馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ちょといい市場

Привет!

家の周りはそんなに市街地ではないのですが、一番近いキオスクのあたりに大きな車がたくさん停まっていました。その周りではスタッフらしき人々がおそらくドラマか映画の撮影の準備をしています。ドアが開いている車があったので横を通り過ぎる時にちらっと見てみると、中はメイク室のようでした。周りに有名人いないかなーというミーハー心が一気に出てきます。最近ではテレビCMを見ていても、よく見る番組の司会者だったり知っている女優さんが出てくるのが分かるようになりました。それにしても、今朝のはなんの撮影だったのかなあ。ドラマにしろ映画にしろ私がその作品に出会える可能性はほとんど0に近いですが、いつかうちの近くをテレビで見られたら面白いです。

そしてそんな大きな車がたくさん停まっているのに、すぐ横ではおばあちゃんがビニールシートを広げて果物やジャムなどを普段通りに売っているところがロシアっぽいなあと感じました。別にいいけど、おばあちゃん達車に気をつけてね。そこ退いて!とか言われなかったんですね。心が広いというか、細かいことは気にしないというか…。ただ、ちょうど昨日私もそこでチェリーを買ったところだったので普段より気にかけてしまいます。あ、チェリーはめちゃくちゃ美味しかったです!

初めはこういうところで買うのはなかなか勇気が必要で、買えるようになったのは最近です。それまではスーパーで売っていないような野菜を買うときは"рынок(市場)“と書いてあるところへ行っていました。そのうちの1つがこちらです。

Усачевский рынок(ウサチェフスキー ルイノック)は最近できた(リノベーションされた?)市場で、メトロ赤線スポルティーブナヤ(Спортивная)駅から歩いて10分かかりません。фрузинская駅からだと20分近くかかりました。

母のロシア最終日、来る前に聞いていた「食べたいものリスト」はほとんど制覇していました。ただ1つ、ウズベキスタン料理「プロフ」を除いて。この市場には、入り口の反対側の壁際にフードコートがあります。そこでプロフも、そろそろロシアとその周辺国の料理にも飽きてきた旦那のための料理も食べられるはずだ!と思いついて二人を連れて行きました。角の奥まったところにプロフ屋さんがあります。 「平日のプロフ」と「祝日のプロフ」の二種類があって、それぞれ300pちょっと。母と二人で1つずつ頼みました。プロフとは、野菜とお肉をお米と一緒に炊いたもの。香辛料が少し入っているピラフみたいなものです。この「プロフ・ドット・コム」というお店は美味しいし、お皿も可愛いしで、母も満足してくれました。これでリスト完全制覇!

また、フードコートのうちの1つのお店では「普通の」お寿司が食べられるということでいつも日本人だと思われる方がいらっしゃいます。旦那は寿司5貫と味噌汁を頼んだのですが、お寿司が出てくるのが少し遅くてお味噌汁を先に飲み終わってしまっていました。味は日本のお寿司そのもので美味しいそうなのですが、その量で1000p(2000円)をくだらないのでやはり日本食は高いなあと感じました。

元々この市場に友達が初めて連れてきてくれた時に行ったのはグルジア料理屋さん。これ入り口入ってすぐ、右手にあります。 ランチセットを頼むとイートインコーナーで食べられました。奥の椅子は天井からつられているので、ブランコに乗りながらご飯を食べるという貴重な体験ができます。

メニューはほとんどグルジア語の単語だと思うのですが、発音ができてもどんなものか分かりません。ただ、レジ横の画面で写真とともに紹介してくれます。それを見ながら気になったものを頼みました。 これで250p(500円)!そして各テーブルにロシアでは本当に珍しいことに、無料のお水が!お店の端には手を洗える水道まであります!感激してしまいました。

お友達によると、ここのハチャプリ(チーズや卵がのっているパン)も美味しいらしいので、今度お持ち帰りしたいと思います。

Пока!

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