馬耳風風 (ばじ カザフう)

2016年7月末〜 2018年8月 モスクワ/2018年10月〜 カザフスタンのアスタナ

ノブゴロドへ

Привет!

今日はプーチン大統領に国民が直接質問できるホットラインがあるそうです。朝のニュースでもずっと画面の端に「ホットラインまであと○時間○分○秒」と出ていました。日本でも初めて中継されると聞いて、関心の高さがうかがえます。 ついでに興味があるかわかりませんが、現在(朝の9:30ごろ)で気温は8度です。夜寒かったからか、6月に雪が降る夢を見ました。

さて、サンクトペテルブルクの観光を終えて、ロシア最古の街とも言われるノブゴロドへ向かいます。移動手段は、バス。2日前に場所の下見も兼ねて街の中心部から少し離れたところにあるАвтовокзал(アフトバグザール)と呼ばれる長距離バス乗り場へ赴き、チケットを購入していたのです。一応こちらでバスの時刻表は調べることができますし、チケット売り場にも各所への時刻表が分厚い冊子になって置いてあるので、希望の日時、人数を伝えると買えました。 ロビー自体はこじんまりとして薄暗い印象でしたが、バス乗り場はこんな感じ。 発車10分前になるまで何番にバスが来るのかわかりません。ロビーに置かれた電光掲示板を注意深く見ておきます。そこにずらっと並んだ行き先を見ていると、知らない街や遠い街も書かれていました。時には違う国の都市名も。他の国と地続きなのだ、とこの時はっとしました。

さて、10分前になったので指定されたバス乗り場へ行きます。 隣の番号にも同じ時間に出発するバスが停まっていました。そちらの方にはどんどん人が乗って行き、運転手さんにパスポートとチケットを見せています。こちらのバスは…停まっているだけで運転手さんがいません。そうこうしているうちに空いているドアからお客さんが乗り込み、場所取りをし始めました。ついに3分前になって小走りで運転手さんがやってきて、タイヤの横の荷物入れを開けて くれます。あれ、荷物預けるのに50p(100円)って聞いたけど何も言われないなーと思いつつも預けました。

乗り込む時にチケットを見せようとすると、時間がなかったからか「後でいいよ」というようなジェスチャーをされます。後っていつだ…。結局、何事もなかったかのように時間通りにバスは走り始めました。 サンクトペテルブルクを後にして、ものの30分も走るとこんな景色です。本当に農業大国だなあ…という景色が続きました。牛や羊を見かけたときはテンションが上がります。

二時間ほど経ったところで、突然バスが止まりました。どうやら休憩のようです(案内全くなし)。バスを降りると、モーテルと小さな店があるだけでした。 自転車でロシアを回っているらしい中国人の団体に話しかけられましたが、中国語だったので全くわかりませんでした。なんだかすみません。

20分くらいぶらぶらしてバスに帰って来ると、運転手さんはまだ帰ってきていませんでした。またバスの外に出て、腰を伸ばしていると、モーテルの方から運転手さんが歩いて来るのが見えて、慌ててバスに乗り込みます。運転手さんがバスに乗り込むやいなやバスが走り出しました。人数確認とかいいの…?誰か置いて行っててもわからないし、ここで置いていかれた人には絶望しか残されない気がします。

また二時間ほど走って、突然街中に来ました。ノブゴロドです!終点のノブゴロドのアフトバグザール(バス乗り場)に着き、お礼をいってバスを降りました。 こんなバスでした。お世話になりました。…あれ、チケットは結局確かめられなかったな…?無賃乗車可能やん…

さあ、次回からノブゴロド編の始まりです!пока!

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