モスクワ奮闘記

2016年7月末にモスクワに引っ越してきました。

ペテルゴフ(宮殿編)

Привет!

部屋の中にいると外の気温が分からず、しばらく窓から外を歩いている人を観察していたのですが、長袖シャツに上着を羽織っている人もいれば、半袖で歩いている人、ダウンを着ている人まで歩いて来たので大混乱に陥りました。結局シャツに薄手のカーディガン、上着を着たのですが、私にはちょうど良かったです。今ダウン着ている人は真冬どうしてたの…?

さて、3日しかないサンクトペテルブルク滞在を満喫するために毎日のメインを決めていました。1日目はツァールスコエ・セロー、そして2日目はペテルゴフです。ペテルゴフとはこれまたサンクトペテルブルクの市街地から30kmほど南西に行ったところにあるピョートル皇帝の夏の宮殿及び広大な庭園を指します。 この日も天気が良かったので素敵な写真が撮れましたが、風下からこの写真を撮った時はまあまあ濡れました。奥に見えているのが宮殿です。

ここへはサンクトペテルブルクの中心にあるエルミタージュの裏から船でネヴァ川を進み、たどり着くことができました。インフォメーションセンターに行くとネヴァ川沿いに2つほど船の乗り場がある(運営している会社が違うそうです)と聞きましたが、今回使ったのはエルミタージュの真裏にある船着き場の方です。もう1つは見つけられませんでした。あらかじめ場所と時間を確認していたおかげで、当日の朝はスムーズに行けました。エルミタージュ側からペテルゴフへは朝の10:00から17:00まで30分ごとに出港しています。帰りは11:00から18:00までの間で30分ごとです。片道35分ほどかかります。また片道チケットなら800p、往復なら1400pでした。 チケット売り場はこんな感じ。右奥にチラッと見えている緑色の壁はエルミタージュです。10:15ごろに着き、チケットを買おうとすると何か紙が貼ってあります…「天候が悪化する可能性があるので片道チケットのみしかご購入頂けません」なんだって…!チケット売り場のおばさんに聞くと「そうなんです…でもこのレシートを帰りのチケット売り場で見せてもらえたら600pにしますよ」とのことでした。帰りまで天気が持つように、無事に帰って来られるように祈りながら船に乗り込みました。 ひたすら海。どんどん岸から離れて行くので「ついにフィンランドへ着いてしまうのではないか」と心配になりながらも、市街地から離れたサンクトペテルブルクの街並み(かなり工業地帯です)も見ることができました。船の中ではサンクトペテルブルクのグッズを売りに来ています。本やDVDを初め、結構派手な傘まで広げてプレゼンしていました。こんな晴れた日に傘を買う人がいるかいな、とこの時は思っていました。

やっとペテルゴフに到着!桟橋を渡ると、チケット売り場にぶつかりました。ここで買えるのは「下の公園(нижний парк)」のチケットなのですが、すでにインターネットで買っていたので引き換えるだけでした。ただ、普通のチケットブースで引き換えなければならないので、ここのチケットは現地購入でいいと思います。 入場すると、ひたすらまっすぐの道を歩きます。所々にレストランの案内があったり、ハンバーガーやアイスクリームのスタンドがあったり、リスが遊んでいたり、散歩にぴったりです。写真左手に見えている川をさかのぼるように歩いて行くと大きな噴水があります。その上には宮殿、そして宮殿の奥に「上の庭園」があります。北方戦争に勝ち、大国となったロシアにふさわしい宮殿を、と時の皇帝ピョートル1世が建てたこのペテルゴフは、宮殿(上の公園)と下の公園の落差を利用して作った噴水で有名です。 それがこちら。ここだけで銅像が37体、噴水は64個あるそうです(地球の歩き方より)。そして真ん中にいるのはライオンを倒すサムソン。1700年から1721年の大北方戦争でスウェーデンに勝利したことを記念して作られたので、ライオンがスウェーデンを、サムソンがロシアを表しています。かっこいいのですが、ずっと見ているとあまりにもライオンの口から出ている噴水でサムソンがずぶ濡れなのでかわいそうになってきます。

階段を登りきると宮殿が。ツァールスコエ・セローのエカテリーナ宮殿と同じく横に長いので、人がたくさんいるところが12:00から開くというチケットブースの列だろうと最後尾に並んでいると、急に肩を叩かれて「ここロシア人だけやで」と言われました。なんてこった、と周りにいた警備員の人に聞くと、反対側だと言われます。そちらはもうすでに入り口が開いており、11:50ごろにはもう入れました。12:00からという情報はなんだったんだ…。

中は一切撮影禁止だったので写真はありませんが、部屋ごとに違った見事な内装でした。他の宮殿と違うのは、戦勝記念で建てられているので爆破された船や戦争の生々しい様子が描かれて飾ってあるところでしょうか。また、ある部屋はエカテリーナ宮殿のような「絵画の間」になっていたのですが、描かれているのは若い女性だけ。ちょっと怖くなって係の人に尋ねると「貴族や村娘など、国中の若い女性をモデルにして描かれたんですよ」とのことでした。寝顔とかもあるんですけど…。宮殿の中は豪華な部屋の鑑賞から始まり、最後はそれぞれの部屋の裏にある小間使いの部屋を見て終わる、という順路になっていました。ちょうどその間にあるピョートル1世の秘密の部屋には木製の調度品が置かれていて、それまでの金で飾られた部屋とは違って落ち着いていたので少し親近感が湧きます。

さて、次回は噴水の鑑賞です! Пока!

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