に持つ国らしく、クラシック音楽に合わせて打ち上げます。

最後にルーマニアが残っていたのですが、このまま最後まで見ていると駅に行けなくなる、と思い抜けることに。 同じ考えの人は多かったようで、すでに大勢の人が出口へ急いでいました。帰路からもルーマニアの花火が見えます。音楽は聞こえないのですが、かなり大きな花火でした。 こんな花火を見ながら、交通規制をしている警察のつぶやきが風に乗って聞こえて来ました。「日本の花火はすごく良かったのになあ」いや、これも素敵やで!でもすごく嬉しかったです。個人的にはそんなに明確な違いが分からなかったので優劣つけがたく、全て本当に綺麗でした。

案の定、そこから帰り道が大変だったのですが、来て良かったです。日本とはまた違った花火大会が味わえました。

Пока!

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