馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

カムチャッカ⑦-川へ-

Привет!

やっと3日目に入りました。カムチャッカでの1日は充実していて一瞬ですぎた気がしていましたが、こう書いてみると中身が詰まっていますね。

さて、今日の予定は

ビーストラ川の川下り(そしてマルキンスキー温泉)

温泉は旦那が最も楽しみにしているものの1つです。屋外だということで、この日のために買った水着をしっかり荷物に入れてアパートを出ました。

タクシーはモスクワに比べて安いのですが、この日は前日に比べて集合時間が1時間遅かったこともあり、バスで集合場所のアバチャホテルまで行くことにしました。前日、タクシーの前を走るバスの番号を確かめていたのでバッチリです。

バスで何分かかるかわからず、この日もまた早めに出てきてしまいました。今日乗る車のナンバーは「108」だと聞いています。ありました! 昨日とおんなじやん。ツアー会社のロゴが消えただけです。え、川に行くのも昨日みたいなとこを通るの…?

車に乗って待っていると、続々と今日のツアーに参加する人々が集まってきました。昨日ラクダ山を一緒に登った人もたくさんいます。2日目なので軽く会話をしながら集合時間の9:45を迎えました。…ガイドさんはどこだ。他に行くところもないし待てるんですが、ガイドさんへは集合時間を10分早めて伝えるべきだという気がしてきました。

そんなこんなで10:10、ガイドさんらしき人が乗ってきた瞬間に車はホテルを出ました。またずっと舗装された道を通り、昨日と同じところで英語ツアーのグループ(ロシア外から来ている人たちのグループ、ガイドさんは英語)を拾います。彼らを乗せて1時間ほど経った頃、車が停まりました。 道の駅みたいなところです。

ガイドさんの説明によると、ここから後1時間ほど走らないと川につかない。川に着いたらすぐ川下りをして、それからお昼ご飯だからめっちゃお腹が空くと思う。ここのピロシキは美味しいから、ぜひここでお腹を満たすことをお勧めする。だそうです。

いくつかお店が並ぶ中、「ピロシキの天国」という怪し…いえ、素敵な名前のお店に連れられて入ります。そこにはこれでもか!とピロシキが並んでいました。全て90p(180円)均一です。 写真では分かりにくいのですが、成人男性の手のひらくらいの大きさです。モスクワでよくみるピロシキはこの半分くらいでしょう。そう思うと破格の値段なので調子に乗って、私はカッテージチーズとブルーベリーのを、旦那は鶏肉とキャベツのものを買いました。旦那はブリヌイまで買っています。このサイズだと具が二種類入るんですね。

バスに戻って出発する前に食べることにしました。熱々で、中身も詰まっていて、私は白いシャツにブルーベリーの汁をこぼしたほどです(半泣きで貴重な飲み水を使って洗ったので綺麗に落ちました)。確かにこれまでで食べたピロシキの中で一番美味しく感じました。

聞いていた通り、そこから1時間ほどで舗装された道路を外れて、ガタガタ揺られながらも川沿いに到着。いくつかテントが建てられていました。 ここでガイドさんから衝撃の発言が…「さあ、今からお昼です」。

川下りをしてからお昼を食べるんじゃなかったのか。今お腹がいっぱいです。むしろピロシキはまだ少し残っています。 ただ、ここで逃してしまうともうないと判断し、決死の覚悟でテントの中に入りました。

ガイドさんの息子さんも夏休みだからかお仕事を手伝っていて(旦那さんもガイドをしているそうです)、彼が運んで来てくれたお昼はこちら。 サーモンのスープとフライにされた何か。ここは川沿いだし、昨日の山でも出たのだから、と魚だと思っていたのですが、なんと肉とのこと。おそらく鶏肉でした。そして蕎麦の実とサラダも添えられています。

昼食を食べ終わると、ボートの用意ができるまで散策していいと言われました。 今からここを流れるのか。楽しみです。

Пока!

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