モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

ユーリエフ修道院

Привет!

もう20度台前半を維持するようになった気温にまだ慣れません。上着を着ていないと心細くて、スプリングコートをきて出かけては暑くて後悔する、という日々です(学習ができない人)。

さて、野外博物館を見終わったので、市街地に戻るバス停を探します。バス停自体はすぐ見つかったのですが、時刻表がない…。携帯によると相変わらず49分間隔でバスが走っているようなのですが、ここで一時間近くもぼーっとしているのも時間が勿体無いので、ここへ来る途中でタクシー運転手さんが教えてくれた修道院へ行ってみることにしました。ちなみにここでタクシーを呼べばいいのではないか、というツッコミには、市街地ではないので「サービス外」だった、と反論しておきます。

一本道だったのですが、歩道もなく、車もほとんど通らなければ人は歩いておらず、何よりどんよりした空を見ているとどんどん心細くなってきます。10分ほど歩いたところで着きました。 世界遺産にもなっているユーリエフ修道院の入り口である鐘楼です。ちなみにこの中にはカフェがあると書いてありました。それにしても人がいません。

なんとこの修道院、1030年にできたそうです。ほとんど1000年前!改修作業は少しずつ進んでいるそうですが、世界の果てに来てしまった感は拭えません。またその感じがこの修道院に趣きを出しているとも言えます。そして目玉は1119年に建てられたと言われるゲオルギー聖堂です。 中にはロシア正教の聖堂らしく、壁一面にびっしりとフレスコ画が描かれています。

やはり時の流れに逆らえず、ほとんどが復元されたものだそうですが、オリジナルは窓枠の近くに少し残っていると地球の歩き方が教えてくれました。

そう言われて注意深く見ていくと、ありました!少し見えにくいですが、左側に薄く残っています。 ただ、他の壁の部分は剥がれていますね…。900年の重みを感じます。足元にはおそらく有名な人のものだと思われる棺が置かれていました。

近くにはスパスキー聖堂もあります。そちらの方が比較的新しいようでした。他の聖堂が天井が高いのとは対照的に、こちらのスパスキー聖堂は天井が低く、壁が白かったのが印象てでした。

このユーリエフ修道院ではおそらく韓国から観光客の方が真摯に祈っておられました。そもそも修道院や聖堂はそういう場所なんだ、と思い出します。

さあ、そろそろバスは来たでしょうか。約1kmある一本道を野外博物館の方へ歩き始めます。後ろから車が来る音が聞こえるたびにバスかと期待して振り返るのですが、乗用車ばかりです。バスなんて実は存在しないのではないか、いざそうなったらどうするか…と考え始めました。そうやって歩きながら振り返ること数回目、バス停が見えてきたというところまで来た時、ようやく後ろからバスが来ました!そしてもちろんバスの方が早いので追い抜かされます。あれに置いていかれたら帰れないので、必死でバスの後ろを走って追いかけました。

いや、絶対間に合わない、目の前でバスが行ってしまう…と半泣きで走りましたが、なかなかバスは出発しません。どうやら野外博物館帰りの小学生たちが大量に乗り込むのに時間がかかっているようです。みんなのおかげで路頭に迷わずにすんだよ、ありがとう。なので、バスは小学生でいっぱいでした。この子供でいっぱいのバス、既視感…(ツァールスコエ・セローからの帰り道も同じ状況でした)。20分ほど乗って、クレムリンの壁が見えて来たところで降りました。なんとか帰ってこれたー!

私たちはこんなギリギリの帰り道でしたが、もしバスが来なければ(そんなことがあるかわかりませんが)、野外博物館の前にレストラン兼ホテルがあったので、そこでタクシーを呼んでもらえると思います。おそらく。

さて、次はメインのクレムリンです! Пока!

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