モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

「アンナ・カレーニナ」

Привет!

また1週間が始まりました。夏はきません。ただ明日から20度台前半になり、太陽も出てくるようです!まさか23度で夏やと思う日が来るとは、一年前は考えもしませんでした。でもさすがにこの気温はロシア人から見てもおかしいようで、気温の変化で体調を崩していないか先生に聞かれました。

そんな気候もおかしく、トラブルも多い国ですが、芸術が素晴らしい国でもあります。これまで何度もバレエには足を運びましたが、この間はミュージカルに行ってきました。ロシアの作家、トルストイ原作の「アンナ・カレーニナ」です。 ボリショイ劇場の裏にあるオペレッタ劇場で上演しています。余談ですが、上の写真で縦書きで書かれているのが劇場名です。いつもこの"оперетта"と言う文字を初め"one(ワン)“と読んでしまう呪いにかかっています。その後は英語読みなら「ペッタ」になるはずですが、そこはロシア語読みで「レッタ」と読んでしまうのが余計辛いです。

ミュージカル「アンナ・カレーニナ」は2016年10月から始まりましたが、毎月中旬から下旬にかけてしか上演していないこともあってか、毎月チケットは売り切れが続いていました。インターネット上のチケット屋さん、ticket land.ruではかなりの高評価で、見たいなあと友人と話していたところ、6月最終日のチケットを抑えることに成功しました。先に結論から言ってしまうとかなりオススメです!!素晴らしい劇場体験ができるので、モスクワにお住みの方でミュージカルが好きであれば行ってみてください。そしてこの先演出上のネタバレをしますので読まないようお願いします(本や映画もあるのでお話し上のネタバレはしません)。ちなみに7、8月はお休みで、次の上演は9月の12日から24日だそうです。

どんなものか分からなかったので、1000p(2000円)の席にしたのですが、二階席の奥で少し見辛かったです。次はもう少しいい席にします。

そもそもアンナ・カレーニナはある女性、というかアンナの不倫の話です。サンクトペテルブルクに住む政府高官のカレーニンという夫を持ちながら、モスクワの兄夫婦のところへ遊びにきた時に若い将校に出会い、恋に落ちてしまいます。モスクワの駅から物語は始まるのですが、(ミュージカルなので)駅で踊っている人たちをよく観ると全員スケート靴ではありませんか。さすがロシア!ミュージカルを観にきて、フィギュアスケートを観られるとは思いもしませんでした。その時点で「観にきてよかった」と思いました。

当たり前なのですが、役者さん全員の歌唱力がすごい。劇団四季ではマイクを目立たないようにつけていますが、この劇場ではがっつり顔の横に見えていました。それでもマイクを通している感じはしません。ロシア語はやはり「シンデレラ」の時と比べると早くて聞き取れないところがほとんどでしたが、さすがの演技で何が起こっているのか、どんな話をしているのかは伝わってきました。

音楽はオーケストラの生演奏です。これだけたくさんモスクワ内に劇場があり、全てにオーケストラピットが付いていて、毎晩劇やバレエを上演していると思うと、どんなにたくさん音楽家がいるのだろうと思ってしまいます。同時になんと贅沢な観劇だろうと感じます。 そして今回は舞台芸術も面白かったです。初めのスケートもそうですが(ステージ上に氷があったわけではなさそうです)、動くスクリーンがステージ上を一瞬にして駅にしたり、お屋敷にしたり、農場にしたりするのです。その舞台芸術と、音楽と、演技が相まって自分もその場にいるかのような臨場感を出していたのは本当に見事でした。

あまりにも素晴らしかったので、カーテンコールの時も拍手が鳴り止みませんでした。すると、劇中歌を1つ披露してくれました(どこの劇場でもカーテンコール以降は写真を撮ってもいいことになっているようです)。 これはカーテンコールのとき。

劇場も歴史があるところで、開場前にシャンパンやワインが飲めたり、ちゃんとボックス席があったり、なかなか雰囲気のあるところでした。見辛いですが、ロビーに置いてあった舞台の模型がこちらです。

ロシアのお話をロシアで観られて本当に良かったです!一緒に行ってくれたお友達ありがとう!1つ欲を言うなら、劇中歌を集めたCDを売ってください…次までに研究したいです…。

Пока!

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