モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

水との戦い

Привет!

かつてこちらに書いた、お湯が出なくなった悪夢がアップデートされて帰ってきました!

電球の返品を無事にできたので達成感に包まれながら帰宅し、夕食後にお風呂に入ろうとした時です。うちはお湯の温度が一定(熱湯)なので、水を足して温度を調節します。その水がいくら蛇口をひねっても出てきません。慌ててキッチンや洗面台も確かめましたが、家中お湯しか出ませんでした。トイレだけは一度流れましたが(タンクに溜まっていた分だと思います)、それ以降は流れなくなってしまいました。お湯が出ない時に水風呂の辛さを知りましたが、まだ沸かせばお湯はできます。お湯しか出ない時にはお風呂はどうしようもないのですね。火傷しないように試行錯誤しながらなんとか終えました。

それにしても、お湯が出ないのはまだ分かります。水が出なくなるとは思いもしませんでした。ロシアは水道管とお湯管が別に通っているので、起こり得る事態ではあったのですが、なんとなく納得がいきません。外は雨が降っていて、周りに水分はあるのに使えない辛さ。飲料水が別で良かったです。

翌朝、管理人のところへ助けを求めに行こうかとしていた午前9時半ごろ、突然ボコボコと言う音が聞こえてきました。これはもしかして水が通り始めた!?と蛇口をひねると、無事に水が戻ってきていました!これで生きていける!

しかし、その喜びは新しい問題にぶつかってすぐに消えることに。もともと我が家のトイレは一度流すと水が止まらなくなることが時々ありました。それが断水中に私がタンクを空にしてしまったため、センサーが本格的に壊れてしまい、とうとう水が全く止まらなくなったのです。待てども待てども止まらないので、管理人さんのところへ結局行く羽目に。

前回の電球事件の時に自分で自分に電話をかけていた、少し天然な管理人さんがこの日の担当でした。かなり不安になりながら問題を伝え、家まで見にきてもらいます。「あー、これは業者さんを呼ばなあかんな。とりあえず電話してみましょう。番号は覚えているから大丈夫ですよ」…信用できませんが、言われた番号にかけてみます。人工音声で「番号が間違っています」と言われました。ほら!

結局二回ほどこんなことを繰り返したところで管理人さんも不安になってきたらしく「管理人室の電話でかけてあげるから家で待っていて!」といってしまいました。

15分後、チャイムがなりました。業者さんです!管理人さんありがとう! 黙々と作業する業者さん。この時はまだ私にも写真を撮らせてもらう余裕がありました。

20分ほどの作業の後「ほら、これで水は止まりましたよ。ですが、この部品がもう古くなっています。交換しなくてはいけないので、買ってきて、また呼んでくださいね。それじゃ」と行こうとする業者さん。「ち、ちょっと待ってください。今日?」「今日」「どこで買えるんですか」「家の部品を売っているお店です。どこにあるかご存知ないですか?」「知らないです」「◯◯通りの何番地だったかな…あ、ペチョーラシカというスーパーの横ですよ」ペチョーラシカといえば我が家がお世話になっている超庶民派スーパーではありませんか。あまりにもメジャーなスーパーなので、この周りだけで4つあります。「なんという部品ですか?書いてもらえますか」「あ、そうですね、はいどうぞ」 「これですね、分かりました」「ではまた後で」部品って自分で買いに行くものなんですね…。

慌てて用意し、マンションを出る時に「今から部品買ってくるので、帰ってきたらまた電話して業者さんを呼んでください」と管理人さんに伝えると「あ、彼からもう聞いていますよ!頑張って」「あの、お店の場所ご存知ですか…?」「どこだっけ…多分あっちの方へいって、ペチョーラシカの横だったはずです」ペチョーラシカがキーワードだということは分かりました。

雨の降る中、近所のペチョーラシカを回ってもらった紙を見せながらお店を知らないか聞いて回りました。みんな店員さんは親切なのですが、あっちにあるんじゃないか、こっちにあるんじゃないかと様々な方向を言います。途中、知らない場所にもペチョーラシカがあるのではないかと住宅街に迷い込んでしまい、唯一見つけたお店がペットショップだったということもありました。後もう少しで部品の代わりに子猫を買うところでした。

最終的にあるペチョーラシカで店員さんに地図のアプリを見せながら「ここにお店の名前を入れてもらえませんか」とお願いすることに成功。ロシアにある専門店はお店1つ1つに名前がなく「花屋」「靴屋」など種類しか書いていないことが多いです。その店員さんに書いてもらった「家の部品屋さん」は一番近いところが1km先でした。これなら歩いていけそうです。

着きました!! すぐ中のお兄さんに紙を見せて商品を出してもらいます。500p(1000円)ほどのその部品を握りしめて、お店を出ると横にペチョーラシカがありました。ほんまやったのか。

実際歩いてみると隣駅だったので帰りは電車です。マンションを出てから二時間、やっと帰り着きました。管理人さんに電話をしてもらうようお願いし、私は家へ。5分もすると、やってきてくれました。「これ?」「そうそう、これで大丈夫」との言葉でやっと安心しました。 手首から肘くらいまでの長さのパイプです。

業者さんはトイレを解体しながら作業をしてくれ、一時間後には「できたよ!」と教えてくれました。「これでもう大丈夫ですよ。あ、でももう1つのパイプも古くなってきていて、すぐには交換しなくてもいいけど、時間ある時にまた買っといて。壊れたらまた呼んでくださいね。今回のお代は500pです」え、1000円でいいんですか!しかし、業者さんが帰った後には変えたパイプのゴミと、水浸しの床が残されていました。

こうして、水との戦いは終わりました。それにしても出たり出なかったり、忙しいやつです。そして毎回旦那がいない時にトラブルが起きるのは何かの試練なのでしょうか。そろそろ自分で修理したいところです。

Пока!

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